前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

街頭演説、経産委理事懇談会等

2013年09月30日 | Weblog

 今週は、天神交差点前の朝の街頭演説から始動しました。小雨がぱらつく天気だったため、通行人の多くが地下街をとおっているため沿道には通行にがまばらでした。それでも通行人と交差点を通る車に対して、街頭演説を行いました。この後は、今週金曜日夕方にホテルセントラーザ博多で開催される「大久保勉君を励ます会(政治資金パーティ)」の準備や支援者訪問を行いました。

 今週は、参議院経済産業委員会理事懇談会が明日の午後に開かれます。東京電力福島第一原子力発電所の汚染水漏れ問題等に関して、閉会中審査の要求を政府与党に呼びかけており、その詳細を打ち合わせることが目的です。通常国会が6月中旬に閉会し、8月に議長、副議長を決定するため1週間足らず臨時国会が召集されただけで4か月近く国会が閉会しています。この間汚染水漏れ問題だけではなく、TPP問題、消費税と税制改正議論、JR北海道のずさんな安全管理対策等、国民が関心を持ち、国会で審議すべきテーマが山積しています。先週の9月25日には、野党5党合同でで参議院議長に対して早期の国会召集の要請を行いました。明日から10月です。早期に臨時国会が召集することを安部政権に要求したいと思います。

 


自治労定期大会等

2013年09月28日 | Weblog

 昨日、本日と朝倉市で自治労福岡県本部定期大会が開かれました。本日の朝一番に激励に定期大会を訪問しました。彼岸も過ぎて気候も大分よくなってきましたが、このころになると多くの団体の定期大会が開かれます。今日は、この他JAM九州山口定期大会、林野労組定期大会等が開催され、来賓として出席しました。

 来週から10月になりますが、6月中旬に通常国会が閉会した後、参議院選挙後の一週間ほどの臨時国会を除いて長期間国会が開かれていません。私が属する経済産業委員会では、福島原発の汚染水問題を審議するために閉会中審査を近い内に行う報告で与野党で協議中ですが、それが実現したにしても4か月間ほとんど国会が開かれていないという状況は異常と言えます。安倍政権の政権運営は、国会審議をなるべく避ける方向で行っているようにしか見えません。一日でも早く臨時国会を開き、福島原発汚染水問題に加え、TPP、消費税等の税制、成長戦略と規制改革等の重要課題を議論すべきだと主張します。


OECD広報局長の表敬訪問

2013年09月26日 | Weblog

 Gooch OECD広報局長の訪問を参議院経済産業委員会を代表して受けました。来年日本がOECDに加盟して50周年を迎えます。その50周年記念行事の打ち合わせ等を行いました。来年の4月にOECD事務総長が来日され、またゴールデンウイークには、OECDと国会等との関連行事が企画されています。是非とも成功に導きたいものです。

 今日の会合では、G20や国連、IMF等の様々な国際会議や国際機関がある中で、OECDの果たす役割に関して意見交換もしました。OECDには、1200名の職員を要する世界屈指のシンクタンクです。日本は、米国に次ぐ拠出金提供国であります。日本からは、玉木林太郎元財務官が事務次官に就任するなど、官僚出身者、民間出身者、OECDプロパーなど約60名の日本人が働いております。日本の拠出比率に比べて、日本人の人的貢献がまだ少ないとの認識をOECD幹部と共有することができました。OECDの採用担当を日本の有力大学に派遣することなどを提案して、日本の人的分野での貢献の拡大を表明しました。ちなみに同席されたOECD東京所長は、ゴールドマンサックス証券から転職された日本人女性でした。私たち政治家の役割の一つとして、大学で専門分野を研鑽したり、行政、経済、金融、NGOなどさまざまな分野でキャリアを積んだ日本人が、次のステップとしてOECDのような国際機関で活躍する機会を広げることだと思います。日本の今後の財政事情を考えると、資金面だけで国際社会に影響力を与え続けることは困難です。そのため今のうちから、国際機関で活躍できる人材育成や日本人の国際機関でのポスト獲得を行っておくことが必要と考えています。

 Gooch OECD広報局長と予定の30分の時間を超えて、有益な意見交換をすることができました。


会派研修会

2013年09月25日 | Weblog

 民主党参議院会派の研修会が、ひたちなか市のホテルで開催されました。郡司参議院会長の地元での開催でありました。研修会には、海江田民主党代表も出席し、今後の国会運営や民主党の方向性に関して議論を深めました。この研修会は、毎年9月に行われており、こらから一年の会派の執行部体制や参議院の委員会構成が決定されます。私は、これから一年経済産業委員長とODA特別委員会委員に就くことが内定しました。次の臨時国会冒頭の参議院本会議にて承認されれば経済産業委員長に就くことになります。


税制調査会総会

2013年09月24日 | Weblog

 第一回民主党税制調査会総会が開催され、消費税引上げに関する政府の検討状況をヒアリングしました。社会保障税抜本改革法では、消費税の財源がすべて社会保障に回されるということでしたが、最近の報道では、消費税を3%引上げて2%分の約5兆円を大型公共事業や法人税減税に回すということです。これでは、社会保障税一体改革ではなく、消費増税と国土強靱化の一体改革であったり、消費増税による法人減税抜本改革になってしまいます。Pay as you go (新規の支出や減税には、それに伴う新規財源確保を義務づけること)原則を堅持している財務省が、それをねじ曲げ、また消費税はすべて社会保障に回すという抜本改革法の法律違反をして、古い自民党の復活を容認しているように見えます。政権が変わったとしても、財政規律を守るというという本来の財務省の役割を堅持しないと、次に待っているのは国債の暴落や円の暴落です。短期的には、日銀による財政ファイナンスによって危機は先延ばしできますが、その付けは累積して更に大きな危機をもたらすことは歴史が証明しています。


オルカリア地熱発電所の周辺

2013年09月21日 | Weblog

 ODA視察でオルカリア地熱発電所を視察しました。その時の写真を整理していたら下の写真も出てきました。

 自然のカバは、人を襲うこともある危険な存在とのことです。河口湖ほどの大きさ?のナイバシャ湖には、自然のカバが1000頭ほど住んでいるとのことでした。この湖のほとりにオルカリア地熱発電所があります。ちょうど国立公園の阿蘇山カルデラに大自然が広がり、そのふもとに地熱発電所があるのとそっくりです。近くには温泉もあるとのことです。さすがに温泉につかっていたら、突然キリンやカバが現れるというのは想像できませんが..... 。

 このようなところで地熱発電所を作ることに汗を流している日本人のメーカーの技術者やJAICAの関係者がいるということを是非とも紹介したいと思います。これらの写真では、表現できませんが、異文化の中で食べ物や生活習慣に並々ならぬ苦労をしているのも事実です。マラリアや黄熱病だけではなく、ノミ、シラミなどによる全身のかゆみにも悩まされていることでしょう。また現地では、強盗による殺人事件も珍しくありません。


勉強会ウィーク

2013年09月20日 | Weblog

 今週は、地元、東京等で勉強会やセミナーが立て続けに入って大忙しでした。先週までODAの視察で東アフリカに行っており、日本を10日間ほど離れていた関係で、その付けが一気に回ってきました。

 19日に、久留米市で朝食勉強会、福岡市で昼食勉強会を行い、20日には、北九州市で勉強会をおこないました。翌21日は、外資系金融機関の主催する海外投資家(年金、投資顧問、投信)相手にセミナーの講師、そして今日22日は、東京での朝食勉強会を開催しました。下の写真の通り早朝にもかかわらず多くの方々に出席を賜り感謝しています。

 勉強会のテーマとしては、参議院選挙後の国会の動向として、消費税引上げ、TPP、福島原発汚染水漏れと原発再稼働、税制改正の議論が中心でした。


東アフリカODA視察

2013年09月16日 | Weblog

 

 9月5日から15日まで、日本の政府開発援助の実態調査のためエチオピア、ウガンダ、ケニアの東アフリカ3か国を訪問しました。最初の訪問国のエチオピアでは、アフリカ連合(AU)本部したり、シデ国務大臣との意見交換をしました。またJICAが進める品質向上(カイゼン)プロジェクトのMARU社を訪問して日本の品質改善運動がしっかりエチオピア企業に浸透していることを確認しました。

 2番目の訪問国であるウガンダでは、オケロ外務国務大臣やキワヌカ財務大臣とODAによるインフラ建設等に関して意見交換をしたり、ナイル川最上流にあるブジャガリ送電線網やナイル架橋建設地などを視察しました。アフリカ各国は、道路、橋のインフラがぜい弱であるとともに、電力が不足して頻繁に停電が見舞われております。これらの東アフリカの国々が自律的な発展をしていくためのはどうしてもインフラや電源開発が必要です。資本蓄積が大幅に不足しているアフリカの国々にとって先進国からの経済援助が不可欠になっています。東アフリカの国々で目についたのは、中国の開発援助です。中国とアフリカの歴史的な結びつきをまざまざと感じる多数の大型援助や大型開発プロジェクトが、東アフリカにはありました。日本の場合、財政問題によるODA予算の低減もあり、量から質への政府開発援助を目指すことが重要です。青年海外協力隊による教育、社会保障、上下水道、農業、その他分野での援助、技術移転は、高く評価されております。またあしながウガンダなどの日本のNGO活動など草の根援助の重要性も落とすべきではありません。

 最後の訪問地であるケニアでも、外務省や財務省などの政府要人と政府開発援助に関して議論をしました。また世界銀行ケニア事務所を訪問して、意見交換をしました。さらに東アフリカのゲートウェイーであるモンバサ港を視察しました。モンバサ港湾施設建設や道路・架橋建設等には、日本の数多くのODAが供与され、現地から高い評価を受けています。またケニアでは、大地溝帯が走り豊富な地熱資源があります。日本の技術と資金提供によりオルカリア地熱発電所が稼働していました。将来的には、地熱発電は、ケニアの主要電源の一つになるとのことでした。

 東アフリカ視察を終えて、政府開発援助分野での日本の貢献や課題を知ることができました。これらの点は、後日報告書をまとめて、参議院ODA特別委員会で議論をする予定です。東アフリカ三カ国は、今後急速に発展することが期待されます。それぞれ克服すべき課題があるものの、若い労働力、資源、経済発展に対する政府の強いコミットメント等により持続的かつ高い成長が期待されます。そのときは、日本と日本企業にとり有望な資源確保国や日本製品の市場となることが期待されます。

 


ODA視察

2013年09月05日 | Weblog

 今日5日から15日まで、ODAの海外現地視察のために日本を離れます。今回のODA視察は、参議院より4班に分けて派遣されるものですが、私は第一班の東アフリカ(エチオピア、ケニア、ウガンダ)の現地視察をするため、自民党2名、民主党1名からなる派遣団に所属します。現在参議院ODA特別委員会理事を務めている関係もあり、委員会の審議や決議を踏まえて日本国政府援助の実態、特に費用対効果分析等も含めて行いたいく思います。

 東アフリカは、豊富な資源、高い経済成長等で先進国だけではなく中国等の企業の進出が盛んです。日本の企業は、東南アジアや中南米に比べて進出が少なく、これから力を入れていくべき地域です。ODA政府開発援助は、対象国や国民への無償援助、円借款等ですが、これらのODAを通じて外交関係の緊密化、進出日系企業への支援効果を期待できます。国民の税金が、国民の納得できる援助やその効果を得ているかの観点でも視察に望みたいと思います。