前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

筑後川の春の風物詩

2013年03月31日 | Weblog

 昨晩久留米大学教授をしている大学のゼミの後輩達と会食があったので、久留米の両親宅に泊まりました。朝早く起きて、家の近くの筑後川沿いを約1時間ほどジョギングしましたが、最高の一時でした。この季節の筑後川の土手は、菜の花や白い菜の花で覆われ大変きれいです。上の写真には、筑後川のリバーサイドと2面あるサッカー場の一部が写っておりますが、少年サッカー競技大会などがある時は福岡県内一円からバスや車を連ねてサッカー少年やその父兄が集まり、広い駐車場が車であふれます。

 サッカー場は、芝敷きではありませんが、短く刈り込まれた雑草に覆われており、それなりに快適に試合ができる環境です。この季節は様々な花が咲き、花の上でサッカーボールを追いかけることになります。

  

 このような気分に浸っているのはつかの間でした。朝9時半には秘書が車で迎えに来て、党員・サポーターなどのお願いのために支援者を一軒一軒回る地道な営業を開始しました。衆議院選挙に敗れて下野して以降、民主党に対する風当たりは大変厳しいものがあります。そのような状況で党員・サポーターに今年もなっていただける皆さんには大変頭が下がります。戸別訪問の傍ら気分転換に大きな交差点前で街頭演説をしました。車の中から手を振ってくれるとうれしくなります。


暫定予算等成立

2013年03月29日 | Weblog

 今日は、年度末の最終の平日ということで、参議院本会議が開かれ暫定予算、日切れ法案、同意人事などの処理を行いました。暫定予算とは、25年度本予算の国会提出が遅れたため年度内成立が見込めないため、4月1日から本予算が成立するまでの間暫定的な予算を作り政府活動に支障を来さないというものです。この趣旨に鑑みて、民主党も含め多数の会派が暫定予算に賛成し成立しました。また所得税改正法や地方税改正法も、年度内に成立することができました。この内容は、三党合意の枠組みで自民、公明、民主で合意したものを中心に法律改正がなされており、賛成多数で成立しました。


大災害から国民を守る法律整備調査会

2013年03月27日 | Weblog

 東日本大震災等の経験から学び将来の大災害から国民を守るためにどのような対策が必要か、またそのための法整備を行うために民主党の調査会が発足しました。中川正春衆議院議員を会長として、渡辺周会長代行、三日月大造事務局長という体制です。私は、経済産業部門を代表して副会長に就任しました。3・11東日本大震災が発生した後、政府や自治体等の対応を検証して、どのようなことが教訓になるのか議論しました。自民党は、国土強靱化ということで、公共事業に偏った対策が中心ですが、民主党は政府自治体の危機対応強化や機動的に対応するための法体系の整備等総合的な政策をこの調査会で議論して行きたいと思います。

 

 


環境整備・生活排水適正処理推進議連

2013年03月26日 | Weblog

 環境整備・生活排水適正処理推進議員連盟が、参議院会館内で開催されました。下水道整備等の現状や合併浄化槽等の普及推進に関して議論をしました。この他本日は、経済産業委員会が開催され、日切れ法案等の処理を行いました。

 また毎月一回行っている民主党参議院福岡選挙区第二支部幹事会を国会事務所と福岡事務所をスカイプで結んで行いました。この電話会議では、党員サポーターの募集活動や民主党福岡参2支部大会の6月開催等を決定しました。


参議院本会議

2013年03月26日 | Weblog

 所得税法改正法および地方税法改正法の代表質問がありました。この法案は、租税特別措置法等の日切れ法案が含まれているので、今週中に財政金融委員会、総務委員会等で審議して、今週中に参議院本会議で採決すべきものです。

 両法案は、自民、公明および民主党の三党で協議して合意に至った25年度税制改正が基本となっているので賛成すべき法案です。民主党が賛成するので、参議院本会議でも順調に可決成立することが予想されます。揮発油税の暫定税率に係る租税特別措置等の取り扱いで大荒れに荒れた5年前の道路国会に比べて、3月中は順調な国会運営となっています。今回も租特を担保にとり対決する戦略もあり得ましたが、三党協議という枠組みを使って、民主党の主張を税制に反映させる方法が与党を経験した民主党として取るべき戦略と確信しています。


地元活動

2013年03月23日 | Weblog

 航空自衛隊築城基地のある築上町のコミュニティセンターの落成式に出席しました。

今日の福岡地方は、天気も良く絶好の花見日よりでしたが、行橋、門司港などで街頭演説を行い絶好の街頭演説日よりでした。夜は、小池福岡県議会議員を励ます会に出席しました。このように週末は、色々地元行事が入っており、福岡県内を隈無く回っております。



3月朝食会

2013年03月22日 | Weblog

 月例の東京朝食会を開催しました。ホテルニューオータニの宴会場で朝7時半から行いました。ほとんど毎月行っており今回で64回を数えていますが、3月は会社や諸団体の関係者は何かと忙しいせいか今回は予想以上の欠席者が出てしまいました。結果大量の朝食が余ってしまいました。勿体ないので事務所スタッフで一部いただきましたが、それでも写真のように大量の弁当が余りました。

 それでも100名近くの方々に参加頂いた朝食会が無事に終了してほっとしている事務所の面々です。3人でこのような朝食会を切り盛りするのは大変ですが、よく頑張ってもらっています。


発送配電の法的分離に関する問題点

2013年03月21日 | Weblog

 今日は、経済産業部門会議や参議院経済産業委員会での質問等で一日終わりました。委員会質問では、茂木経済産業大臣等の所信に関する質問でしたが、電力システム改革に関して突っ込んだ質問を主に行いました。近い内に電力システム改革及び第三段階までの改革の工程が閣議決定され、またその工程がプログラム立法という形で今国会に提出予定の電気事業法改正法案に含まれるということです。

 質問の要点は、電力送電事業の中立化を図るために既存電力会社を持ち株会社の下に発電、送電、配電子会社に法的に分立することに関連した問題点を払しょくすることです。審議会で議論された論点ですが、原子力発電の再稼働がなされていない状況で、実務的に法的分離が可能であるのか、またそうなった場合に既存の電力債や銀行や生保等の債権者はどのように守られるかという観点です。電力債や債権者の権利が法的分離で劣後する可能性があれば、5年先とか7年先の問題ではなく、直近の電力会社の資金繰りに影響し、また電力会社の株価、電力債、CP等の市場に直結する問題です。

 今回の質問に当たり2週間ほどかけて、経済産業省や市場関係者、銀行、会計士と打ち合わせて、問題点を明らかにして、それに対処するという方針で取り組みました。原子力発電所の再稼働ができない状態で法的分離は実務的に不可能と私は思いますが、NTTの会社分割の法制を参考に法律で電力債等の既存債務に新設会社間の連帯保証を適応したり、電力会社、関係者および銀行等の社債権者の承諾を得る形で十分な合意形成をした上での法的分離を行うという政府の姿勢を確認しました。これまでのやり取りは、民主党経済産業部門の質問に対する経済産業省の回答書や参議院経済産業委員会での大臣答弁の議事録という形で公開されています。

 今日は一日国会に籠ってこのような仕事に従事しましたが、下の写真は昨日質問準備の合間に気分転換にジョギングした時の桜の写真です。桜の後方には、送電線が見えます。送電線などこれまであまり気になりませんでしたが、この帰属と運用を巡って国会で議論をしているので最近よく目につきます。


臨時民主党福岡県連大会

2013年03月16日 | Weblog

 民主党福岡県連の臨時県連大会が行われました。今回の主な議題は、新県連代表および新執行部体制の承認と次期参議院福岡選挙区公認予定候補の決定です。

 先ず13日に締め切られた党員・サポーター1万3千人余による直接投票の結果、野田国義前衆議院議員が次期参議院公認予定候補に選出され、県連大会で承認されました。投票率が、22%ということですが、私は、約3千人が実際に投票して野田氏を選任したことに大きな意義があると思います。投票率が、国政選挙の投票率に比べて大きく見劣りしますが、民主党にとり始めての試みであり、また周知など十分ではなかったことは反省点であります。ただテレビの視聴率が22%といえば大変な数字であるように、22%といっても一概に低いとは言えないということです。選考委員会で十数名で決めることに比べて、その数百倍の人間が候補者選定に関与した事実は、7月の参議院選挙本選に向けた選挙準備活動にも大きな意味があると思われます。

 次に、新県連代表の承認がなされましたが、私が新県連代表に就任することに決まりました。民主党県連の置かれている状況から考えると大変な仕事を引き受けることになりますが、確り仕事をしたいと思います。新執行部は、代表代行に吉村県議、城井元文部大臣政務官、幹事長に藤田一枝元厚生労働大臣政務官と重厚は布陣となり、一安心です。



経産部門会議、土地家屋調査士議連総会等

2013年03月14日 | Weblog

 経済産業部門会議では、電力システム改革に関して電力総連からヒアリングを行いました。その後発送配電法的分離による電力会社の資金調達への影響を資源エネルギー庁とジャパン・クレジット・アドバイザリー(株)大橋代表にヒアリングしました。電力システム改革の工程表が早ければ今週中にも閣議決定することを受けて、総括原価・地域独占という電力制度が見直されることになります。5年から7年後に電力会社が発電・送電・配電の会社に法的に分割されることになりますが、電力債や銀行貸出しにおいてはその影響は決して将来の話ではなくすぐに発行条件や貸出条件に直結する問題でもあります。これらの観点から、かなり突っ込んだ議論を本日の部会で行いました。

 写真は、部門会議の後に行われた土地家屋調査士議連総会の模様です。議連では、小川敏夫会長以下新しい役員人事を決定しましたが、土地家屋調査士制度の重要性と制度改革の必要性を再確認しました。


アベノミクスの出口戦略?

2013年03月12日 | Weblog

 国内外の金融関係者やヘッジファンドマネージャ達と話す機会が増えています。東日本震災後は一時海外からのお客さんが減っていましたが、昨年秋のIMF世銀東京年次総会以降は海外の投資家の日本株や円への関心が高まっており来客も増えています。本日もある有名グローバルマクロ・ヘッジファンドのマネージャーと話す機会がありましたが、昨年から円ショート、日本株ロング、日本国債はニュートラルのポジションを作っているとのことです。最近多くのヘッジファンドで採用されているポジションです。

 本日の民主党次の内閣で日銀総裁の同意人事の賛否を決定しましたが、黒田総裁候補、中曽副総裁候補に賛成をし、岩田副総裁候補には日銀の独立性を侵害しあまりにもリフレ過ぎるという理由で反対をすることが決まりました。順当な線に落ち着いたと思います。アベノミクスの実行部隊として、日本銀行を位置づけることに若干の懸念がありますが、日本銀行の新正副総裁に期待することは金融緩和の出口戦略や金融緩和が利きすぎ金融市場や為替市場が暴走した場合の政策を確り念頭に入れて金融政策を行って欲しいとのことです。

 アベノミクスの三本の矢の内、金融緩和と財政出動が目に付きますが、果たして成長戦略が実を結ぶかによって、いいインフレ・なだらかな金利上昇・緩やかな円安になるのか、悪いインフレ・金利急騰・円暴落になるかが決まります。アベノミクスの当初は、株式市場や不動産も上昇し、すべてがいいことずくめに見えますが、3年後にどのような相場になるかは日銀総裁だけに責任をかぶせることは間違いです。やはり政府部門で財政規律や規制改革を断行して、民間部門で技術革新を続けていくことが重要と考えます。

 


福岡・久留米勉強会

2013年03月11日 | Weblog

 今日は、久留米で朝食勉強会、福岡で昼食勉強会を行いました。1月を除き、奇数月に行っている地元の企業団体経営者向けの勉強会ですが、前回は11月でした。前回は総選挙前でしたが、政治状況は大きく変わっていましたが、前回と同様多くの方々に出席していただき成功裏に勉強会を行うことができました。感謝したいと思います。


北九州情報交流勉強会

2013年03月09日 | Weblog

 北九州市小倉駅近くのホテルにて、9時半より情報交流勉強会を開催しました。土曜日の午前中、企業、団体の幹部の皆さんに集まってもらい、国政報告、特に①アベノミックスの評価と今後の影響、②H25年度予算の概要、③日本のエネルギー政策等に関して議論をしました。この勉強会は、1月を除いて奇数月に行っておりますが、前回の勉強会(11月)から大きく政治、経済情勢が変化しましたが、前回同様多くの方々に勉強会にご出席いただき感謝していおります。

 


森鴎外旧居跡

2013年03月08日 | Weblog

 今日は、衆議院予算委員会が行われており、参議院の委員会や党部門会議等が入ってなかったので地元に戻り支援者回りをしました。北九州市内の団体や会社などを回りましたが、その途中森鴎外旧居跡を通ったのでシャッターを押しました。

 森鴎外は、明治32年に軍医部長として小倉に赴任し、2年弱滞在しました。その時に旧居跡が北九州市指定文化財として残っています。小倉の繁華街である鍛冶屋町にあり、当時としては立派な住居と都心としては広い敷地から当時の森鴎外の社会的地位が想像できます。

 今日の福岡地方は、花粉、黄砂とPM2.5の影響か、花粉症の私にとってつらい状況での支援者回りでしたが、旧居跡はつかの間の気分転換となりました。

 庭の草木は、春の気配を漂わせていました。ここが繁華街の中にあるとは思えない程自然の営みがありました。