前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

「改革?」クラブ

2008年08月29日 | Weblog
 「改革クラブ」結成のニュースが飛び込んできました。渡辺議員、大江議員が離党して、新しい政党を結成するとのことです。今年の通常国会で道路特定財源の一般財源化や暫定税率の廃止に向けて論戦してきましたが、それとの関係で今回の離党の動きはそれほど大きな驚きではありませんでした。これまで党の結束を乱して、本会議投票で造反を重ねることに少なからずの批判があったのも事実です。その意味では、両氏の離党は時間の問題という指摘もありました。
 しかしここで指摘したいことは、参議院比例区選出議員の離党の正当性の問題です。全国の有権者は、民主党ないし民主党所属の個別の比例区議員に投票しました。その得票により当選した議員が、民主党に造反して離党する以上議席を返上すべきはずです。離党して民主党への批判を繰り返す姿は余りいただけないように思えます。議員辞職して、次の国政選挙で「改革クラブ」で立候補することが、真の「改革」者ではないかと思いますが・・・・。

福岡4区挨拶周り

2008年08月28日 | Weblog
 本日は、古賀たかあき民主党福岡4区総支部代表と同地域の市町村長および議会正副議長への表敬訪問を行いました。国会閉会中を利用して、地元の自治体の長と意見交換して、地域の実情を知ることは大変有意義です。また国政や次の総選挙などの動向に関してもアップデートをしておきました。政権交代を目指す政党としては、政権交代後の地方自治体とのスムーズな連携も必要です。日ごろより、地方自治体との良好な関係を築いて行きたいと思います。

マーク・サマリン経済補佐官との会合

2008年08月27日 | Weblog
 昨日と今日の二回ブッシュ政権経済補佐官マーク・サマリン氏と会談しました。昨日は、民主党国際局長岩国衆議院とともに同氏の民主党本部表敬訪問を受けました。また翌日は、神崎日興シティ特別顧問主催の朝食会で同氏に米国の経済・政治情勢を伺いました。
 二度の会合を通じで、サマリン氏の金融や経済に対する知識や洞察の深さを認識することが出来ました。米国において、住宅・不動産市場の下落が深刻化し、その後自動車ローン、クレジットカード、社債、短期金融市場等様々な金融市場に悪影響を及ぼしつつあります。日本の90年代のバブル崩壊後のデフレスパイラルを彷彿させるような展開が起こっております。これらの認識の共有化と対処策に関して非常に有意義な意見交換ができました。
 米国及び欧州の金融危機に関して、日本と同じ程度に深刻であるという見方と日本を反面教師にしているので対処策が迅速で深刻な危機を回避できるという見方があります。私は、欧米の政治家や有識者と話した情報から判断して、前者の考え方を取っております。資本主義は、何度もバブルを経験し、かつバブル崩壊で多大の被害をこうむって来ました。グリンスパーン前連銀議長のいうようにバブルは、崩壊した後でないとその存在が分からないという意見は否定できないと思います。
 私は、米国金融危機の対応の指標として、ファニメイとフレディマック(どちらも政府系住宅公社)への公的資金投入の時期、規模、やり方を上げたいと思います。日本国政府の住専問題への対応になぞらえることが出来ます。too late too little にならないように米国政府に期待したいと思います。両住宅公社の処理の次には、今後多く発生する金融機関の破たん処理、景気低迷による中小企業の破綻増と信用収縮対策など多くの仕事が待っております。
 税金をどうして一部の金融機関の救済に使う必要があるのか、一般国民に分かりやすく説明し、かつ説得することが重要であります。数億円、数十億円のボーナスや退職金を貰っている公社、金融機関のCEOを救済するのに税金を使うことへの批判を恐れずポールソン財務長官や次の政権の財務長官が金融システムへの税金を投入することを何時決断するのか注意深く見守って行きたいと思います。

公開会社法等の打合せ

2008年08月26日 | Weblog
 公開会社法や国内外の金融状勢のアップデートのために小沢代表と会合を持ちました。鈴木公開会社法PT座長と事務局長の私で、これまでのPT勉強会の内容を簡単に説明し、公開会社法PTの取りまとめに向けた課題を議論しました。また日米欧の政党、労働組合で行われた「金融市場ネットワーク」会議の内容を説明し、今後の方向性に関して意見交換しました。短い時間でしたが、今後の方向性を確認することができました。

雇用対策委員会活動

2008年08月25日 | Weblog
 民主党福岡県連雇用対策委員会で、福岡市役所にヒアリングを行いました。福岡市の主な経済振興プロジェクト、中小企業対策、市内の雇用の状況などを懇切丁寧に教えて頂きました。雇用対策委員会には、私及び県議会議員や市議会議員で構成されておりますので、頂いた多くの課題に対して国、県、市の連携を良くして対応して行きたいと思います。
 福岡市は、中小企業政策、研究開発、ファッション・ゲーム等の産業振興、観光誘致など多くの分野で積極的な行政活動を行っていることが分かりました。また市の課題としては、アイランドシティの開発や地下鉄、新空港問題等の交通政策の充実などがあります。吉田市長以下、市役所職員が一丸となった活動に期待したいと思います。
 勉強会終了後には、懇親会を行いました。より突っ込んだ議論を行うことができ本当に有意義でした。

福岡商工会との意見交換会

2008年08月23日 | Weblog
 福岡商工会の幹部と民主党県連雇用対策委員会との意見交換会を行いました。福岡市の中小企業問題、経済対策、新空港問題、地下鉄の延長、新キャナルシティ開発等など意見交換しました。参加した福岡市議、福岡県議とともにこれらの問題を今後の議会での活動に活かして行きたいと思います。
 同雇用対策委員会は、福岡県庁、市役所、商工会議所など主要な経済、雇用関連の団体と意見交換をして、民主党福岡県連の活動の活性化を図っております。来週は、福岡市役所の幹部職員と意見交換をしていくこと予定しております。

博多港振興セミナー

2008年08月21日 | Weblog
福岡市主催の博多港振興セミナーが、東京大手町のホテルで開催されました。吉田福岡市長が、数百名の参加者を前に博多港や埋め立て地アイランドシティの利便性、将来性に関して熱く語りました。地元の議員として、歴史的にアジアの玄関口であった博多港の今後の発展を期待したいと思います。

郵政事業見直し検証委員会

2008年08月19日 | Weblog
 民主党と国民新党の合同の「郵政事業見直し検証委員会」の第一回会議が行われました。昨年10月の郵政民営化後、利用者に対する郵政サービスの低下、現場の混乱等が発生しております。民営化後一年が経過しようとしておりますが、この機会に郵政事業見直し、民営化の問題点を検証していくものです。
 初会合では、全国郵便局長会及び郵政政策研究会よりヒアリングを行いました。民営化後、郵便局長全員へのアンケート調査では、①顧客へのサービス低下、②勤務条件、職場環境の悪化、③郵便局会社内での混乱、等が明らかになったとのことです。
 その後、道路対策本部会合、民主党次の内閣会合等多くの行事が重なりました。夏休み気分はすっかりなくなり、次の臨時国会に向けて本格的に政治が動き出してきたようです。

軽井沢研修

2008年08月17日 | Weblog
 「政権交代を考える会」の軽井沢研修に参加しました。同会会長の鳩山民主党幹事長を始め、菅代表代行、山岡国対委員長等約100名の国会議員、前議員、衆議委員候補者が勢揃いしました。軽井沢研修には初参加でしたが、講演会、懇親会等勉強になりました。
 研修会、懇親会が終了後、一路上京して翌日以降の東京での活動に備えました。

常任理事会

2008年08月09日 | Weblog
 月例の民主党福岡県連の常任理事会が開催されました。国会議員、各衆議院総支部代表等が一同に集まりますが、総選挙への準備モードになってきております。みんな連日の街頭演説や支援者訪問のためか、真っ黒に日焼けしております。この時期の地道な活動が、次に選挙を決することになるという気迫に溢れていました。

道路対策本部会合

2008年08月05日 | Weblog
 久しぶりに国会に行き、民主党道路対策本部会議に出席しました。国会が閉会されて、同会議の開催が隔週1回と大分動きが鈍くなりましたが、次の臨時国会での論戦の準備を怠りなくやっております。
 同本部の活動の次の目玉は、道路財源の一般財源化の具体的民主党の主張として地方整備局の廃止、権限、財源、人等の都道府県への移管があります。政府の地方分権改革推進委員会も同様な主張をしておりますが、必要あらば連携して政策の実現を果たしていきたいと思います。

NTT労組九州総支部設立大会

2008年08月04日 | Weblog
 本日は、JR吉塚駅前での朝の街頭演説を皮切りに、福岡県職員労働組合、県知事等への表敬訪問を行いました。
 午後は、福岡交通労働組合定期大会及びNTT九州総支部設立大会へ来賓として参加しました。特にNTT労働組合の場合、新九州支部の設立大会ということで、九州一円より多くの参加者が出席しました。2010年には、NTTグループの組織に見直しがなされるということで、残された2年間で労使が一体になってより競争力があり、顧客サービスに優れた企業体を作るという決意がなされました。光電話、次世代ネットワーク等の情報ハイウエイやブロードバンドの完成が日本にとり極めて重要です。21世紀においても世界の経済大国を維持していくためには、不可欠のことがらです。道路特定財源のあり方が議論されておりますが、「情報の道」を建設することにも道路財源は転用すべきと考えます。

わっしょい百万夏まつり

2008年08月03日 | Weblog
 北九州市の夏を飾る「わっしょい百万夏まつり」に参加しました。北橋北九州市長を先頭に「燃えろみんなの北九州」という踊りを踊り、北九州市役所前の小文字通りを練り歩きました。地元の議員、地元の商店街の皆さん、北九州市民の老若男女等、大勢の人が参加して祭りは大いに盛り上がりました。

福田改造内閣

2008年08月02日 | Weblog
 本日福田改造内閣が組閣され、初閣議を開きました。閣僚名簿を見る限り、古い自民党に「先祖がえり」した印象を受けました。小泉内閣、安倍内閣に比べて、旧来の派閥と世代間のバランスに配慮したもので、前、前々内閣の改革志向の全否定こそが唯一のサプライズでした。
 一方で次の臨時国会で閣僚と対峙する野党議員として、ポイントポイントでは守備を固めた守りに強い布陣である印象を受けました。私が先の通常国会の各種委員会で質問した国土交通大臣、防衛大臣、財務大臣、金融大臣に関しては、専門知識や経験もある方が多く、論戦で失言を引き出すことは期待できそうにありません。むしろ道路財源のあり方、防衛調達のあり方、サブプライム問題等、それぞれの本質的な部分で論戦を行い、大臣主導で問題の対処を決断させる戦術になりそうです。次の臨時国会での対面が楽しみです。そろそろ質問のための資料集めを開始したいと思います。

8区市町村長挨拶回り

2008年08月01日 | Weblog
 折尾駅での朝立ちを皮切りに、福岡8区(筑豊地方)の市町村長、議長への挨拶回りを行いました。地元の案内人として、前日このブログで紹介した山本ごうせいさんにお供を願いました。何人かの市長、町長とはじっくりと座って地元の状況を意見交換することができ大変有益でした。旧産炭地として財政的な厳しさがある一方、トヨタの工場が進出して将来への希望も一部垣間見えました。サブプライム問題や世界的な資源価格の高騰による世界的な景気後退が、トヨタ等の工場進出によりこの地域にも直結することも意味します。日本の地方財政の逼迫とともに様々な課題を背負っての地方自治体の経営です。地元議員として大いに関心を抱くとともに、適切に応援していきたいと思います。