毎年正月明けに行っている「新春の集い」を、来年は2月1日(日)15時より、ホテルニュープラザ久留米にて行います。この新春の集いは、年間行事でも最も大変な行事の一つです。先週、今週と毎年参加いただいている支援者、支援団体の皆様に「新春の集い」の案内状を年末の挨拶を兼ねて持って回っています。
毎年の恒例行事ということもあり、主要な支援者を回り、その年に起こったことを話題にするのですが、今年は衆議院選挙の結果と民主党代表選挙の行方に対する意見が中心です。海江田代表落選による代表選で、民主党の再生を図るべきであるとの指摘が大変多くありました。
また中小企業の経営者と話すとアベノミクスによる急激な円安の影響で経営が大変厳しくなったという怨嗟の声も多くありました。例えば大川家具、井草、雑貨販売、豆腐など様々な業種の会社がありますが、中小企業といえども想像以上に国際化しており、中国や東南アジアから様々な材料や商品を輸入しているところが多々あります。この2年間でドル円相場が50%円安に振れることにより輸入価格が相当上昇しており、それを製品価格転嫁できなくて大変苦労しているとのことです。このような指摘は、衆議院解散総選挙を経て、一般国民にも強く認識されるようになってきましたが、このまま円安政策を続けていいのか財政金融委員会で黒田日銀総裁と議論したいと思います。日銀が2%のインフレターゲットを堅持している限り、世界経済の低迷により原油や資源が下落している現状においては、毎年10円から20円の円安を起こして輸入インフレを増長させる政策を続けざるを得ません。
新春の集いの告知は、年末年始のあいさつ回りを通じて、これから2、3週間続くことになりますが、地元の支援者と意見交換をするいい機会でもあります。年が明けると、4月には統一地方選挙で福岡県議会選挙、福岡・久留米等市議会選挙が行われます。そのため新春の集いでは、統一地方選挙の候補予定者を前面に出して、候補者の応援をしていきたいと思います。