前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

北橋北九州市長市政報告

2012年07月31日 | Weblog

 北橋北九州市長による地元選出国会議員に対する市政報告会がありました。北九州市の課題と25年度予算等への国への要望事項の説明が行われました。環境都市北九州市は、全国に先駆けて環境分野やスマートグリッドなどの新エネルギー分野でのプロジェクトを抱えており、国との密接な連携が重要です。

 現在政府与党では、日本再生戦略を作成して、環境・エネルギー、医療、農林水産業を最重要政策と位置づけており、今後政府の予算にも反映する予定です。現在党政策調査会にて来年度の概算要求の方向付けを議論しております。私も財政金融部門座長として、実務者のワーキングチームに属しておりますが、メリハリのついた予算にして行きたいと思います。

 昨年末に福岡県・北九州市・福岡市共同のグリーンアジア総合特区が、政府により総合戦略特区に選ばれました。平成25年度予算に、この総合特区のプロジェクトに対する予算措置や規制緩和措置が、十分に反映されるように引き続き目を光らせて行きたいと思います。 


福岡市重点要望ヒアリング

2012年07月30日 | Weblog

 本日国会近くのホテルで、高島福岡市長主催の「重点要望ヒアリング」が開催されました。福岡市長のパワーポイント資料を使った分かりやすい説明で、福岡市政の重点政策及び国に対する要望事項がよくわかりました。

 国際ゲートウェイの機能強化、福岡都市部機能強化、アイランドシティの充実、新青果市場の整備、九州大学の移転に伴う学術研究都市づくり等、さまざまな分野での要望がありました。これらの項目は、平成25年度予算に反映するように、地元と一緒になって政府に働きかけていきたいと思います。


ロンドン・オリンピック始まる。

2012年07月28日 | Weblog

 ロンドンオリンピックの開会式を生中継で見ました。イギリスらしい演出で、何気なく産業革命、大英帝国やロックなどの戦後の英国文化などを世界に向かってアピールしており、魅力的でした。8年後のオリンピック招致を東京が目指しておりますが、是非東京オリンピックが実現したらと思います。

 本来であれば総理大臣自らがロンドンに行き東京オリンピックをアピールして欲しかったと思いますが、自民党を中心に野党が一体特別委員会への総理出席を求めたのでかないませんでした。外交や国際的なイベントの場合には、総理や外務大臣等の政府閣僚を国会審議から解放して優先的に出席させるということを与野党で決めてルール化すべきと思います。国内政局より、国力と国策のための政治を心がけないと、GDPで中国に抜かれた日本は、更に世界の中で存在感に陰りが出てきます。

 ロンドンオリンピックで、日本選手の活躍を祈念したいと思います。


首都大学での講義

2012年07月27日 | Weblog

 今日も朝から社会保障税一体改革特別委員会が行われました。

 夕方は、秋葉原にある首都大学大学院キャンパスで観光業界に務めている若手ビジネスエリート相手に講義を行いました。日米の金融機関で葉働いた経験も交えながら、国の観光立国の政策やグローバルなビジネス環境に関して講義を行いました。夜は、香港在住のインド人で昔私の部下だった友人が日本に来ていたので食事をともにしながら、意見交換をしました。インドの資産家の家系で投資銀行に二十数年務めていた彼は、現在悠々自適に生活しており、朝4時間はヨガで心身を鍛え、その後5時間ほどは市場分析をして、自分の資産運用に活かしているとのことでした。英国の大学を卒業して、英国や香港に長く住んでいることもあり、欧州情勢やインドや中国の経済動向にも詳しく、グローバル経済の動向をアップデートすることが出来ました。彼は昔の友人たちに週一回のペースで市場の分析レポートを送っておりますが、私のところにも届いておりますが、直接会って聞くのは更に有益です。

 永田町の住民になり、8年が過ぎましたが、政治の世界にいるとどうしても国内問題の比重が高くなります。その意味で、首都大学での講義といい、また昔の友人とのディナーといい、今日はいい刺激になりました。


一体改革質問

2012年07月25日 | Weblog

 朝9時より68分社会保障税一体改革の質問を行いました。この日はNHKテレビ中継がありましたので、3党合意に関して民主党の発議者を中心に質問しました。政府提出法案や3党合意内容を分かりやすく国民の皆さんに説明して、一体改革の意味を理解していただきたいと思いました。

 今週は、この一体改革特別委員会が月曜日から金曜日まで入っており、朝から晩までびっしり予定が入っております。


一体改革、金商法、国会質問準備

2012年07月22日 | Weblog

 社会保障税一体改革の集中審議が、NHK放映入りで水曜日に行われることが決まりました。その日の一番バッターとして9時から1時間余り質問することが決まりました。さらに追加して最終決定ではありませんが、翌日は財政金融委員会で金融商品取引法改正法案の審議が行われ質問をする予定です。

 この2本ある質問の準備をこの週末を使い行いました。というのは、月曜日からまた、毎日朝から5時まで特別委員会や予算委員会が入っており、夜には会食を交えた会合で埋め尽くされているので、質問準備の時間がありません。

 社会保障税一体改革に関しては、3党合意に関して民主党の考え方をテレビの視聴者に向かって説明して行きたいと思います。これまでの議論では、その点が十分に行われていませんでした。更には、医療機器内外価格差に対する取組みなど政府の社会保障の効率化に対することを議論して行きたいと思います。また海外の事例を交えながら消費税を引き上げることの意味を考えて行きたいと思います。

 木曜日の財政金融委員会の質問では、金融商品取引法で規定されている東京証券取引所の今後のあり方やインサイダー取引防止に対して議論を展開して行きたいと思います。法制審議会では、会社法で独立取締役の設定を強制しないことが決まり、東証の上場規則に委ねることが書かれています。果たして東証が上場規則に独立社外取締役を最低1名入れることを上場の条件として盛り込む意志があるか、確認したいと思います。


TIBOR問題、厚生年金積立不足

2012年07月19日 | Weblog

 本日の民主党財務金融部門会議では、TIBOR問題と厚生年金積立不足に関する二階建てのヒアリングを行いました。

 TIBOR問題に関しては、金融庁から英国から米国やドイツ等に波及しているLIBOR問題の現状を、更に全銀協よりTIBOR(Tokyo Inter Bank Offered Rate)の制度や運用状況をそれぞれヒアリングを行いました。銀行に有利な恣意的な金利を提示していたのではないかとの疑いがあり、英国バークレー銀行には総額360億円の課徴金の支払いが命じられています。また英国中央銀行等の当局者の介在も指摘されていますが、この問題は金融機関とロンドン・シティのユーロ市場の信認を揺らがす恐れのある問題として今後も注視していく必要があります。

 一方円資金の東京市場での価格であるTIBORに関して、同様の問題があるかは全銀協で行っている自主点検の結果次第ですが、今のところLIBORのような大きな問題に発展する可能性は高くないと私は見ています。このことは、TIBORの制度や運用に一点の曇りがないことがすぐに証明されると思うからでは残念ながらありません。そもそもLIBORとTIBOR全然違うものだからです。

 LIBORは、金利提示銀行の「調達可能な金利」をベースに決定されることに対して、TIBORは金利提示銀行が判断したあくまでも「市場参照金利」をベースに決定されるという制度的な違いがあります。更に誤解を恐れず単純化して言えば、LIBORは精度が高く国際的に浸透したブランド力がある「ドル、ユーロ、円など多くの通貨の資金の価格表」であるのに対して、TIBORは簡便でローカルな「円資金の価格表」です。そのため国際的な影響や違法性の認定などの点で大きな違いがあることが原因です。

 次に厚生労働省より、今年の3月末時点での厚生年金基金全体の代行割れの金額が1.1兆円に達したとの報告がなされました。昨年より代行割れ金額が、4800億円も拡大したことになります。AIJ投資顧問の厚生年金からの預かり資産2000億円の消失の影響もありますが、実はそれ以上の財産が年金基金から流出していることです。運用環境の悪化、年金保険料の受領より年金支給が多くなっているという年金基金老齢化等々構造的な問題が背景にあります。これらの構造的な問題を放置し続ければ、更に代行割が増えて、年金の3階建て部分が貰えなくなるのみならず、母体の企業の経営を大きく揺るがすことにもなりかねません。早急な対策が必要と感じております。

 具体的には、厚生年金基金制度を廃止して、代行部分は早急に返済するとともに、余力がある厚生年金基金は確定給付型ないし確定拠出型の企業年金に移行することです。詳細は、私が事務局長を務めた民主党AIJ問題WTの中間取りまとめに記載されています。

 


社保税一体改革特委始まる。

2012年07月18日 | Weblog

 参議院社会保障税一体改革特別委員会の審議が本日より開始しました。総理以下関係閣僚相手に、社会保障制度や消費税等の問題を議論しました。私は、同特別委員会の理事ということで、委員会の運営にも関与することになり、これから1ヶ月ほ社会保障税一体特別委員会が生活の中心になります。

 昨日民主党参議員会派から3人も離党者が出たニュースは、衝撃でした。理由は、消費税引き上げ反対に加えて原発再稼動反対等ということですが、政治家として大きな判断が求められる局面に来ていると思います。私の役割は、社会保障税一体改革の議論を十分に行い、会派の全員がこの法案の意義を理解して賛成の投票をすることを促すことであります。20年間金融機関でほとんど国債や金利等の市場相手の仕事をしてきたので、国債への信認や金融市場の安定の重要さは痛いほど分かっている積もりです。欧州国家債務危機は、決して対岸の火事ではないとの恐怖感もあります。国家債務危機が発生した場合、社会保障機能が弱まり、年金生活者や低所得者等の生活弱者に大きな負担を強いることになることは、アルゼンチンやギリシャ、スペイン等の事例で明らかです。その意味では、この問題は党利党略を超えて取り組まないといけないと確信しています。


博多山笠、櫛田入り

2012年07月15日 | Weblog

 15日に博多山笠のクライマックスである追い山笠が開かれます。前日の14日は、流舁きといって最後の練習が行われます。上の写真は、流舁きの様子です。下の写真は、櫛田神社の境内です。1トン以上もある山笠を担いで(舁いて)この境内を一周しそのタイムを競います。

 下の写真は、15日の追い山笠の風景です。朝5時、大太鼓の合図とともに山笠が順番に櫛田神社に入り、その後約5kmの「追い山笠コース」を常時25人から30人の舁き手が交代しながら懸命にゴール目指します。

 山笠の頃の博多は、国内外から観光客が押し寄せて、最も盛り上がる頃です。一方、この週末は、福岡県、特に筑後地方は大雨で矢部川が決壊するなど多くの被害が出ました。被災地の状況が大変気になります。


福岡県概算要求ヒアリング、災害対策

2012年07月14日 | Weblog

 福岡市内のホテルにて、小川知事を始め福岡県庁幹部から福岡県概算要求ヒアリングを聴取しました。今回のヒアリングは、民主党福岡県連として聴取して、党本部経由関係省庁に伝えられます。

 今日の朝から、筑後地方中心に激しい雨が降る続き、矢部川や筑後川支流の堤防が倒壊するなど大きな被害がでました。福岡県庁にも災害対策本部設置され、概算要求ヒアリングは予定の時間を短縮して終了し、災害対策に専念しました。

 この後、民主党福岡県連の常任幹事会も開催されましたが、速やかに災害対策本部を設置することを決めました。


陳情対応

2012年07月12日 | Weblog

  国会議事堂内の民主党幹事長室で、九州国道協会と九州治水期成同盟のそれぞれの陳情団からのヒアリングが行われました。私も地元の国会議員として、陳情に同席して、地元の要望の後押しをしました。

 来年度の予算編成がそろそろ始り、このような地元からの陳情が増えてきました。メリハリをつけて、真に地元にとって必要な事業に予算をつけるべく、陳情対応を行っていきたいと思います。


税の相談所開所式

2012年07月09日 | Weblog

 九州北部税理士会館にて、「税の常設無料相談所」及び「成年後見支援センター」の開所式が開かれ、来賓として出席しました。政府税調では、「公平、透明、納得」ある税制を訴えておりますが、徴税の現場である税理士会の協力なくして「納得」を実現することは困難です。税の常設無料相談所は、その意味で大変重要な社会インフラであり、松原会長始め税理士会の皆さんのご努力を高く評価します。

 本日は、この他久留米市と福岡市でそれぞれ朝食勉強会と昼食勉強会を行いました。地元の経済界や企業、団体の代表者向けの勉強会で、隔月に行っているものです。下の写真は、福岡市のホテルで開催された昼食勉強会の場面です。

 

 

 


大野城市政40周年、山笠

2012年07月08日 | Weblog

  大野城市40周年記念式典が開催され、来賓として出席させていただきました。大野城市は、白村江の戦いで大和朝廷が大敗をした後、大宰府庁の防衛のために朝鮮方式の山城、大野城が665年に築城されたことに由来しています。福岡市のベットタウンとして戦後大いに発展しております。写真は、式典での来賓挨拶の場面です。

 この週末地元に帰ると、民主党の分裂の話題が出てきます。福岡県連所属国会議員14名中、民主党を離党した議員は一人だけでした。その意味では、県内の混乱は最小限と言っていいと思いますが、国会の混乱や法案審議の遅滞は避けられません。今週から参議院で始まる社保税一体改革法案の審議に関しては、今年最大の政治課題ということで確りと可決成立させるという覚悟で臨みたいと思います。

 地元の話に戻りますが、今月15日櫛田入りの「追い山笠」を前に博多の街は、山笠一色に染まり始めています。博多の街の主要な商店街には、山笠が飾り付けてあります。この山笠を旧博多部に設けられた約5kmの「追い山笠コース」のゴールを目指して懸命に舁く(担いで速さを争う)のが追い山笠です。

 


衆議院議員山本ごうせいパーティー

2012年07月07日 | Weblog

 飯塚市で山本ごうせい衆議院議員の政経セミナーが開催されました。特別ゲストに党本部から樽床幹事長代行も出席され、社会保障税一体改革法案の審議状況や通常国会最終盤の政局に関して講演がありました。私も来賓として挨拶の機会をいただきました。

 衆議院議員の選挙区は、そろそろ総選挙モードになっており、政治資金パーティや後援会の行事が多く開催されております。山本衆議院議員は、一期ながら党内、特に経済産業部門で活発に活動しております。筑豊地方の経済の活性化のために今後とも頑張って欲しいと思います。



参議院一体改革特別委員会の理事就任

2012年07月06日 | Weblog

 本日の参議院本会議で社会保障税一体改革特別委員会の設置が決まりました。委員長には、民主党の高橋千秋議員が決定し、民主党の筆頭理事は、櫻井充議員、次席理事が私、三席理事が吉川沙織両議員となりました。この特別委員会は、40名の委員会と予算委員会に続き大きな委員会で、月曜日から金曜日から原則毎日行われる予定です。

 次席理事としての私の役割は、櫻井筆頭理事を補佐するとともに、質問者の選任、時間配分など実務的な分野で委員会を回していくことです。この特別委員会は、衆議院での質疑時間120時間余を参考に充実した審議が行われることになるでしょう。

 特別委員会の審議は、来週の参議院本会議での代表質問をこなした後、17日の週から行われる見込みです。イザ特別委員会が始まったら、毎日かつ朝から夕方まで拘束されることになります。そのため7月の後半から8月まで平日のこの時間帯の予定は、原則キャンセルし、新たな予定も入れないように事務所に指示しました。今年の3月の予算委員会審議や関連法案の審議の時のように、国会に缶詰の日が再来します。