前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

県連「地域主権推進会議」

2009年10月31日 | Weblog
 福岡県内を飛び回る一日でした。午前中は、北九州市で行なわれた東芝労働組合の勉強会に参加して民主党のマニフェストの政策を議論しました。その後、新幹線、特急を乗り継いで久留米市に行き母校明善高校創立130年記念式典に参加しました。高校の一年先輩で日頃か親しくさせていただいているFBSのアナウンサー古賀ゆきひとさんが、記念式典で講演を行なったということですが、残念ながら式典には参加できず懇親会のみの出席でした。来賓挨拶を終え、すぐに福岡市内で開催される民主党福岡県連の「第一回地域主権推進会議」出席しました。
 政権交代後陳情の受け方が大きく変わります。地元の陳情は地元で受け、県連を通じて担当国会議員が要望を関係省庁の政務三役にきっちり伝えることになりました。わざわざ永田町や霞ヶ関に出張しなくても、地元で要望を聞くということは、地域主権においては当然です。将来的には、国に様々な陳情をしなくても、一括公金をもらい、後は地方自治体でその財源を何処に振り向けるかは自分達で決めるということにすべきです。そのための第一歩として、本日の福岡県内自治体への説明会は成功であったと思います。

九電ユニオン挨拶、福岡市医師会講演会

2009年10月30日 | Weblog
 朝一番で、公認会計士議連の打合せを関係者で行なった後、本会議に出席しました。今日は、代表質問二日目で多くの閣僚に答弁の機会が回って来ました。閣僚によっては、ついつい力が入りすぎて質問に対する答弁の範囲を超えて演説になってしまし、議長に注意される場面もありました。それでも、自分の考えを自分の言葉で披露するという当たり前のことがやっと民主党連立政権の大臣によって行なわれているという点は前政権との大きな違いです。
 本会議の昼食休憩の間に、九電ユニオン本店支部国会研修会に出席しました。小林参議員議員とともに来年7月の参議院選挙にかける思いを披露しました。写真は、その様子です。
 夜は、地元で行なわれた福岡市医師会講演会に、梅村参議員議員とともに出席して講演しました。医師で参議員厚生労働委員会所属の梅村参議が、民主党の医療政策に関して基調講演を行ないました。私は、会場から質問を受ける形で、民主党の社会保障政策政策を実現するための税財源の裏付けを説明しました。日本は、北欧型の高福祉・高負担か、米国型の低福祉・低負担かいづれを選択するかは大きな政治課題です。第三の道として、中福祉・中負担を選択することが日本の選択と主張しました。しかし持続可能な社会保障を考えるためには、無駄の削減とか、「コンクリートから人」といった予算配分の見直しが必要なことは当然ですが、その後に税による負担という議論が避けられません。
 今回の医師会との交流は非常に有意義でした。今後とも勉強会や交流会を増やして行きたいと思います。

参議院代表質問

2009年10月29日 | Weblog
 参議院本会議で代表質問が行われ、鳩山内閣の国会での論戦が開始しました。本日は、一日目ということで自民党と民主党による代表質問が行われました。鳩山首相の答弁が頻繁に行われましたが、非常に丁寧でまた政治信条が随所に出ていました。小泉、安倍、福田、麻生と数多く総理大臣の国会答弁を聞いてきましたが、国会答弁は、総理大臣やその内閣の性格がよく現しております。答弁が簡潔明瞭で啖呵調の小泉元首相、カタカナ言葉や造語が多かった安倍元首相、余り強い印象のなかった福田元首相、アニメ好きが売りで漢字の読み間違いが多かった麻生前首相とそれぞれ個性的でした。しかし自民党の総理大臣に共通していることが役所に答弁書を作らせて、その読み方や若干のアドリブで総理大臣の個性が出ていたことです。
 今回鳩山首相を始め、各大臣の答弁は役所作成の答弁書は一切なく、政治家やそのスタッフが作った文章を読み上げたり、大臣によってはただ単にメモ書程度の紙を見ながらの答弁です。そのため聞いていて非常に面白く感じます。この辺りにも政権交代したのだなという実感です。鳩山首相の答弁は、説明したいことや主張したいことが多くて、ついつい冗長になることが玉に瑕でしょう。

北九州ネッツトヨタ労組 国会見学

2009年10月27日 | Weblog
地元の北九州ネッツトヨタ労組の皆さんが国会見学を行いました。池口参議院議員と直島財務大臣の秘書と一緒に国会を案内し、国会議事堂前で記念写真を取りました。その後議員会館内の会議室で昼食を取りながらの意見交換を行いました。 金融危機以降の景気後退により自動車の販売は大型車を中心に苦戦しておりますが、ハイブリッド車や燃料効率の良い小型自動車の販売は順調だということです。エコカー減税等の政策もその下支えをしていることは事実です。しかし早期の景気回復による自動車販売の増加と裾野の広い自動車製造業の活性化が喫緊の課題です。特に福岡県は、愛知県に次ぐ自動車産業集積地帯であり、地域経済のために是非とも必要です。H22年度予算においても、景気対策をきっちり盛り込んでいくよう主張していきたいと思います。

鳩山総理大臣所信表明演説

2009年10月26日 | Weblog
 本日臨時国会が召集され、民主党連立政権になり最初の国会論戦が開始されることになりました。参議院の委員会所属も発表されました。私は、財政金融委員会理事、決算委員会、ODA特にこれから1年所属することになりました。財政金融委員会理事は、連続4回ということで、この分野の専門家として処遇されているということは嬉しい限りです。
 午後3時より鳩山総理大臣の所信表明演説が行われ、友愛政治を基調にした新しい国や政府、社会の創設を主張する素晴らしい演説でした。これまでの首相の演説は、各役所の政策を束ねてホッチキスで綴じたような演説が多かったのですが、鳩山首相のそれは、自分の言葉で将来ビジョンを語るものでした。演説は、50分に及ぶ長いものでしたが、引き付ける内容のせいか、それほど長く感じることはありませんでした。
 いよいよ今週から衆参で代表質問が開始され、来週は予算委員会での論戦が始まることになります。鳩山政権の真価が問われる36日間になりそうです。

岩元県政報告懇談会他

2009年10月25日 | Weblog
 福岡県内で多くの行事が入っており、福岡市、北九州市、久留米市を飛び回りました。北九州では、北九州選出の岩元かずよし県議会議員の県政報告懇談会に出席しました。久留米では、西日本観光タクシー労働組合の定期大会に出席しました。写真は、私も参加した福岡市内ホテルでの「天皇陛下御即位二十年奉祝福岡県民の集い」で挨拶をする吉田福岡市長の様子です。福岡県知事を始め、福岡県の政財界の要人とお会いし、言葉を交わすことができました。

財務省政策会議、行政刷新会議ヒアリング、久留米つつじ祭り

2009年10月23日 | Weblog
 行政刷新会議が本格的に動き出しました。朝から打ち合わせや財務省主計からのヒアリングを行いました。その合間をぬって、財務省政策会議に参加しました。何とか与党議員からの意見表明・質問の時間に間に合い、JAL問題とH22年度予算に関して質問しました。
 質問の要点は、①JALに関連して政府系金融機関が債権放棄をした場合の財務省、政府系金融機関首脳の責任の取り方、②JALへの公的資金投入を決定した場合、2次損出が発生しないことをどのように担保するのか、③独立行政法人の累積赤字である累損をH22年度予算で不透明・不適切な形で処理することはないか調査すべきでは。これらの質問は、政策会議の議事録に残すことができ、適切な処理がなされることでしょう。民主党連立政権になり、政策決定過程が非常に透明化し、国のガバナンスが大幅に向上することになると私は確信しております。
 JAL問題に関連して、企業年金の処理が大きな問題になっております。入手した大手弁護士事務所のリーガル・オピニオンによると、会社更生法の場合、管財人が確定給付企業年金の減額を求めることができるということです。国民の税金で特定の民間企業を救うことは世論の大きな反発になりかねません。飛行機のスムーズな運行を担保する、公的資金の二次損出は可能な限り防ぐ、個別企業の年金には公的資金は入れない、公共交通機関を再生するという複雑な方程式の解を解くことは大変です。この解を解くことが、民主党の成長戦略や産業活性化政策に大いに寄与するはずです。端的に言えば、自民党時代の政官業癒着構造を白日の下にさらし、問題点を一つ一つ解決することで、本当の意味での産業の活性化や税金の無駄遣いの撲滅ができると確信します。
 夜は、「久留米つつじ祭り」に参加しました。久留米出身の関東在住者と久留米市から政治・行政・財界のリーダーが参加して、第十回のつつじ会総会を祝いました。

朝食会、行政刷新会議会合等

2009年10月22日 | Weblog
 7時半より月例の朝食勉強会を行いました。37回と回数を重ねるにつれて、120名と人数が増えてきたので、人数制限をさせていただき一部の関係者の皆様にはご迷惑をかけたことをお詫びします。今回は、特別ゲストに峰崎財務副大臣をお呼びして、挨拶を頂きました。バーゼルの自己資本規制、金融行政のあり方、租税特別措置法と次年度税制改正の進め方等、活発な質問や意見がいつものように出ました。また日本郵政社長に斎藤次郎氏就任が内定したことに対する活発な意見が交わされました。議論は、大いに参考になりました。
 朝食会終了後、行政刷新会議関係者会合に出席するため首相官邸に行きました。こちらも報道陣の多さに世間の関心の高さを痛感しました。鳩山由紀夫総理大臣、仙谷由人内閣府特命担当大臣等の挨拶があり、いよいよ行政刷新会議が本格的に起動することになりました。今回の行政刷新会議の意義は、これまで財務省主計局で行われた予算査定が、初めて政治家の目で予算を厳しく査定することに道筋を作ることです。戦後半世紀以上も続いた予算編成過程を抜本的に変えるだけではなく、わずか1ヶ月余りの短時間で予算を見直すというのは大変な作業であることは間違いありません。時間との勝負になりそうです。

行政刷新会議勉強会

2009年10月21日 | Weblog
 行政刷新会議の勉強会に参加しました。今日は、参議院静岡補欠選挙の応援に行く予定でしたが、午後一番の予定をどたキャンして、行政刷新会議に出席して静岡に直行するスケジュールに切り替えました。
 行政刷新会議顔合わせ勉強会に軽い気持ちで望みましたが、会場のマスコミの多さに先ずびっくりし、枝野筆頭主査の説明に大変な仕事を引き受けたと少し後悔しました。これから22年度概算要求予算の査定が終わる12月上旬まで、事実上すべての予定をキャンセルして、行政刷新会議の仕事に集中することになるということでした。仕事の内容は、遣り甲斐があり、面白いことは疑問の余地がないのですが、大分前から決まっていたいくつかの講演や地元の大切な行事等をどのように断るかで頭の中は真っ白! まあこれも与党議員の宿命なのでしょう。

JA久留米、商工会議所、久留米市議会等訪問

2009年10月19日 | Weblog
 午前中は、西鉄久留米での街頭演説を皮切りに、久留米商工会議所、JA久留米、久留米市議会訪問と精力的に回りました。特にJA久留米では、緒方組合長以下JA幹部と民主党の農業政策に関して意見交換しました。
 午後は、西日本シティ銀行久保田頭取に時間を頂きました。久保田頭取とは、日米円ドル委員会、前川レポート、バーゼルのクック委員会等、日本の金融史に残る事柄の裏話を興味深く伺いました。私も東京銀行の行員として国際金融を歩始めましたが、大蔵省国際金融局には特別な思い入れがありました。現在G20やバーゼル等で国際金融の秩序に関する規制のあり方が議論されておりますが、民主党政権として強い関心とコミットメントが必要です。

立正佼成会小倉教会記念式典

2009年10月18日 | Weblog
立正佼成会小倉教会発足記念式典に参加しました。小倉教会が誕生して、50周年ということですが、北九州にきっちり根を張って活動していることが式典に参加してよく分かりました。北橋健治北九州市長が来賓を代表して挨拶されましたが、心のこもった素晴らしいものでした。北橋市長の挨拶は、挨拶の手本としていつも参考になります。
 午後は、時間が空いたいたので天神、博多駅筑紫口、博多駅博多口の3ヶ所で街頭演説をしました。そろそろ来年の7月の参議院選挙準備を始めたいと思っております。

阿蘇セミナー講演と原口総務大臣同行

2009年10月17日 | Weblog
 早朝博多駅を出て、熊本県阿蘇でのオムロン関連労働組合協議会九州ブロックユニオンセミナーで講演しました。持ち時間1時間半で民主党マニュフェストを説明し、鳩山政権の現状と課題に関して説明しました。22年度概算要求予算に関して、鋭い質問や意見がでて、この問題に対する関心の高さがよく分かりました。40兆円の税収で、95兆円の一般会計予算では、次世代に対する負担が大きすぎるといった批判が強く、もっと無駄を削り込む努力が必要であるとの意見が多くでました。
 講演の後、福岡市内にとんぼ返りして福岡県知事、福岡経済界と原口総務大臣との意見交換会に同席させていただきました。経済会からは、経済対策の必要性や来年度予算への期待が数多く寄せられました。特に中小企業対策への期待は強いものがありました。九州各県の有効求人倍率や県民所得は、全国平均を下回っており、地域事情も十分に配慮することが必要です。
 一方午前中と午後貴重な意見を伺うことができましたが、予算規模に対して正反対の意見となりました。政権与党としてじっくり経済状況や政権交代による国民経済への影響をじっくり分析していくことが重要であると痛感しました。
 夜は、UIゼンセン同盟福岡県支部懇親会に原口総務大臣を伴って参加しました。原口総務大臣の急きょの登場に会場は、大きな拍手に包まれました。政権交代を推し進めて頂いたUIゼンセンの皆さん始め民主党の支援者に感謝します。

よしひろ啓子苅田町長選挙事

2009年10月16日 | Weblog
 今日は、北九州、京築地区を中心に訪問しました。新日鐵八幡製鉄所労働組合の品川委員長とマニュフェストやCO2削減問題と鉄鋼業界の諸問題に関して意見交換を行いましたが、非常に勉強になりました。鉄鋼業界は世界的な競争に直面しておりますが、日本の持つ技術力と現場の皆さんの努力を再認識しました。
 午後は、苅田町まで足を伸ばし「よしひろ啓子苅田町長選挙事務所」に表敬訪問しました。よしひろ町長と対談をしましたが、元教員ということもあり教育問題に造詣が深く、また現役町長として町民の社会福祉政策に尽力されていることがよく分かりました。今後の活躍を期待しております。

金融庁政策会議

2009年10月14日 | Weblog
 前述の通り今週から本格的に各省庁の政策会議が開催されており、与党の希望する国会議員は、全ての政策会議に出席することができます。厚生労働、総務等参加したい政策会議は多々ありますが、当面は財政・金融部門、国土交通部門に絞って参加することに決めました。個別の問題で、是非とも質問したり、意見を述べたい事柄があれば、関連する部門の政策会議に出席しようと思います。
 今日は、金融庁政策会議に出席し、参議院の理事として説明者側の席についての参加となりました。初会合でありましたが、一番の議題は、亀井金融大臣が次の臨時国会への法案提出を主張している「貸し渋り・貸し剥がし防止法案」の経過説明でした。会議では、地方の経済がかなり厳しく、特に中小企業への何らか支援が必要であるとの意見が数多くでました。そのような現状認識の中でどのような法案を作っていくかが一同の関心です。大塚副大臣が法案作成までの経過と法案内容の概略を説明しましたが、まだ閣内調整中ということで詳細の開示がなく、出席議員の一部からは若干不満の声が上がったのも事実です。
 昨日の国土交通省政策会議や他の政策会議と同様、金融庁政策会議も試行錯誤の状態です。しかしながら今月中に開かれる予定の臨時国会に閣法として「貸し渋り・貸し剥がし防止法案」を提出するということで、待ったなしの真剣な議論が政務三役を中心に行われています。政治家主導政治というのは簡単ですが、実際行うのは大変であると身をもって感じているこの頃です。

国土交通省政策会議、財務省政策会議

2009年10月13日 | Weblog
 午前8時より国土交通省において国土交通省政策会議に与党議員として出席しました。部屋に入ってびっくりで、百数十名の国会議員と後方にはその人数を上回る議員秘書がいました。説明側では、国土交通大臣、副大臣、政務官の政務三役に加えて、役所の事務方数十名が控えており、団体交渉でもするのかという物々しい状況でした。今回は、第一回会議ということで政務三役より挨拶と懸案事項の説明があり、その後は質疑応答でした。八ッ場ダム中止、JAL経営問題、補正予算凍結、平成22年度概算要求等議題が多くありましたので、予定の時間を大幅に超えてしまいました。私も、幾つか政府に質問したい事項がありましたが、質問者が多くとても質問できる状況ではありませんでした。これまでは党政策調査会部門会議で意見交換をしておりましたが、政府・与党一元化で部門会議が廃止され、政策会議に一本化しました。今回が国交部門の初会合でありましたが、実質的に議論をして行くにはまだ程遠いような気がします。これから試行錯誤で、新しい政権運営の形が決まっていくのでしょう。
 午後には、財務省政策会議に出席しました。会議の内容は、国交省と同様でしたが、政務三役の説明が若干こなれている印象でした。私は、貸し渋り・貸し剥がし法案に関連した政府系機関や財務省の財源負担等の問題を質問しました。またJALへの公的資金投入の場合、税金で何を救い、何を救うべきではないかの整理することが必要である主張を行いました。日本政策投資銀行の資金で、企業年金の含み損3300億円を救済することになれば、国民の理解が得られるか疑問です。