前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

東芝労組北九州支部ユニオン

2006年10月28日 | Weblog
 東芝労組北九州支部ユニオン・アカデミーに一日参加しました。支部ユニオンで税金や年金問題を学習するものです。小グループに別れ、日本の年金や税金に関する問題点や民主党に期待する政策を自由に討論して、各グループで発表しました。私は、コメンテーターとして適宜、論点整理や政府案と民主党案の比較等のコメントをいれる役割でした。
 税金・年金の無駄遣い、役人の天下り、社会保険庁等への厳しい批判が印象的でした。サラリーマンの場合、給料から税金や年金が天引きされる一方、自営業者の所得の把握が不十分でその結果税金や年金の取り漏れが発生していることに対する不平等感は大きなものです。
 今回の討論の結果を是非とも民主党の税制調査会、財金部門などでの今後の討議に生かして生きたいと思います。

日銀総裁への質問準備

2006年10月26日 | Weblog
 参議院財政金融委員会で日本銀行福井総裁への質疑を11月2日に行います。民主党からは、平野達男委員と私が質問に立つ予定です。
 一週間後の質問に向けて、現在精力的に調査や分析を行っております。福井総裁の村上ファンド投資問題を受けて、日本銀行の企業としての統治や運営が適切になされているかが私の今回の関心の一つです。日本銀行に国民から委託された責任を十分に果たしているか、またその受託者責任に対して利益相反行為は行っていないか、審議する予定です。
 金融商品取引法が前国会で成立しました。上場企業は、日本版サーベンス・オクスリー法により会計監査制度の充実と企業の内部統制強化を求められております。残念ながら日本銀行は、会計監査や内部統治の点で民間企業に一周遅れの状態だと言わざるを得ません。
 出張旅費に関する不正請求問題の処理、福井総裁の投資問題の処理、戸田分館への過剰投資、システム等の随意契約と契約企業への天下り問題、金融政策など重要な内部情報の漏洩問題など、枚挙に暇がありません。
 日本銀行の政府からの独立はきわめて重要な問題です。しかしそれは、金融政策の面での話です。またそのことを強化するためには、内部統制強化と会計監査制度の充実が必要であると主張したいと思います。


衆議院補選2敗

2006年10月23日 | Weblog
 昨日実施された神奈川16区と大阪9区の衆議院補欠選挙に民主党は2敗しました。残念な結果になりましたが、今回の経験をばねに次の選挙につなげて行きたいと思います。地元では、福岡市長選挙、北九州市長選挙が行われます。安心と安全な生活の確保に向けて、きっちり政治活動を行って行きたいと思います。
 安部政権の内部で核保有をめぐる議論がなされておりますが、このことを含めて安部政権のタカ派路線が信任されたという考え方には承知しかねます。安部政権のさらなる右傾化を阻止するのも野党の責任です。来年7月の参議院選挙に向けて、政権交代可能政党としての民主党の存在感をこれからきっちり示して行きたいと思います。

安武敬老会、ポレポレ祭り、荒木祭り・・・。

2006年10月22日 | Weblog
 地元での週末の一日を紹介します。
 早朝に10キロほどジョギングして体調を整えた後、朝食を取り活動開始。安武校区の敬老会に出席し、お祝いの挨拶をした後、近くの知的障害児施設「ポレポレ」で開催されているポレポレ祭りに参加しました。施設関係者と談話し、昨年国会を通過した障害者自立支援法による障害者の1割負担が大変な重荷になっているとのことでした。民主党は、臨時国会で同法の見直しを提案しておりますが、国会での活動に意見を反映させます。
 午後は、隣町の荒木祭りに参加し、挨拶をさせていただきました。久留米南商工会の皆さんと談笑することができ、来週30日の久留米での勉強会の宣伝もちゃっかりしておきました。その後、西日本観光タクシー労働組合の定期大会に参加しました。タクシー労働者の厳しい労働条件に関してヒアリングを受けました。
 次は、久留米市から福岡市に移動して、福岡市長選予定候補の吉田宏後援会事務所で打合せをしました。福岡市長選まで後一月を切ってきました。打合せには自然後力が入ります。
 夜は、福岡連合ユニオンの10周年及び記念誌発行パーティに参加しました。雇用の格差に真剣に向き合っている連合ユニオンの活動を理解することが出来ました。国会での活動に反映したいと思います。


北橋健治事務所開き

2006年10月21日 | Weblog
北橋健治ハートフルクラブ事務所開きが、北九州市ウェルシティ小倉にて開催されました。衆議院北橋健治さんの北九州市長選出馬に向けて、市民による北橋応援団であるハートフルクラブが事務所を開くことになりました。
 北九州市政の新しいコンセプトは、ハードからハートフルです。公共事業を期待した箱物行政から、市民の生活に根ざした福祉・教育・子育て等の行政への転換が争点になりそうです。

補選と統一地方選の応援

2006年10月20日 | Weblog
 今日は、朝6時前に東京の自宅を出て大阪9区補欠選挙の応援に行きました。これまで度々選挙応援に茨木市に入りましたが、今回は同選挙区の池田市に入りました。市内中いたるところに選挙ポスターや政党のポスターが貼られており、選挙戦の白熱が感じ取れました。今回の補選は、来年4月の統一地方選や来年7月の参議院選挙の行方を占う前哨戦ということで大変力が入ります。
 池田市で選挙応援終了後、一路新幹線で北九州市に直行しました。夕方6時半より、民主党公認福岡県議会議員予定候補の「いずみひでおを育てる会」が市内の会場で開かれました。会場は、いずみひでおさんの支援者で大賑わいでした。北九州市長候補の北橋健治さんも会場に駆けつけて、北九州から政治を変えるという熱気に満ち溢れました。
 福岡市内の自宅にたどり着いたのは深夜になりましたが、今日は、一日中選挙応援の日でした。

日独の共通点

2006年10月17日 | Weblog
(写真は、ベルリンの壁の跡) 

 第15回日独フォーラムがベルリンにおいて開催されました。日独両大使を始め、両国の議員、外務省首脳、経済界代表、学会代表など、日独から総勢30名弱が参加して、活発な議論を行いました。
 会議に参加して、改めて日独は類似点が多く、また両国が共同して共通の難問に取り組むべきであると痛感しました。少子高齢化、社会保障費の増大、財政赤字の拡大、若年層の高失業率と教育制度の疲弊など、多くの共通点があります。日本にとり、人口減少社会が現実のものになってきました。移民政策や出生率引き上げのための子供政策など独の政策は大変参考になります。現在独には、人口の約1割が移民です。治安の悪化や移民の雇用や社会保障への影響も指摘されました。しかし年金制度や老人医療の破綻を回避するためには、移民の労働力も不可避です。今後日本が本格的な移民政策を作成する上でも十分参考になりました。
 グローバル化とIT化による痛みの面が話題になりました。独は、経済社会のアングロサクソン化に対して抵抗があります。特に旧東独を抱えている手前、競争や市場経済による格差の拡大には、日本以上に大きな抵抗があります。このことからも17年を経た独においても東西独の統合負担は現在も続いているということを痛感しました。韓国と北朝鮮の統合するとすれば、そのコストは独の数倍になるという指摘もありました。このことが、韓国や中国の対北への政策に影響しているという指摘は説得的でもありました。
 人口動態の変化による社会の停滞を打ち破るために、イノベーションによる労働生産性の向上が必要なことは全員の一致項目です。研究開発投資を促進し、大学・研究所の競争力向上などが日独両国の課題です。
 戦後の敗戦から蘇生した世界2位と3位の両経済大国が一致して、国際政治や経済等の分野で協力していくことは非常に重要であるという認識を新たにした会議でもありました。

日独フォーラムに参加

2006年10月10日 | Weblog
 明日から、日独フォーラムに参加するためベルリンに外遊します。今回のフォーラムは、日本から茂木友三郎キッコーマン(株)会長を座長として、政官財から合計11名が参加します。政治家としては、小坂憲次前文部科学大臣と私の二名です。
 「日独両国における社会、経済、政治情勢の変動」、「地域的安全保障に対する脅威への日独両国の対応」、「高齢化社会の経済的、社会的諸問題」等々タイムリーなテーマで日独の経済、政治、行政、学会の著名人を交えての国際会議です。北朝鮮の核実験により、東アジア情勢が大きく変化しました。東西ドイツの統合の経験が、どの程度朝鮮半島に応用できるかも勉強のテーマの一つです。出発を前に、有益な会議になるように日独の諸問題をしっかり勉強しております。

北朝鮮の核実験に断固抗議!

2006年10月09日 | Weblog
 本日の北朝鮮の核地下実験は、有ってはならない蛮行である。断固抗議するとともに、経済制裁強化、金融制裁等、速やかに対応すべきである。また国連と同一歩調で、国際的な北朝鮮制裁、包囲網を築き、二度と蛮行を実施することがないように圧力をかけるべきである。

アサヒ労組定期大会

2006年10月07日 | Weblog
 アサヒ労組の定期大会が、久留米市にて開催されました。アサヒコーポレーションは、現在労使一体となり経営再建中であります。同社は、地元ゴム産業の有力企業の一つとして長らく中心的役割をしてきましたが、90年代に入り中国等から廉価な靴が国内市場に流入するようになり厳しい経営を強いられることになりました。
 古賀委員長の挨拶や大会資料から、ブランドの再構築や企業価値の向上に労使が一体になり取り組む姿が印象的でした。靴などのようにコモディティ(日用品)の分野では、中国の廉価な労働力に押されて日本の製造業は危機的状況にあります。このような状況は、決して第二次産業にとどまるものではありません。光ファイバーなどの情報通信技術の進歩により、中国との激しい競争にさらされる分野は、コールセンター等の事務・サービス産業にも波及しようとしております。このことが、単純作業を中心としてなかなか賃金が上がらず、またコモディティ商品を中心になだらかな物価下落が続いていることの背景であると考えられます。
 アサヒの労使一体となったブランドの構築、付加価値の追求といった試みは、これからの日本の産業のとるべき道として大変参考になると思います。トーマス・フリードマンの「フラット化する世界」現象が身近なところで起こっていることを思い知らされた定期大会でした。


八女市国政報告会

2006年10月06日 | Weblog
 今日は午前中は、国会で活動して、午後地元に空路で戻りました。福岡市内で一件用事をすました後、高速道路に乗り、大至急八女市に向かいました。八女市国政報告会が民主党福岡七区支部主催で開催され、私も古賀一成衆議院議員、岩本司参議院議員とともに、来賓として同会に参加しました。私は、財政金融の現状と安倍政権の同分野での課題に関して、25分程度の報告を行いました。
 その後福岡市にとんぼ返りして、原土井病院福院長原さんを中心として勉強会に出席しました。この勉強会には、毎回、医者や公認会計士、役人、議員など雑多な職種の人が参加して、地方行財政、福祉・医療制度など生活に密着した問題を勉強しております。今回は、福田宗像市会議員による宗像市の財政を題材にした地方自治体の現状と課題がテーマでした。三位一体改革や市町村合併などに関して、理想と現実の乖離など地方自治体が直面する諸問題を理解することができました。
 国会が始まり、金曜日はこのように国会と地元での日程をこなす忙しい日となります。



財務金融部門会議

2006年10月05日 | Weblog
 本日8時より財政金融部門会議が行われました。池田ネクスト財務大臣、峰崎ネクスト金融大臣以下、部門のメンバーが一同に会して部門会議の運営方針や今国会提出法案に関する意見交換を行いました。その後、金融庁や経済産業省に「保険金未払問題」、「消費者信用団体生命保険」に関するヒアリングを行いました。
 私は、今後民主党ネクスト財務副大臣という立場で部門会議を引っ張っていくことになりました。与えられた仕事をきっちりこなして行きたいと思います。

国会開催中の一日のスケジュール

2006年10月03日 | Weblog
 本日は、早朝から夜遅くまでみっちりスケジュールが詰まっており、大忙しでした。朝8時より福岡市幹部との懇談会に出席し、次に参議院民主党国対役員会、参議院議員総会、議員運営委員会、その後参議院本会議に出席してあっという間に午前中が終わりました。その後、民主党財政金融部門役員会、事務所電話会議、大手証券会社社長訪問、「地球規模問題に取り組む国際議員連盟」勉強会、信託業法勉強会と分単位のスケジュールでした。夜は、会食を伴った会合が二つ入っており、帰宅は深夜になりそうです。
 特に国会の開始直後は、このように強行スケジュールになってしまいます。臨時国会の会期終了の12月15日までは、議院運営委員会や国会対策の仕事が中心になりそうです。

10月の主要な勉強会予定

2006年10月01日 | Weblog
 臨時国会開催期間中ですので、今月は国会中心の日程をこなしています。特に今回から国会対策副委員長と財政金融委員会理事という仕事が加わりましたので、時間に追われるような日程をこなす日々が続いています。
  それでも月に2、3回は勉強会や国政報告会を行い、支援者との意見交換を続けるという基本線は守っていく予定です。以下主な勉強会・国政報告会の予定です。

●6日  八女市国政報告会      (福岡衆7区主催ゲスト講演者として)
●19日 第10回東京朝食会      (国会近くのホテルにて) 満員御礼
●23日 第2回北九州勉強会     (金融・財界、中小企業経営者対象)
●30日 第2回久留米勉強会     (金融・財界、中小企業経営者対象)