民主議員ネット福岡定期総会

　民主議員ネット福岡の第８回定期総会が福岡市内のホテルで開催され、来賓として出席させていただきました。民主議員ネット福岡は、会長が江藤ひろみ福岡市会議員で、福岡県内の６８名の民主党系地方議員で構成されております。先の統一地方選挙や今年２月に行われた北九州市議会選挙で多くの新人地方議員が誕生し、議員ネットは若々しく活気に満ち溢れております。このような地方議員の活力が、次の総選挙で県下民主党候補の勝利を確かにすることと期待します。

合同選対本部全体会議

　民主党福岡県連と連合福岡の合同衆議院選挙対策本部会議が開催されました。補正予算が成立し、かつ衆議院の任期が４ヶ月弱になってきましたので、何時解散選挙があっても対応できるように選対事務局を本格的に稼動させていくことが決まりました。私は、選対本部長代行ということで、福岡県全県に目を配らせて衆議院各候補を応援していくことになります。
　一方で通常国会が２ヶ月ほど延長になりそうですが、その間参議院では活発な法案審議があり、またマニフェスト作成や東京都都議会選挙応援などの仕事が入ってきそうですので、地元と東京を往復する頻度が増すことになりそうです。

補正予算採決

　昨日、本日と予算委員会で補正予算の審議を行いました。１５兆円の貴重な税金を使って行うに足る緊急経済対策や社会保障等の政策であるか、審議すれば審議するだけ問題点が明らかになってきました。本日の予算委員会での採決は、野党の反対多数で否決され、参議院本会議でも同様の結論に達しました。その後開かれて両院協議会で成案にいたらず憲法の規定により予算の衆議院の優越により、本日平成２１年度補正予算が成立しました。今日は、予算委員会及び３回の本会議、更には財政金融委員会理事懇談会と朝から夕刻までバタバタした日程でした。
　来週からは、財政金融委員会等の第一種委員会が開かれ、予算関連法案が本格的に審議されることになります。私が属する財政金融委員会では、先に委員会に送られてきた金融商品取引法と資金決済法の本格審議を行うことになります。今日から本格的に質問準備に入ります。

タイ王国上院金融財政及び金融機関委員との懇談

　本日は、タイ王国上院金融財政及び金融機関委員会委員長及び主要委員からなる訪問団と参議院財政金融委員会理事との懇談会に出席しました。
　世界的な金融危機に対する両国の経済金融対策を説明し合い、両国の今後の課題等に関して意見交換しました。タイは、１９９７年のアジア金融危機を経験しかつそれを克服した経験を持ちます。今回の金融危機でも景気後退は経験しておりますが、過去の経験が大いに役立っていると思います。今回の金融危機をアジア経済圏の協調と統合への一歩とすることでできればと思います。

予算委員会質問

　予算委員会の質問に立ちました。今日の委員会は、補正予算で数多く利用される新設・既設の基金に関して集中的に審議しました。
　私は、農林水産省、経済産業省関連の基金を上げて、緊急経済対策とはいえないこと、官僚天下り先確保や与党選挙対策であること等を取り上げました。
　また公正取引委員会が官製談合を近く確定させる見込みの国交省の公用車運行委託業務と杜撰な調査が指摘されている道路保全技術センターの路面下空洞調査問題も取り上げました。質問の内容の一部は、新聞等でも報道されております。
　今回の予算委員会の審議で明らかになった諸問題は、今後の委員会や質問主意書等で引き続き追及して行きたいと思います。

地元行事の後、新幹線で上京

　全福岡県建設労働組合の定期大会に今年も出席しました。大会に出席して、大工さん等零細建設業界の労働環境は、引き続き厳しい状況にあると実感せざるを得ません。今年１-３月のＧＤＰ速報が、年率換算で－１５．２％ということが明らかになりましたが、世界的な金融危機が輸出部門からじわじわ国内部門に波及してきております。今後実体経済の悪さが民生建設部門に波及し、さらに大工さん等の労働環境が悪化することを懸念します。現在国会で審議している補正予算１５兆円がどの程度この部門に波及するか精査していく必要があります。
　いくつかの会合等に出席した後、飛行機から新幹線に変更して上京しました。博多から東京まで５時間余りの時間にパソコンと予算委員会資料と格闘しながら、今週火曜日予定の予算委員会質問の質問通告書を完成しました。質問通告のファイルを電子メールで議員会館のパソコンに送付したら、新幹線のぞみがちょうど新横浜を通過したところで、充実した新幹線の旅をすることが出来ました。

予算委員会質問準備他

　前川理事より電話が入り、２６日の予算委員会一般質疑で質問することが２１日の夜決まりました。昨日２２日は、予算委員会終了後地元に戻る予定でしたが、急きょ予定を変更して、質問準備に取り掛かりました。また本日土曜日も議員会館に出て、質問の資料を整理するなどの資料を行いました。
　夜は地元に戻り、高校時代の同級生と久留米市で会食を行いました。平安小郡市長や地元の教員、会社員、銀行員と職業はそれぞれですが、近況を語りあいました。地元の老舗デパートが閉店になるなど、地方経済の状況が相変わる低迷していることなど気になるところです。

地元での同窓会出席

　毎年恒例の京都大学経済学部同窓会北部九州支部総会に出席しました。東京より福岡の会場に駆けつけて、同窓会やその後の二次会に出席し、翌朝の始発便で上京して１０時からの予算委員会に出席するという強行スケジュールでしたが、福岡経済界で活躍する先輩や後輩と一年ぶりにあうことができて楽しい会合となりました。鎌田九州経済連合会会長が同会の会長で、同窓生の多くは、地元の電力、運輸、銀行等で活躍しており、頼もしく限りでした。
　同窓会では、最近の京都大学の様子を伝えるＤＶＤの放映もあり、参加者一同青春時代の京都の思い出に浸りました。

予算委員会

　今日から本格的に予算委員会の審議が開始します。今日明日は、朝９時より午後５時まで長時間の予算委員会の審議が行われます。審議の様子は、ＮＨＫのテレビで放映されます。
　１５兆円の補正予算が、経済対策、成長政策、社会保障政策として十分な内容であるか、むしろ官僚の天下り対策、与党の選挙対策のためのばら撒き予算ではないかなど、白熱した論争が展開しました。本日は、民主党からは峰崎筆頭理事と大塚委員が質問に立ちました。今回の補正予算審議で質問の順番が回ってきたら、二人の論客の質問を踏まえて、更に突っ込んだ審議を行って行きたいと思います。

補正予算、今週より参議院で審議

　本日の参議院予算委員会理事懇談会で、補正予算審議が明日１９日（火）趣旨説明、翌２０日（水）から実質審議が始まることが決定しました。今回の補正予算は、旧来のばらまきが復活し、また公務員制度改革に逆行するような項目がかなり多く含まれております。
　私は、質問が回ってくれば、経済対策の規模対効果、エコカー・公用車等の費用対効果分析、国土交通省関連の不祥事等を追求したいと思います。先週より質問準備を開始しましたが、調べれば調べる程問題点の多い補正予算です。経済危機で民間が苦しみ、経済対策にかこつけて一部中央官僚だけが焼け太りする事態は未然に防ぐげきです。

鳩山新体制

　鳩山新代表の下、民主党の新体制の発表がなされました。岡田幹事長、小沢選挙担当代表代行、菅代表代行、輿石代表代行という人事です。岡田幹事長の新鮮でクリーンな党運営に期待したいと思います。今回の新執行部の最大の課題は、次の総選挙での勝利、政権交代であります。そのために最良の人事であると評価したいと思います。

民主党代表選

　本日民主党両院議員総会が正午過ぎより行われ、鳩山由紀夫候補と岡田克也候補の間で民主党代表選挙が行われました。二人の立会い演説を聞き、また両候補の質疑応答等を聞き、民主党衆参両院国会議員による投票が行われました。投票の結果は、１２４票対９５票で、鳩山由紀夫さんが、新代表に選出されました。
　今週は、小沢代表の辞任に始まり、新代表の選出で終わる非常に忙しい1週間でした。代表選挙中は、鳩山由紀夫候補の陣営の政策担当グループの一人として活動してきました。鳩山新代表の主張する政権交代により友愛社会の実現という主張は、小泉、竹中改革を批判するだけではなく、日本の新しい将来像を提示したものであります。社会の連帯や地域社会の絆を大切にする友愛社会は、新自由主義、マネー至上主義を修正する日本の将来像として、私も支持します。
　今年中に行われる総選挙で鳩山新代表のもので民主党が勝利することを祈念したいと思います。

公会計関連３法案

　発議者の一人として公会計関連（会計検査院法改正案、予責算法改正案、公会計法案）を参議院事務局に提出しました。これらの法案は、会計検査院の独立性の向上や検査業務の透明性の向上を図ったり、国の財政に関する政府の国民への説明責任の十分な履行を確保し、適正な予算編成・効率的な行政を推進するためのものです。国の会計も企業会計と同様に透明性やガバナンスの強化することが重要と考えます。

両院議員総会

　民主党両院議員総会が夕刻開催され、小沢代表が正式に辞意表明を行いました。政権交代に対する熱意のこもった力強い演説でした。今日の小沢代表の顔色は、これまでの重責が吹っ切れたようにさばさばして明るい印象を受けたのは私だけではないと思います。
　両院議員総会で代表選挙が１６日に行われることが決定しました。今回の選挙は、時間の関係等で所属国会議員による直接選挙になります。代表選挙の持ち方に関しては様々な意見が出ましたが、最終的には早急に新代表と新執行部を選出することが重要であるという大勢の判断で前述の日程と方法に落ち着きました。半年以内に総選挙を控えているので、挙党一致で政権交代を狙っていくことが最重要課題であります。

小沢代表の辞任

　週明けに大きなニュースが飛び込んで来ました。小沢代表の辞任表明です。３月より西松建設献金問題で公設秘書が逮捕、起訴されましたが、その責任を取っての辞任ということです。多数の自民党政治家でも同様な問題が指摘されておりますが、政権交代に対する有権者の期待や政治資金改革の契機として代表辞任を積極的に受け止めていくことが我々民主党議員に必要であると感じます。
　現在国会では補正予算案が審議中であり、来週にも同予算が参議院で審議されることになるかもしれません。そのため国会審議に影響を最小限にするためには、早急に新代表を選出して、新代表の下で新執行部を挙党一致で作り上げることです。今週は、ばたばたとした日程になりそうです。