前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

日本版SEC法案

2006年01月30日 | Weblog
 今日は、一日国会事務所で活動しました。ライブドア事件を受けて、民主党は資本市場の健全化確保のために、日本版SEC法案を今国会に提出する予定です。証券等監視委員会の独立と機能強化のための法案ですが、この法案を提出するにあたり様々な観点から同制度を分析する必要があります。また今国会に提出予定の投資サービス法や将来の法制化が必要な金融サービス市場法との整合性を確保することも必要です。大急ぎで論点整理を行いました。このたたき台を元に、活発な議論ができればと思います。

地元活動

2006年01月28日 | Weblog
 朝自宅を出て、松本龍衆議院議員の「新春の集い」に参加しました。その後、行橋市で行われた稲富修二さんの結婚披露宴に参加、とんぼ返りで福岡市内で開催されたJPUの新年会に参加しました。
 国会が開催されて、ウィークデイは国会、週末は地元を駆け回るという生活が復活しました。月に一日か二日は休養日を入れたいのですが、かなわないことが多いです。

金帰

2006年01月27日 | Weblog
 一日国会での仕事を行いました。特にライブドア問題に関連して、有識者と意見交換し、日本の証券行政の問題点、東証や証券取引等監視委員会などの制度改革を議論しました。
 夜福岡に帰り、その後地元支援者と政策勉強会を行いました。今回のテーマは、日本銀行の金融政策に関するものでした。この勉強会は、2ヶ月に一回、医師、公認会計士、企業経営者、新聞記者など7,8名の有志で行うものです。今回は、福田宗像市会議員も参加されました。

ライブドア問題

2006年01月26日 | Weblog
 この2、3日ライブドア問題を調べております。民主党ライブドア問題調査追求チームの事務局次長という立場で、この問題をしばらく追っかけていくことになりそうです。今回の問題は、色々な切り口があると思いますが、私は資本市場改革の観点から、この問題を追っていこうと思います。特に、投資サービス法、東証の問題解決、証券取引等監視委員会の独立性の強化などを委員会等で質問して行きたいと思います。

博多駅前、朝立ち

2006年01月23日 | Weblog
 朝7時半より1時間、博多駅筑紫口にて街頭演説を行いました。時折白い雪が舞い落ち、寒い中での街頭演説でした。子供、乗り物、建物、食べ物など生活の安全を主要テーマとして、今国会を闘っていく民主党の決意を述べるとともに、私の常日頃の国会活動を報告しました。
 朝立ちの後、事務所内の会議、さらにもう一件外部での会合を済ませて、上京しました。夜は、経済同友会の新年親睦会に参加する予定です。
 現在毎月2回、月曜日の朝に福岡県下の主な駅で街頭演説を行っております。次は、2月6日、行橋駅で行う予定です。

新春の集い

2006年01月22日 | Weblog
 本日は、古賀市、久留米市、北九州市、筑紫野市でイベントがあり、福岡県内を駆け回りました。その中のには、古賀一成衆議院議員と楠田大蔵前衆議院議員の「新春の集い」がありました。どちらも数百人の参加者がおり、盛大な催しでした。来賓として参加させて頂き、多くの民主党支援者と話ができ、有意義でした。

施政方針演説の評価

2006年01月20日 | Weblog
 第164回通常国会が、本日招集されました。午後参議院本会議場で、小泉首相の施政方針演説や麻生外務、谷垣財務、与謝野経済担当の各大臣の各演説を聴きました。
 小泉首相の施政方針演説は、かけ声は勇ましく、民間企業や民間人の成功例など随所に引用がありましたが、政策の具体性に欠け内容に乏しいという印象でした。昨年の方がまだ増しという印象です。参議院では、小泉チルドレンがいないせいか、拍手もまばらで小泉「改革」の熱が冷めているという印象でした。
 今回の演説で良かった順番は、谷垣大臣、与謝野大臣、小泉首相、麻生大臣というのが私の評価です。勿論主張や信条が違い同意できない点も多くありますが、少なくとも日本の諸問題の認識とそれに対する政府の対処方針が明確であるということが評価基準です。
 財務演説には、歳入歳出一体改革、資産負債一体改革という概念が明確になり、財政再建に向けた方向性がより具体化したことが印象的でした。最後の「弱肉強食ではない社会を」というフレーズが小泉首相や竹中大臣との路線の違いを際だたせましたが、増税の必要性を訴える財務省の主張が随所にあったことも彼らしいものでした。増税議論は、今後国会できっちり議論して行きたいと思います。外務大臣演説は、麻生さんらしからぬ精彩さや新鮮さに欠けており、日本外交の低迷を象徴していました。
 通常国会の会期は、150日あります。これから財政金融委員会、災害特、経済産業雇用調査会等の委員会できっちり政府に質問し、論戦を戦わせて行きたいと思います。
 

「東京証券取引所」改革の必要性

2006年01月18日 | Weblog
 東証は、ライブドアショックによる株式暴落による取引量急増により、全ての株式の売買停止をしました。東証のシステム停止は、この3ヶ月間で2度目で、またみずほ証券の誤発注に対処できなかった東証システムの問題がありました。
 政府は、「預金から投資へ」とかけ声だけは一流ですが、具体的な資本市場のインフラ整備という実態が伴っていないと言わざるを得ません。特に資本市場の中核をになう東証などの証券取引所が、旧態然の組織で、相変わらず財務省の天下り機関でお役所体質が抜けていないことに問題の本質があります。
 ニューヨーク証券取引所など欧米の主要取引所は、外部からIT専門家を登用したり、積極的に最新の技術を導入しております。東証に積極的に外部の血を入れ、また競争原理を導入することが必要です。
 東証の信頼性と競争力の不足は、日本の資本市場のそれの不足と海外投資家はみなします。早急な改革が必要です。


ライブドアグループの証券取引法違反事件に関して

2006年01月17日 | Weblog
 ライブドアグループの証券取引法違反が報道されました。昨年来の株式市場のブームに水をさすことにならないかいささか心配な気がしますが、一方で公正で透明な資本市場を作るために、多くの教訓と問題提議がありました。
 今回、①投資事業組合を使い資本市場の開示を逃れて、②虚偽ないし不適切な発表を行い、③株価を操縦して利益を上げた点が問題になっています。より一般化して投資事業組合やファンドを使って、開示逃れをして、株価操縦による利益を得たり、敵対的買収をしかける事件が発生しております。この点の法律や金融業政の不備は早急に直す必要があります。
 また同グループの疑義として、極端な株式分割をして、結果的に株式をつり上げ、株式売却益を上げた点があります。このような行為は、他の一部の振興企業で行われており、このような行為が最近まで黙認されていたことは金融庁及び証券取引所の責任です。
 更には、ニッポン放送への敵対的買収を行う際に下方転換価額修正付き転換社債(MSCB)を発行するとともに、引受証券会社に貸株を行い、証券会社の株価操縦に手を貸したという指摘があります。同取引でMSCB引受証券会社が、約200億円の利益を得たと観測されておりますが、そのことは他の投資家が同程度の評価損を出したことに他なりません。
 日本の資本市場では、何でもできるという「ジャングルの論理」を認めないためにも、今回の東京地検の動きは大いに評価できるでしょう。しかし東京地検の前に、どうして証券市場の番人である証券取引等監視委員会(SEC)が先に動かなかったとの批判は適切です。この点は、SECの人員、組織のあり方、金融庁の監督上の責任など、今後国会でも取り上げていきたいと思います。

 

羽犬塚駅前街頭演説

2006年01月16日 | Weblog
 JR九州、羽犬塚駅前で朝の街頭演説を行いました。民主党福岡第七区代表の中屋大介さんも参加して、年始の挨拶もかねて民主党の政策や第164回通常国会開催にあたっての決意等を述べました。その後、一日大牟田市や筑後市などの支援者回りを行いました。

結婚記念日

2006年01月15日 | Weblog
 早いもので06年に入り、半月が過ぎました。そろそろ新年の行事は峠を過ぎて、同時に幾つかの新年会を掛け持ちすることが減ってきました。それに伴い少しずつじっくりと考えをめぐらす余裕が出てくるようになりました。しかし今週の金曜日20日から通常国会が開始されと、また大忙しの日程です。つかの間のひと時です。
 2000年の祝日法の改正以前は、1月15日が成人式でしたが、私ども夫婦は、1988年のこの日に結婚式を上げました。祝日法改正以降成人式の日にちが変わり、うっかり結婚記念日を忘れることもしばしばです。今年は、「政治家家業」にも少しなれてきて、何とか18回目の結婚記念日を思い出すことが出来ました。政治家の妻として影に日向に私を支えてくれている妻に感謝したいと思います。

ブレーン・ストーミング

2006年01月14日 | Weblog
 今年の一月より、大島九州男前福岡8区総支部代表を公設秘書としてお迎えいたしました。元直方市会議員、キャプテン九州代表や元衆議院候補として豊富な政治経験や行動力があり、事務所の活性化にとって願ってもないことです。
 今日の午前中、大島さんを交えて事務所の幹部と今後の戦略に関してブレーン・ストーミングを行いました。投資銀行など金融界では、営業戦略などの会議を定期的に行います。日常の業務から離れて、自由に意見を述べ合い、ビジネス環境の理解や取るべき戦略などを決める手法です。政界では、余りなじみがありませんが、日常の政治活動や事務所の運営には十分に活用できるはずです。
 現在事務所では、ウェブ(Goo Business)を使いスケジュール、プロジェクト等の管理を行い、また週一回、国会・地元事務所との間で電話会議を行っております。組織も役割分担をして、フラットな組織にしております。IT企業や投資銀行などの手法を大幅に取り入れるという実験を行っております。どの程度効果があるか、2,3年後には明かになるはずです。


UIゼンセン賀詞交換会

2006年01月13日 | Weblog
 2006年UIゼンセン同盟賀詞交換会が、福岡市内のホテルで開催されました。隈本委員長を始め、日頃よりお世話になっている方々にお会いすることができました。また同僚の柳沢みつよし参議院議員や三原福岡市会議員、北山田川市会議員など多くのUIゼンセン組織内の議員も参加されておりました。
 福岡市長、島村連合事務局長を始め多くの労組関係者、民主党国会議員、総支部代表者などが多く参列して、盛大な会合でした。昨年より景気回復が本格化し、日経平均も40%を超える上昇をしました。これまで十年以上の民間企業ならびに労働界の血がにじむような経営努力の賜物の結果といえます。今年は、日本復活の年として、日本の強みの再評価がブームになることを期待します。
JAPAN

「新春の集い」s

2006年01月11日 | Weblog
 今週は、支援団体、友好団体、自治体等の新年会、新春の集いラッシュです。解放同盟、JR九州労組、情報労連、自治労、福岡地区協議会等々です。日頃中々会えない方々にお会いできる貴重な機会でもあります。1月一杯はこのような会合で大忙しです。


成人式

2006年01月09日 | Weblog
 本日、地元久留米市安武町の成人式に来賓として参加し、祝辞を述べさせていただきました。
 思い起こせば24年前に私もこの日を向かえました。24年前のことがつい昨日のことのように蘇りました。新成人が私の年齢に達するのが、2030年です。その頃、日本は世界第二位の経済大国から、米国、中国、インドについで第4位の大国になるというのが大方の予想です。その後ろには、ブラジル、ロシアなどが迫ってきているという構図です。
 新成人は、人口が日本の10倍以上もあり、ハングリー精神に満ち上昇志向の強い中国やインドの同世代と伍して行く必要に迫られます。大変な競争になるかもしれません。日本の若者を応援するためには、少なくとも私達やその上の世代が、過大な負の遺産を次の世代に残さないことが必要です。そのためには、早急に財政再建、年金・社会保障改革、少子化対策を行うべきだと痛感しております。