前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

都市共闘会議夏季集会

2009年06月27日 | Weblog
 新幹線、在来線を乗り継いで九州の最北端の玄関口、門司港で行われている自治労福岡県「都市共闘会議夏季集会」に講師として参加しました。
 講演の内容は、民主党の経済政策・社会保障政策とその財源でしたが、その後のパネルディスカッションでは、パネリストの一人として「政権交代後の地方公務員制度改革」に関して議論しました。現在の中央集権・官僚内閣制を地方主権・議院内閣制にすることが重要と考えます。地方主権を実現するためには、大幅な財源・権限の地方移譲が必要です。現在の中央が細かく指導する補助金制度から、一括交付税に変えて、地方のことは地方に任せることが重要です。今回のパネルディスカッションでは、その場合地方公務員の働き方や人事・給与等に関しても議論となりました。一括交付税で財源移譲するだけではなく、今後地方自治体が自主性を十分に発揮するための制度設計が必要であることを再認識しました。私にとっても非常に有意義な夏期集会となりました。

古賀たかあき決起集会

2009年06月26日 | Weblog
 参議院本会議が開催され、財政金融委員会関連4法案やその他いくつかの他の委員会法案が採決されました。これで私の属する財政金融委員会は、今通常国会のすべての法案の審議を終えたといえます。後は、日銀報告やその他財政金融に関する一般質疑だけとなり、何時解散になってもいい状況となりました。他の委員会でも状況は似たようなものです。
 永田町では、麻生総理が何時衆議院を解散に踏み切るか様々な憶測がありますが、何れにしてもこれから1ヶ月から3ヶ月の間に選挙があることには変わりはありません。各候補者をきっちり応援していくことが必要です。
 午後は、民主党税制調査会役員会に出席して、福岡に戻りました。飛行場から福岡4区の「古賀たかあき決起集会」に直行し、来賓の石井一参議院議員とともに、応援演説を行いました。会場には、立ち見が出るほどの聴衆が溢れており、古賀予定候補と政権交代に対する強い期待を感じとることが出来ました。

都議会議員「田中良」決起集会

2009年06月25日 | Weblog
 本日は、杉並区荻窪にて開催された都議会議員・民主党東京都連幹事長「田中良」総決起集会に参加して、来賓挨拶をしました。7月12日に行われます東京都議会選挙は、近く行われる衆議院選挙の前哨戦で、国政にも大きく影響を与えることが予想されます。参議院民主党会派では、それぞれに担当する都議会議員候補を分担してその応援を行っております。私の場合は、事務所を上げて杉並区選出の田中良都議を応援することになりました。
 田中都議とは、昨年金融機能強化法が国会で審議されている時に、新銀行東京の乱脈経営問題を一緒に追及した仲です。1千億円の東京都の出資金が乱脈経営により失われたのみならず、更に東京都が400億円の追加出資を行ったことは記憶に新しいことです。新銀行東京問題は、今回の都議会選挙の争点の一つです。
 今回の選挙で民主党が大きく躍進することを祈念したいと思います。

公開会社法PT取りまとめに向けて

2009年06月24日 | Weblog
 公開会社法PTの会合を開き、連合の代表にヒアリングを行いました。「会社は誰のものであるか」という議論を労働組合の立場から行いました。
 この議論は、昨年のリーマンブラザーズ証券の破綻後、アングロサクソン流の会社は株主のものであるという考え方が世界的に修正されようとしております。今回の議論では、労働組合が会社のステークホルダー(利益関係者)の一人として、どのような形で会社の経営に参加するかを検討しました。特に良好な会社の運営のためには、従業員の協力なしにはかないません。会社のガバナンスを向上させるために、従業員の代表が監査役の一人として就任することを義務付けることも考えられます。この考え方は、欧州大陸、特にドイツの会社法に近い考え方です。
 今回の会合で、経営者団体、内外機関投資家、会計士団体、労働団体、学界、役所等関係者からのヒアリングは一通り終了しました。そろそろ取りまとめに向けて動きたいと思います。

福岡勉強会

2009年06月22日 | Weblog
福岡情報交流勉強会を福岡市内のホテルで開催しました。隔月定例の福岡市内で開催する財界・各種団体の役員向けの勉強会ですが、国会期間中は月曜日に本会議等が入ることもあり、しばしば延期されることもあります。それでも今回で15回目となりました。関係者、参加者の皆さんには感謝しております。
 今回は、解散を前にした国会の情勢、民主党の経済社会保障政策とその財源、新型インフルエンザの社会、経済に与える影響予測などに関して、活発な議論をしました。おそらく次回の勉強会では、総選挙後の政治情勢の議論になりそうです。

選挙モード本格化

2009年06月21日 | Weblog
 私が選対本部長を務める福岡7区選対会議が大牟田市で開催されました。野田くによし予定候補も出席し、衆議院選挙までの今後の活動を総点検しました。既に民主党福岡県連では、選対事務局が発足して、8月2日を衆議院選挙予定投票日として本格活動を開始しております。これに続いて、福岡7区でも同様の活動を展開することになりあました。
 先週国会では、予算関連法案、年金法案、海賊法案等の重要法案が採決されました。残る法案も今週中にほとんど審議採決となる予定です。その後は、本格的に選挙モードに突入することが予想されます。
 国会事務所では、7月12日に予定されている東京都議会選挙の応援体制を引いており、国会秘書一人を杉並区選出の都議会議員事務所に派遣しております。また、地元では福岡7区等への秘書派遣や福岡県下各候補の選対会議、その他会合、集会の応援演説への出席が多くなりそうです。これからの数ヶ月の激しく長い選挙(予備)戦に突入です。

地元活動

2009年06月20日 | Weblog
 今日は、福岡県内で日教組関係者の定期大会が数多く開かれ、会場を飛び回ることになりました。最初に福教組久留米支部の定期大会で挨拶をし、その後大急ぎで福岡市支部大会に駆けつけました。またこの日は福岡県高教組定期大会が開催されており、民主党を代表しての挨拶となりました。
 民主党は、学校耐震化や高校実質無料化をマニュフェストに掲げております。全ての子供に充実した教育を提供し、教育水準を上げることが日本の競争力を底上げすることになります。

あみや信介君を国会に送る会

2009年06月19日 | Weblog
 昨日鹿児島県5選挙区の民主党公認予定候補あみや信介君の政治資金パーティが東京のホテルで開催されました。投資銀行出身(モルガンスタンレー、メリルリンチ日本副会長他)の知人という縁で、私も同会の呼びかけ人の一人でした。
 一昨年の10月に、川内博史衆議院議員(鹿児島1区)と一緒に、あみや氏に衆議院選挙出馬を呼びかけましたが、あれから20ヶ月、非常に長い選挙準備期間になっております。あみや氏は、その間日々選挙準備にいそしみ、すっかり政治家としての顔になっていました。

月例朝食会

2009年06月18日 | Weblog
 月例朝食勉強会を行いました。本日のテーマは、①国のかたちの大改革、②金融危機と政府系金融機関改革、③公会計改革、でした。各界の指導的立場の人から、様々な意見、要望、質問がでて、非常に活発な議論となりました。
 やはり最大の関心は、解散総選挙のタイミングと選挙後の政治動向でした。少なくとも次の総選挙は、日本の進路を大きく方向付けるものになることは間違いありません。

財政金融委員会質問

2009年06月16日 | Weblog
 本日財政金融委員会で金融商品取引法改正法に関連して質問しました。FX証拠金取引に関するレバレッジ規制、取引所取引に関する不招請勧誘の問題、店頭デリバティブの世界的規制の動きと日本の戦略等を議論しました。今回の審議に当たり東京金融取引所太田専務取締役に参考人として出席していただきました。

民主党公認会計士制度推進議連

2009年06月15日 | Weblog
 本日民主党公認会計士制度推進議連の設立総会が開催されました。民主党衆参国会議員90名以上が参加する議員連盟となりました。議員連盟総会で、藤井祐久衆議院議員が会長に、峰崎直樹参議院議員が会長代行に、公認会計士の尾立源幸参議院議員が幹事長に就任することが決定されました。公認会計士制度の一層の発展により、企業、公益法人、政府、地方公共団体のより一層のガバナンス強化を願います。

福教組定期大会挨拶等

2009年06月13日 | Weblog
 福岡教職員組合定期大会が宗像市で開催され、民主党県連を代表しての挨拶を行いました。民主党では、高校授業料実質無料化、学校耐震化や子供手当て等、次世代を担う子供の教育や教育環境の整備は最重点課題であります。21世紀は、軍備競争や輸出競争から人材競争の時代に転換しております。そういった環境の中で子育てや教育にもっと予算を配分して、欧米のみならず中国やインド等の若い世代に伍して競争力のある人材を育成することが重要であると考えます。
 その後は、福岡商工会議所事務局の主要メンバーと意見交換をしたり、民主党県連常任幹事会に出席したりと、いつも通り週末の慌しい日程をこなしました。でも臨戦態勢にある衆議院予定候補のスケジュールに比べたら楽なものですが・・・。

九州電力労働組合レセプション

2009年06月12日 | Weblog
 参議院本会議とその後いくつかの予定をこなした後、地元福岡で開催された九州電力労働組合福岡支部第13回定時大会レセプションに出席しました。当レセプションには、衆議院選挙が目前に迫っていることもあり衆議院予定候補が勢ぞろいし、組合員の皆さんに熱のこもった挨拶をしていました。
 本日午後鳩山邦夫総務大臣の辞任のニュースが飛び込んできましたが、これで最終盤国会日程が極めて流動的になってきました。麻生内閣の液状化が加速し、何時内閣が倒壊しても、また衆議院解散になってもおかしくありません。こういう時の参議院議員の役割は、きっちり政策を吟味し、マニュフェストを作り、また衆議院各候補の応援により一層精を出すことです。暑い夏が始まりそうです。

PTA共済法ヒアリング

2009年06月11日 | Weblog
 民主党財政金融・文部科学合同部門会議で、自民党議員により提出されたPTA共済の存続を可能にする議員立法のヒアリングを行いました。そもそもこれは、保険業法改正により多くの共済が存続できなくなったことに端を発しております。私ども民主党、国民新党、社民党は共同で、小額・短期で社会的存在意義を持つすべての共済を救済する法案を既に二度参議院に提出しましたが、残念ながらその時は与党の同意を得られませんでした。
 今回のPTA共済法案は、PTA共済だけを特別扱いにして救済するという点では自民党の選挙目当て法案という批判もあながち的外れではないと思いますが、小額短期のすべての有益な共済を救うためには一歩前進の法案であると考えます。今後部門会議で議論して行きたいと思います。

II日本投資フォーラムのパネリスト

2009年06月10日 | Weblog
 ペニンシュラホテル東京で、Institutional Investor’s Japan Investment Forumにパネリストとして参加しました。これは、アジアの年金基金の運用担当者向けのフォーラムです。吉野直行慶應義塾大学経済学部教授、井口直樹国民年金基金連合会常務理事、小口俊朗ガバナンス・フォー・オーナーズ・ジャパン代表取締役と私の4人で、金融の規制環境の変化、年金における時価会計適用、日本企業のコーポレート・ガバナンスのあり方等をパネリストとして議論しました。それぞれの分野で活躍する専門家に交じって、非常にいい刺激になりました。
 昨年のリーマンショック後世界的に金融のあり方が大きく変化しております。欧米では、サブプライム問題の反省と新しい枠組みの構築が議論されております。危機的なことは、その新しい枠組み構築の議論に日本の影響力がほとんどないということです。金融庁や財務省と話していても、ほとんど関心や熱意、また具体的戦略が感じられません。BIS規制に苦渋をなめた経験が全く生かされておらず、少しでも日本に有利な国際ルール作ろうという発想が金融庁にないとすれば不幸なことです。
 今丁度金融商品取引法改正法の審議を参議院財政金融委員会で行っておりますので、このような問題意識を金融庁に投げかけたいと思います。