前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

ブリッジ法案取り下げ

2008年01月30日 | Weblog
 昨日、今日と国会は大混乱でした。ブリッジ法案を巡りドタバタの末に、衆参両議長斡旋が成立して、国会の混乱は収束しました。この結果これから2ヶ月徹底的に予算案、予算関連法案を審議していくことになります。特に、道路特定財源に関する租税特別措置法の審議は、参議院財政金融委員会での審議が主戦場になると予想されます。財政金融委員会理事としての責任は重大だと思います。
 本日夕方には、福岡県地方六団体代表と民主党国会議員との会合が開かれました。全国知事会会長である麻生知事以下、それぞれの代表が道路特定財源に対する地方の意見を陳情され、それに対して藤井税制調査会長以下、福岡県選出国会議員がそれぞれの意見を述べました。お互いの主張を交換することができ、非常に有益な会合でした。今回の会合を準備された福岡県等の職員の皆様、ご苦労様でした。

小倉駅街頭演説、高良大社崇敬会設立総会

2008年01月28日 | Weblog
 本日は、早朝JR小倉駅前で街頭演説を行い、その後北九州の支援団体回りを行いました。夕方は、久留米市内のホテルで開かれた高良大社崇敬会設立総会に出席して、挨拶の機会をいただきました。私の祖母の弟(大叔父)が、高良大社の宮司を一時していたと聞いております。その縁もあり高良大社は子供の頃より大変親しみを持っておりました。今回の崇敬会設立総会の成功を純粋に祝いました。

道路特定財源をめぐる地元での論争

2008年01月27日 | Weblog
 昨日松本龍衆議院議員の「新春の集い」が福岡市内のホテルで開かれました。麻生福岡県知事と仙谷由人衆議院等の来賓挨拶がありましたが、その中でガソリン国会の影響もあり道路特定財源の是非を巡る議論が展開されました。国会での論争を分かりやすく地元の皆さんに説明する機会になり、非常に有意義な集いでした。
 午後は、菅直人民主党代表代行以下民主党福岡県連関係者と八女市にある朧大橋の視察に行きました。道路特定財源を使い総工費60億円をかけて作られた橋ですが、1時間ほどの視察時間中に車が数台通だけでした。費用対効果の観点からは大いに疑問が生じると言わざるを得ません。やはり道路特定財源のあり方や運用の見直しを行って行くべきであると確信する視察でした。
 「新春の集い」での論争や朧大橋視察の様子は、福岡の身近な問題として、翌日の新聞やテレビで道路特定財源を巡る論争が紹介されました。

陳情

2008年01月26日 | Weblog
 昨日福岡県議団の皆さんが、私の事務所を訪問されました。今福岡県議会においては、平成20年度の予算編成が行われております。三位一体改革等により地方の財政は決して楽ではありません。
 更には、道路特定財源の暫定税率廃止の地方財政への影響が心配されております。今回の陳情団には、暫定税率が廃止されたとしても、本則部分の道路財源が一般財源化され、その後一括交付金や国直轄道路の地方負担免除等の措置で、地方財政への影響が最低限に抑えられることを説明しました。
 来週30日にも、麻生福岡県知事以下地方6団体の福岡県代表が上京され、民主党福岡県選出国会議員団との会合を予定しております。このような機会に地元の要望をきっちり聞き、かつ民主党の政策もきめ細かく説明して行きたいと思います。地元と国政の橋渡しも大切な仕事です。

租税特別措置法審議

2008年01月25日 | Weblog
 今国会の最大のテーマである道路特定財源も含まれた租税特別措置法一括で衆議院に提出されました。租税特別措置法の中には、100以上の租税に関する項目が含まれ、その内40近くは「日切れ」といって予算執行と表裏一体で時限性のある項目も含まれております。
 私ども民主党は、100以上の各項目をそれぞれ別法案としてだすことを要求してきました。国会審議は、一括して行ったとしても、①全ての党で賛成できる法案の集合、②道路特定財源に関連する法案の集合体、③その他各政党の賛否に応じたいくつかの集合体にわけて、賛否を取っていくべきと考えます。このようなことをしないと、中小企業対策、オフショア預金課税免除などどうしても賛成すべき法案とガソリン税の暫定税率のように反対すべき法案がごっちゃ混ぜになってしまいます。
 租税特別措置法の一括提出は、このように強引で無責任な国会戦術を政府与党が望んでいるといえます。事実一部報道では、法案一括提出による国民生活の混乱の予想を報道しており、混乱を避けるためには一括法案にしぶしぶ賛成せざるを得ないという論調です。
 しかし道路特定財源の問題はこの機会に徹底的に審議すべきであり、またそのことを可能にする良策もありますので、紹介したいと思います。租税特別措置法として一括して賛成多数で参議院に送られた法案でも、参議院で法案を修正して分割することが可能です。国民生活にとり重要な法案は、3月中に採決して、租税特別法分割法案と一緒に衆議院に送り返して再可決して3月末までに法案にします。道路特定税源等は、引き続き参議院で十分に審議して4月以降に結論を出します。
 このような方法を取れば、今国民の関心が高い道路特定財源をじっくり国会で審議して、国民に十分に開かれた形で議論することが可能と考えられます。この問題の結論を決めるのは、国民世論であるべきです。

施政方針演説に対する質疑

2008年01月23日 | Weblog
 昨日、今日と福井総理大臣等の政府閣僚の施政方針演説に対する本会議質問がありました。二日間総理大臣の答弁を聞いていて、政治家として強いメッセージが余り感じられず事なかれ主義が前面に出た「巡航速度」の答弁に終始していました。
小泉内閣の改革とか、安倍内閣の戦後レジュームの見直しとか、良い悪いは別にした明確な国民へのメッセージはなく、役所が書いた作文を中央官庁の官房長官として淡々と話している印象です。
 世界的に金融市場が大荒れで、米国だけではなく世界的に景気後退局面に落ちるリスクが高くなってきました。中国やインドなどこれまで好調であった新興国市場の株価も大きく調整しており、今後アジア経済の成り行き次第では日本の企業業績にも大きく響きます。また日本の地域経済は低迷したままです。
 このような局面でこそ、政府の強いリーダーシップが求められますが、経済政策に関してはほとんど具体的なものがでてきていないことは残念です。サブ・プライム・ローンの問題が世界的に波及しておりますが、日本では、サブ・プライム・ミニスター(成績が平均以下の首相)問題の方が深刻です。

世界同時株安

2008年01月22日 | Weblog
 米国サブプライムローン問題が契機となり世界的な株安が続いております。日経平均も今年最大の下落幅で12、500円台まで下がりました。今回は、中国、インド等のこれまで比較的堅調であった新興国株式市場にまで株式の下落が波及してきました。
 世界的な株式市場の下落は、実物経済にも影響を与え、日本企業の輸出や海外子会社の業績にも悪影響が考えられます。特に中国等のアジア市場でも株式が下落し、現地経済に影響が出た場合には、日系企業にも影響は甚大と考えられます。
 これまでどの政権も株式相場が大きく下がった場合には、適切なコメントや経済政策を打ち出してきました。しかし福田政権は、経済動向にも無頓着でほとんど市場に対する適切なメッセージや経済政策の発表を行っておりません。経済音痴の政権であることが明らです。日本経済の大幅な景気後退につながる前に、政府の適切な経済政策を要求して行きたいと思います。
 最後になりますが、日本銀行は本日の政策決定会合で金利の据え置きを決定しました。米国連銀やBOEで利下げの動きが出ている中、日銀の独立性を強調する余りグローバルな中央銀行の協調政策からも独立し唯我独尊になっているようで気になります。

博多駅前での街頭演説

2008年01月21日 | Weblog
 月曜日恒例の朝の街頭演説を博多駅前筑紫口交差点で行いました。息が白くなる寒い朝でしたが、1時間ほど通勤、通学中の通行人相手に国政報告を行いました。通常国会の前半のテーマである平成20年度予算、予算関連法案、消えた年金履歴問題、防衛調達関連不祥事等を一通り話しました。特にガソリン値下げ国会の行方に関して詳しく説明を行いました。
 街頭演説終了後は、来月3日開催予定の私の「新春の集い」のご案内をするために支援団体を訪問しました。その後は、夕方に国会内で開催される税制調査会役員会に出席するために上京しました。

JP労組福岡県協議会結成レセプション 

2008年01月20日 | Weblog
 JP労組福岡県協議会結成レセプションが、福岡市内のホテルにて開催されました。昨年10月に日本郵政グループが誕生し、JP労働組合が新しく結成されました。JP労組の幹部の皆さんを先頭に、福岡県下の労働組合の代表、民主党各級議員、国民新党議員等が数多く参列し、JP労組福岡県協議会の結成を祝いました。写真は、JP労組の新しい旗のお披露目シーンです。

施政方針演説

2008年01月18日 | Weblog
 本日通常国会が召集し、150日間の国会論戦が開始されます。本日は、福田首相以下4閣僚の施政方針演説がありました。本会議場で各大臣の演説を聞いておりましたが、全般的に施策内容が在り来りで、福田内閣色が出ていませんでした。これは、小泉内閣や安倍内閣との際立った違いで、無味乾燥・無色透明が福田内閣の特徴だという強弁もできないことはありませんが、ちょっと緊張感に欠ける施政方針演説でした。
 この通常国会は、衆参ねじれでの中での予算・予算関連法案審議という荒業をやり遂げる必要があります。その意味では通常国会の初日は、嵐の前の静けさというところでしょうか。それとも自己主張をせず政権維持のためには、融通無碍にどんな政策でも丸呑みするのが福田政権の最大の戦略なのでしょうか。今後の国会運営の中で明らかになっていくことでしょう。

朝食勉強会

2008年01月17日 | Weblog
 毎月恒例の朝食勉強会をホテルニューオータニで早朝から開催しました。明日から通常国会が開催されるということもあり、平成20年度予算のポイントや前半通常国会の争点等を議題にして議論を深めました。また日本の一人当たりのGDPがOECD30ヶ国の中で18位というショッキングなデーターに対して、日本の競争力をいかに高めて国民の生活水準を向上させていくかに議論が集中しました。
 朝食会の参加者は、金融・経済界、労働界、学会等の有識者で、意見や質問は大変参考になるものばかりです。ここでの議論は、国会審議や党政調議論にも活かして生きたいと思います。
 

民主党党大会

2008年01月16日 | Weblog
 民主党党大会が、横浜みなとみらいにあるホテルで開催されました。18日から始まる通常国会に向けた取り組みと今年必ずあることが予想される衆議院解散・総選挙への対応が議論されました。
 次の通常国会の最大のテーマは、租税特別措置法、すなわち揮発油税の暫定措置の廃止であることを確認しました。道路特定財源の取扱いで、与野党が激突することが予想されますが、最後は解散総選挙で国民の審判を得て決定されることが民主主義の当然のプロセスです。
 党大会には、地方自治体の議員も多く参加されました。道路特定財源の取扱いは、地方自治体の予算にも大いに影響します。そのため今回の党大会が、同政策の理解に大いに役立ったのであれば、党大会は大成功と言えるでしょう。

臨時国会会期末

2008年01月15日 | Weblog
 昨年9月10日に召集された168回臨時国会が、二度の延長を経て本日会期を終えました。参議院で第一党になったこともあり、国会開催期間中の忙しさはこれまでに比べて相当なものになりました。法案発議者、質問者など多くの役回りが回ってきましたし、民主党政策調査の仕事もかなり増えました。国会の仕事に追われて、あっと言う間に臨時国会が終了したというのが正直な感想です。
 ほっとするのもつかの間で、18日から通常国会が開催されます。そのため予算委員会、財政金融委員会などの質問や議員立法提出の準備も、既に開始しました。 また本日は、早朝から第二回目の公開会社法PTを開きました。東京証券取引所グループ社長の斉藤惇さんより、講義をして頂きました。低迷する東京市場を何とかして建て直したいという意気込みが伝わってきて、非常に参考になる良い講義でした。

菜の花マラソン完走

2008年01月13日 | Weblog
 鹿児島県指宿市で開催された「菜の花マラソン」に地元久留米のランナーズクラブのメンバーとともに参加しました。1月といえども、九州最南端の指宿では、菜の花が満開で、池田湖や開聞岳を背景にした菜の花の黄色と水や空の青さとのコントラストはしばしフルマラソンの疲れを忘れさせてくれます。
 美しい景色に恵まれたコース、疲れをいやす温泉そしてマラソンブームということもあり、今年の菜の花マラソンの参加者は、前年より1割以上増えて、15千人を超えたとのことです。
 フルマラソンのタイムは、これまでで最悪の4時間58分でしたが、楽しく走ることができました。毎月100キロ走ることを目標にしていました。しかし昨年は国会や地元活動でほとんど時間がなく、早朝か、スケジュールの空き時間に軽く走る程度でした。そのため目標を大きく割り込み、練習不足がタイムに率直に反映したと反省しております。今年は、タイムマネージメントを向上して、仕事の質を高めるとともに、走る時間を作って行きたい思います。
 上の写真は、地元ランナーズクラブのメンバーとの集合写真です。

県連常任会議

2008年01月12日 | Weblog
 民主党福岡県連常任幹事会に出席しました。常任幹事会は、県連の役員である衆議院議員・候補者、参議院議員、ベテラン県議市議等で構成されております。来る衆議院選挙に向けて、福岡県内11区を除く全ての選挙区で衆議院候補が決定され、新しく数名が県連常任幹事会のメンバーになったこともあり、何時にもましてにぎやかな常任幹事会になりました。3、4年前に比べて、構成人員が倍増した感があり、すなわち県連組織が一歩、一歩充実してきているという実感です。
 会議の中で、国政報告に関して道路特定財源の党本部の取扱に議論が集中しました。衆議院候補者にとり、ガソリンの値段がどのようになるかは有権者の関心が高い分野であり、また地方議員にとり地方の予算編成の真っ最中ということもあり、暫定税率廃止後の地方財政への影響は大きな関心です。今後議論を尽くしていくべき分野です。