前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

補正予算審議

2015年01月30日 | Weblog

 平成26年度の補正予算の審議が昨日より衆議院予算委員会で開始されました。それに先立ち民主党財金部門で財務省より補正予算のヒアリングを行いました。今国会では、私は財金部門副座長兼ネクスト財務副大臣として党務に当たることになります。今日の部門会議では、補正予算案の賛否に関しては部門会議役員会に一任ということになりました。補正予算と本予算の間が、事実上一ヶ月半しかありませんので、どうして本予算ではなくて補正予算を組んだのか、また本予算で削られた予算が補正で復活するというゾンビ予算になっていないか、基金の処理が適切かなど様々な意見がでました。これらの指摘をも踏まえて最終的に賛否が判断される予定です。

 いよいよ来週からは、参議院予算委員会で補正予算の審議が行われる見込みです。


統一選挙の準備

2015年01月27日 | Weblog

 先日藤田一枝民主党県連幹事長の感謝の集いに来賓として出席しました。衆議院選挙には惜敗しましたが、5月までは惜敗総支部長は同支部の地方議員並びに同候補の当選に向けて陣頭指揮する予定です。藤田さんも、福岡3区支部長兼民主党県連幹事長として一層のリーダーシップを発揮していただくことになります。下の写真は、次期統一地方選挙に出馬を予定している現職並びに新人候補の皆さんです。

 本日は、九州ブロック代表として民主党本部常任幹事会に出席しました。常任幹事会では、福岡県議会選挙に出馬予定の内野雅晴さんと野田稔子さんの公認が決定しました。私が代表を務める民主党福岡県連では、このように福岡県議会候補、福岡市議会候補等の最後の擁立作業を進めており、地域に根ざした政治を行っていくことに注力しています。

 


通常国会召集

2015年01月26日 | Weblog

 本日から会期150日の通常国会が開催されます。この国会では、当初平成26年補正予算を審議して、その後平成27年本予算を審議することになります。その後は、各省庁から提出される政府提出法案と議員立法などの審議を行います。

 この通常国会では、財政金融委員会筆頭理事と予算委員会委員という立場で委員会の運営や質問を行う予定です。またいくつかの質問主意書の提出や議員立法の発議を行いたいと思います。4月には、統一地方選挙がありますので、国会と地元を往復しながら、国会議員と県連代表という二足わらじでしばらく政治活動を行うことになります。


新年交歓会、支援者訪問と地域の課題等

2015年01月24日 | Weblog

  今週は、昼間は地域の挨拶回りを行い、夜は新春の地域行事の出席を精力的行っています。岡田代表が選出された民主党代表選の経過報告や今後の国会動向、統一地方選挙への動きなど様々な質問に対して丁寧に回答を行っています。また地域の経済団体とのミニ集会を開催して、アベノミクスによる急激な円安の地域経済、特に中小企業経営への影響などのヒアリングやその対策などを議論しました。輸入原料・資材が上がる中、製品価格の価格競争が激しく中々価格転嫁ができず、経常収支の悪化に頭を痛めている地域の中小企業の経営者の声を確りと国会予算委員会や財政金融委員会での議論に活かしていきたいと思います。また地域金融機関の幹部との意見交換では、地域金融機関統廃合の動きに対する関心が非常に高く、経営戦略に関して意見交換をしました。例えば、県南など多くの地方においては長期的には人口減少や高齢化で地域の経済規模が縮小することが予想されておりますが、地域と一体経営を行っている地方銀行や特に信用金庫、信用組合にとって営業基盤の縮小を意味します。これらの地方金融機関の生き残り策や中小企業への資金供給策は、財政金融委員会で議論すべき議題の一つと考えられます。

 写真は、連合福岡北筑後地協新年交歓会の様子です。そろそろ春闘で労働条件の交渉が開始されますが、実質賃金の下落をそろそろ終わらせる必要があります。また今年は、4月に県議会選挙や市町村議会選挙が開催されますので、選挙に対する取り組みの会話が増えています。下の写真は、連合幹部と円卓を囲んで。


岡田民主党代表選出

2015年01月19日 | Weblog

 昨日民主党臨時党大会が、ホテルニューオータニ東京で開催されました。3人の候補の演説の後、党員サポーター及び地方議員の郵便による投票による各候補のポイントに国会議員の当日の投票を加えて、代表選挙を行いました。投票の結果、細野候補、岡田候補、長妻候補の順番となりましたが、どの候補も過半数の得票を得ることができず、細野候補と岡田候補の国会議員による決選投票となり、最終的に岡田候補が民主党の代表に選出されることになりました。

 私は、岡田候補の推薦人の一人で同陣営に属しておりましたので、岡田代表選出に民主党再生に大いに期待するところです。来週から始まる通常国会では安倍総理大臣の政治姿勢と確り対峙して、アベノミクスの金融財政的な危うさや格差の拡大による社会分断の負の側面を指摘してもらいたいと思います。今後岡田代表による新執行部の発表が行われる予定ですが、新代表の下で民主党が一致結束して党の再生が実現されることを期待します。

 


「JR九州上場と経営安定基金の取扱い」に関する雑感

2015年01月16日 | Weblog

 JR九州の上場に関する報道が出ていますが、詳しい内容はまだ入手しておりませんが、この報道の雑感を記載します。

 JR九州の上場の際、経営安定基金の取扱いに注目が浴びていました。国に返済する、否そのまま上場後も残すといった議論が霞ヶ関、永田町で行われていました。今回の報道が事実とすれが、経営安定基金を返済せずにJR九州の借入金を返済することは、経営安定基金が国から出資金(JR九州の自己資本)として処理され、自己資本を使って銀行借入金を返済することになったと思われます。この会計・財務手続きによりJR九州の純資産は、経営安定基金分だけ増加して、JR九州上場の時の時価総額に反映することが予想されます。政府所有のJR九州の株式が全額売却されることで経営安定基金回収を含んだJR九州への出資金及び上場益が回収されることになります。その意味では、妥当なスキームといえるでしょう。

 もし経営安定基金の取扱いが一般化されるとJR北海道、JR四国、JR貨物の他JR各社の経営安定基金も事実上の資本とみなされるのか疑問が残ります。上場できるのであれば、国は資金を回収できますが、もし経営安定基金を除いたら債務超過に陥った場合に、債務超過解消の原資に経営安定基金を使えるかということです。この取扱いによっては、銀行融資や債券発行の金利交渉にも影響が出てくるでしょう。更には日銀の低金利政策が長期化するに従い経営安定基金で運用益を出して、鉄道事業の赤字を補てんするという国鉄民営化後のスキームが破たん寸前というのも事実です。長期国債で運用しても1%以下という状況で、国債やリスクの少ない社債で運用益を稼ぐことはほとんど不可能です。一層のこと他のJR各社にも経営安定化基金を数十年間で毎年贈与して、贈与益(会計手法は吟味が必要)を計上させて赤字補てんをさせることも一案です。この場合上場の見込みがない社においては、事実上の鉄道事業赤字補助金となりますが。

 


再エネ接続保留問題と電力システム改革

2015年01月14日 | Weblog

 今年一回目の再生可能エネルギー接続問題対策チーム会合を開催しました。同委員会の事務局長を務めていますが、今回の会議では、昨年暮れに経済産業省エネルギー庁に対して出していた質問に対する回答のヒアリングが主な内容でした。具体的には、対策チームの同問題に対する提言に対する政府の回答、再生エネルギー接続可能量の計算と原子力発電量の前提の正当性、再生可能エネルギー接続をより大きくするためにオプション等が主なものです。

  昨年の臨時国会で同チームが発足しましたが、政府や関係者と頻繁かつ密接な協議をすることにより、再生可能エネルギー接続保留の状況の改善に向けて大きく前進しています。この問題には、同量・同時に電力の需要供給をマッチすることが必要な電力の技術的な側面もあり、また原子力再稼働や系統送電網の管理運営問題など政治的な問題もあります。さらには、いったんソーラー発電設備をいったん接続した後は、その後10年以上接続及び買取が保障されますが、その間に電力システム改革による電気事業者や発送電の在り方が大きく変わるので再生可能エネルギーを受け入れる側としてはどうしても保守的にならざるを得ないという事情も一定程度理解はできます。国のエネルギー政策で原子力比率や再生エネルギー比率を明らかにするようにとの主張は国会内外でも強いですが、再生エネルギー接続問題で明らかになたさまざまな論点を丁寧に議論し、またこの結果が電力システム改革の具体的道筋にも反映されるべきと主張します。


民主党代表選候補者集会@福岡

2015年01月13日 | Weblog

  民主党代表選挙候補者集会が博多駅前のホテルにて開催されました。会場には、党員サポーターとマスコミ関係者であふれており、代表選挙への関心の強さが良くわかりました。長妻、岡田、細野各候補の演説の後、司会者と会場からそれぞれ各候補に対して質問があり、各候補はそれぞれの政策、主張をぶつけ合いました。今回の代表選挙は、衆議院選挙後の海江田代表の辞任を受けたものですが、特別国会への対応や年末年始ということもあり、国会議員だけで代表選挙を行うべきという事務方の主張に対して、党常任幹事会で党員サポーターや地方議員を含めた代表選挙をすることが党の再生につながるという私たちの主張が採用されたものです。正月返上で、党員サポーターへの投票用紙の印刷、発送、全国9か所での候補者集会の運営など事務方や関係業者に大変な苦労をかけているのも事実ですが、今回の候補者集会に参加し、また代表選挙のメディアの報道に接して、党員サポータを含んだ開かれた代表選挙になって正解だと確信しました。

 18日には臨時党大会が開催され、党員サポーター、地方議員の郵便による投票に加えて、国会議員等臨時党大会出席者の直接投票を加えた代表選挙が実施される予定です。3人の中のでの候補が新代表になったにせよ民主党の再生を実現に、来る統一地方選挙、参議院選挙でしっかりと民主党の躍進を可能にすることを期待します。

 会場には、地元の福岡県を中心に、沖縄、鹿児島を含む九州一円から党員サポーターが出席しました。また地元のテレビ局、新聞社など多数のマスコミ関係者も取材のために候補者集会に参加しました。


情報労連、自治労等賀詞交歓会

2015年01月09日 | Weblog

  今日は、昼、夜と各種団体の賀詞交歓会が集中しました。月曜日から金曜日まで県内各地でこのような新年行事が行われていますが、金曜日の夜は特に行事が集中して、ほとんど同じ時間帯に4つの新春行事を掛け持ちすることになりました。来週からは、各地域の団体行事に移っていきます。

 自治労旗開きは、主催者の石川委員長の挨拶で始まりました。今年は統一地方選挙の年ですが、自治労の組織内議員も多く選挙に臨みます。地域主権を発展させる立場から、確りと地域政策や生活者、働くものの立場を訴えて当選を期してほしいと思います。


賀詞交換会

2015年01月09日 | Weblog

  今週から各種団体で新年行事が開催されております。一日数件の行事に参加しますが、福岡市、久留米市、北九州市など県内各地で行われているので移動が大変です。上の写真は、久留米市で開かれている名刺交換会です。この後新幹線で移動して、福教組旗開き、福岡市商工会議所賀詞交換会などを短時間で駆け回るような日程です。

 今年は、4年に一度の統一地方選挙の年です。連合などの支援団体の賀詞交歓会の議員の主役は、改選を迎える県議会議員、市議会議員等の地方議員です。下の写真は、連合推薦の福岡県議会議員の皆さんです。

 更に下の写真は、久留米南部商工会の賀詞交歓会の様子です。改選を迎える久留米南部商工会に関係の深い久留米市議が壇上に登り挨拶をしております。来賓には楢原久留米市長の姿も見えます。1月前半は、国会議員のみならず首長も様々な行事に出席して大変忙しいとのことです。

 

 


謹賀新年

2015年01月01日 | Weblog

 明けましておめでとうございます。昨年一年間このブログを愛読いただき、感謝申し上げます。今年も議員としての活動状況や政策議論の状況を書き続けることにより、私に議員活動を紹介したいと思います。

 昨年は、経済産業委員長として経済や産業、中小企業政策、エネルギー政策等を中心に国会で議論してきました。今年は、財政金融委員会筆頭理事として、日本の財政、金融関連の議論を国会で行っていきたく思います。

 国の借金を相変わらず国債発行でまかない、その国債を日銀が大半購入するという構造が定着し、その結果急激な円安が続いています。今年も円安が続きそうですが、国民の生活への影響が気になります。1月下旬に召集予定の通常国会で、これらの点を含めてしっかりと議論をしていきたいと思います。