前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

朝食勉強会

2011年06月30日 | Weblog
 ホテルニューオータニで、朝食勉強会を主催しました。毎月行っていますが、今回で49回目となりました。今日の議題は、第二次補正及び復興関連法案、原発賠償機構法案、二重ローン問題と金融機能法案でした。主席者から活発な意見や質問が出ましたが、政府の震災対応策に対する注文や東京電力の株式や電力債の金融市場に与える影響等への注意喚起がありました。菅政権に対する賛否両論がありましたが、与党議員として責任を感じざるを得ません。
 その後民主党財政金融部門会議では、金融庁よりIFRS(国際会計基準)に関する日本の検討状況に関してヒアリングを行いました。また社会保障と税の共通番号制度に関する政府内での議論をヒアリングしました。共通番号に関しては、大分詰まってきたような気がします。
 午後には、二重ローンの三党実務者会議が開催され、主に被災者向け融資の買取機構に対する議論を行いました。本日議論しきれなかった部分に関しては、来週の金曜日に再調整する予定です。次回決着をつけたいと思います。

民主党両院議員総会

2011年06月28日 | Weblog
 両院議員総会が久しぶりに開催されました。菅代表の挨拶、岡田幹事長の挨拶に続き、各議員の意見や質問とそれに対する執行部の答弁が長時間続きました。詳しい内容に関しては、新聞やメディア等で報道されますので省略します。
 今回の両院議員総会は、菅総理の新閣僚人事、国会運営、退陣時期に対する意見や質問が集中しました。また次の総選挙の争点として、エネルギー問題を掲げるという菅総理の挨拶には若干唐突感がありました。これから終盤国会に向けて、緊張感の続く国会となりそうです。

博多須崎埠頭国際物流ターミナル供用式典

2011年06月25日 | Weblog
 博多須崎埠頭国際物流ターミナル供用式典・意見交換会が、福岡国際会議場で開催され、来賓として出席しました。博多港は、九州の物流の基地であるとともに、韓国や中国からの旅行客も増えており、日本の東アジアへのゲートウエーです。本日の式典には、市村国土交通省政務官も出席されました。 
 今回の式典の目的の一つに、日本海側拠点港候補としての博多港の魅力を国土交通省にアピールすることです。博多港は、北九州港とともに日本海側拠点港に選定されることを望むとともに、東アジアの戦略拠点として国の後押しを得られることを望みます。

福島原発事故の現状についての講演

2011年06月24日 | Weblog
 民主党原発事故影響対応PTで木村真三博士、元放射線医学研究所に福島原発事故の現状について講演をして頂きました。木村博士は、NHK報道でも紹介されましたが、原発事故後いち早く福島県内をくまなく回り放射線量を測定されています。またチェルノブイリ原発放射能汚染地帯で活動されていましたが、25年後の福島がチェルノブイリの汚染地帯と同様にならないための様々な方策を講義して頂きました。特に内部被爆を如何に防いでいくかが今後の課題といえます。
 この後、民主党社会保障と税調査会の会合があり、2015年消費税10%の引き上げを巡る激しい攻防が行なわれました。同会合で結論を得ることは、来週以降に持ち越しとなりました。

国会70日延長

2011年06月22日 | Weblog
 通常国会が70日間延長することが決定しました。これでこれからの予定が立ちます。月曜日から金曜日まで引き続き国会での仕事を行い、金曜日から月曜日まで地元活動ということになります。
 火曜日、木曜日の財政金融委員会、水曜日、金曜日に参議院本会議、月曜日ないし金曜日に決算委員会、その合間をぬって党の財金部門会議、税制改正PT、原発問題対応PT、復興ビジョンPT、二重ローン対応協議、党陳情要望対応会議等が入っていきます。それに地元陳情団、企業、労組、業界団体、役所等との打ち合わせと続きます。国会の延長が決まり、スケジュールがあっという間に埋まりました。

分離税法、金融機能強化法採決

2011年06月21日 | Weblog
 本日の参議院財政金融委員会で懸案だった租税特別措置、NPO税制、証券税制などが含まれた税制改正法と金融機能強化法をそれぞれ賛成多数、全会一致で可決しました。明日の参議院本会議で成立する見込みです。
 今年の財政金融委員会では、震災対応等により例年以上の法案があり、同委員会に付託された法案は速やかに処理できています。しかし肝心要の公債特例法と残りの税法はまだ衆議院に留まっており、平成23年度予算の確実な執行を行うためには一刻も早く可決成立を望みます。通常国会の会期末を明日に控えていますが、延長の幅が決まっていません。同法案の確実な成立のため与野党合意の上の延長を望みます。

復興基本法成立

2011年06月20日 | Weblog
 今日の午後参議院本会議が開催され、復興基本法が賛成多数で可決成立しました。東日本大震災に対応すべく復興院を設立し、復興財源をまかなう為に復興債を発行することが可能となります。
 復興基本法に合わせて、金融機能強化法の成立が望まれますが、明日の財政金融委員会理事会で分離税法の審議採決の後に、金融機能法の採決をすべく議論される予定です。早い場合には、明日の参議院本会議で可決成立する予定です。金融機能強化法は、津波や震災等で家や工場が被災した銀行ローンの借入人が生活再建のために新たなローンを借りやすくするための施策や被災地の金融機関等に公的資金を提供することなどが含まれております。

地元行事、GPIFへの質問準備

2011年06月19日 | Weblog
 大島九州男参議院議員の政治資金パーティが北九州市小倉で開催されました。来賓控え室や会場で、北橋北九州市長や福岡県議、北九州市議と北九州の行政、政治等に関することを意見交換すことができました。特に環境未来都市特区に対する地元の期待が高まっています。地元国会議員として政府に働きかけて行きたいと思います。
 パーティ終了後、小倉駅から新幹線で東京駅まで移動しました。5時間弱の移動時間でしたが、パソコンと決算委員会で質問する勉強用資料を持ち込んでいたので、誰にも邪魔されることなく集中して質問準備をすることが出来ました。GPIFを徹底的に調べていますが、世界一の資産運用規模の公的年金ですが、運用のやり方やガバナンスには相当問題有りということが浮き彫りになってきたと思います。GPIFは、fund of fundsと自称しておりますが、年間平均で3%以下しか資産を動かさず、ほとんどの資産を長期間、特定の運用機関にまかせっきりという状態です。このことは、fund of funds という値しないだけでなく、政府機関の公正な公共調達という点でも問題があるのではないでしょうか。調べて行くにつれて、3年ほど前社会問題となった国土交通省の公用車運行官製談合と似たような特定の業者への長期間委託が見えてきました。運用機関の選定に当たり、新規参入が困難な条件を課し、また一度参入した業者を解任することはほとんどない状況です。資料請求をしても、入札の際の詳細な基準、選定条件、応募者の成績表、更には選任された運用会社の毎年のパフォーマンス、委託手数料など、現在のところ提出を拒絶されたままです。この点では、これまで国会で不適切な公共調達を追及した国土交通省、防衛省など他の役所に比べても、群を抜いて閉鎖的です。国民の財産である年金資金を預かっているからには、国民に対して確りと資産管理、運用のあり方を開示し、適切に行っていることの説明をする義務があると思います。
 次の決算委員会での質問の日取りは、国会延長の関係でまだ固まっておりませんが、委員会の開催日の日取りが少し伸びる可能性があります。その場合、GPIFの決算に対する問題点を更に深く究明することが可能になります。GPIFをより優秀で透明性の高い年金運用機関にするために、国会のチェック機能を存分に活用したいと思います。

福岡県職労組合定期大会

2011年06月18日 | Weblog
 昨日夕方地元に戻り、民主党福岡県連の常任幹事会に出席しました。本日は、新幹線で新大牟田駅に行き、待機していた秘書が運転する車で大牟田文化会館に向かいました。会場では、福岡県職員労働組合の第88回定期大会が開催されており、来賓として出席しました。先の統一地方選挙では、小川洋知事が誕生し、前任の麻生知事より県政を引き継ぐことになりました。また福岡県議会選挙においては、民主党公認の22名の議員が誕生し、その影響力を増すことができました。

二重ローン、三党会議

2011年06月17日 | Weblog
 東日本大震災の被災者の二重ローン問題を解決するための民主、自民、公明の三党間での実務者会議を行いました。15日に第一回目の会議があり、本日は第二回目となりました。今回は、三党の二重ローンに関する提言のうち、すぐに合意できる項目を抜き出し確認作業をしました。また残りの部分に関しては、7月上旬を目途に更に踏み込んだ協議を行い合意項目を増やす予定です。特に債権買取ファンド(機構)への対応が最大の論点です。

企業会計WT

2011年06月16日 | Weblog
 企業会計WTの第一回勉強会を行いました。このWTは、民主党財務金融部門の下にあるWTで、公認会計士未就職問題等、先の改正金融商品取引法で積み残しになった問題を議論するためのものです。本日の勉強会では、日本公認会計士協会、日本税理士協会、経団連からヒアリングを行い、企業会計制度並びに公認会計士制度の問題点を洗い出しました。
 このWTの最終目的は、先の金融商品取引法で積み残しになった公認会計士に関する部分を整理、修正し、野党とも協議の上、法制化することです。また企業会計に関して議論が高まっているIFRSに関しても勉強できればと思います。

朝立ち、GPIFのレク

2011年06月13日 | Weblog
 本日は、福岡市天神で早朝の街頭演説を行った後、9時の飛行機で上京しました。午後は、参議院本会議が開かれて東日本大震災復興特別委員会の設置に関する質疑を行いました。
 本会議終了後は、次の決算委員会で質問を予定している年金積立金運用管理独立行政法人(GPIF)に関して厚生労働省とGPIFよりレクを行いました。GPIFは、110兆円と日本銀行とほぼ同規模の資産があります。日本銀行は、半期報告を国会に行い、衆参の財務金融委員会で日銀総裁が委員の質問を受けることによって国会のチェックを受けております。しかしGPIFは、同様の資産運用や年金基金の財務状況のチェックをほとんど受けておりません。そこで今回参議院決算委員会でガバナンス、運用手法、リスク管理、公共調達、入札等に関して、質問をすることにより問題点を洗い出して行きたいと思います。もし必要な場合には、厚生労働委員会か、財務金融委員会などの一種常任委員会で恒常的にGPIF報告とその質疑を行い、国会で公的年金の運用をチェックすることを提案します。

週末行事:定期大会出席等

2011年06月12日 | Weblog
 この週末は、地元で解放同盟福岡市協議会や福岡教職員組合久留米支部などの定期大会に出席しました。これらの定期大会は、これから秋にかけて数多く行なわれますが、それらの会合に出席して地元の支援者と意見交換することも議員にとり重要な仕事です。特に国政に対する生の声が聞けるので貴重な機会ですが、最近の菅総理のリーダーシップの欠如や党内の菅降ろしのドタバタ等に関して批判や厳しい指摘に事欠かない状態です。これらの生の声を国会に届け、また両院議員総会等で打開策など建設的な議論をするのも我々国会議員の務めです。
 先週、今週の月曜日は、梅雨の晴れ間を利用して、博多駅、天神で早朝の街頭演説を行なって上京します。街角の反応も政権に対する評価のバロメーターです。定期的に街頭演説は続けて行きたいと思います。

社会保障と税調査会

2011年06月09日 | Weblog
 本日社会保障と税の抜本改革調査会/税制改正PT合同総会が開催されました。与謝野大臣も出席して、政府の考え方を説明するとともに、仙谷同調査会長、小沢鋭仁税制改正PT座長の両名で党側の考え方を集約するための質疑応答を行ないました。
 この調査会は、今週は開会の回数が増えて、今国会中の意見の集約を目差しております。少子高齢化に対して社会保障のあり方は概ね議論は出尽くした感がありますが、その負担や財源のあり方に関してはもうしばらく時間がかかりそうです。この財源のあり方は、次の民主党代表選挙の争点になりそうです。

鉄道議員フォーラム

2011年06月08日 | Weblog
 21世紀の鉄道を考える議員フォーラムの政策勉強会が早朝行われました。多くの議員の出席のもとで、鉄道政策を勉強しました。その後震災関連2重債務問題の打合せ、原発問題PT会議等連続して一日中会議に追われました。
 東日本大震災後、ブログのアップが少なくなっているのは、震災対応の会議、原発問題PT、財政金融部門会議、税制PT、陳情対応本部等多くの会議に入っており、中々ブログをアップする時間がないのが理由です。