前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

参議院予算委員会

2011年09月28日 | Weblog
 今日、明日と参議院予算委員会が開かれます。私は、これから1年予算委員会に所属することになり、同委員会の議論を確り聞き、あるいは質問することになります。今回は、野田政権発足後最初の予算委員会ということもあり、各閣僚にとり最初の関門です。東日本大震災復興、円高景気対策、安全保障など難問山積の野田政権でありますが、予算委員会の審議を通じて政権の方向性を確りと指し示して欲しいと思います。

与党議員の責任

2011年09月27日 | Weblog
 今日は、第三次補正予算に関して多くの議論を行い、最終的には参加議員より役員会に一任を取り付けることができました。
先ず朝8時より、政調懇談会が行われ税外収入等に関する議論が行われました。無駄の削減、朝霞公務員宿舎建設凍結、特別会計の剰余金捻出、政府保有株式売却、復興債日銀引き受け等様々な議論が出て、まだまだ議論の取りまとめには程遠い状況でした。私は、この会議の座長をしている大島筆頭副会長と一緒に役員の一人としてこの会議に参加しておりますが、中々議論がまとまらないことにあせりを感じました。
 政調懇談会を経て、税調役員会が開催され、税調総会を午後5時に、その後政調懇談会をその後に入れることが決まりました。本日の9時半より野田政権で最高の意思決定機関である政府党三役会議が総理、官房長官、幹事長、政調会長等の出席で開催される予定になっていますので、それまでに第三次補正の内容を与党内で決定しておく必要があります。
 1時間半に及んだ税調総会では増税の是非を巡るかなり激しいやり取りの末に藤井税制調査会長一任を取り付けることができました。その後に行われた政調懇談会も約2時間の議論の末に前原政調会長一任を取り付けることができました。
 非常に長い一日でしたが、税制や景気、財政金融政策に関して激論を交わしましたが、最後は与党議員の責任で議論をまとめることができました。政調が新体制になり法案、予算等の事前審査機能を持つことになりましたが、第三次補正予算が最初の関門となりましたが、見事にクリアーすることができました。

復興税の議論

2011年09月26日 | Weblog
 税調総会の議論が白熱してきました。景気に対する配慮から増税に反対する議員も多く、税目や増税開始時期に関してまだまだ議論が続きそうです。
 この日の税調役員会では、明日の政調懇談会で第三次補正予算におけ税外収入の額や復興債の期間の議論が収束するのを待ち、税調総会で最終的な議論の取りまとめをすることにしました。

福岡県自治労全国一般定期大会

2011年09月25日 | Weblog
今日は、解放同盟定期大会、全国一般労働組合定期大会等幾つかの定期大会に出席して一日を終えました。また地元の商工会議所関係者より税制要望などの陳情を受けました。
 お彼岸も過ぎて暑さも大分和らぎ、ネクタイを着用してもあまり暑さが気にならない気候になってきました。全国一般定期大会が開催された久山町の会場近くでは、赤とんぼが多く飛び交うなど自然が残っており、秋の訪れを実感しました。

肉用牛経営危機

2011年09月24日 | Weblog
JAふくれんの「肉用牛経営危機に関する緊急集会」に出席しました。博多和牛というブランドで肉用牛を肥育している畜産農家の実情をヒアリングしました。畜産農家は、これまでBSE、口蹄疫等による経営負担を乗り越えて来ましたが、東日本大震災による福島第一原発による放射能汚染による風評被害に苦しんでいます。全国の牛肉価格は、セシウム汚染牛の報道による消費低迷により下落しており、全国の肉用牛経営を圧迫しております。更にリーマンショック以降の穀物市場への投機資金の流入等により飼料価格は高値で推移しており、農家の経営を圧迫している状況です。本日は、福岡県選出の衆参国会議員、県議会議員が出席して、国と県の果す役割を議論しました。

ギリシャ危機への対応

2011年09月23日 | Weblog
 欧州国家債務危機の進展が、世界的な金融不安に発展してきている。今月に入り立て続けにG7、G20が行なわれているが、有効な手当てがなされているか今後の進展を見守るべきである。リーマンショックから3年が経つが、今回のギリシャ危機は南欧各国への波及経路と南欧各国への与信を多くもつフランス、ドイツを含む欧州大手金融機関の財務の健全性への疑義という波及経路があり、事態はより深刻になる可能性を秘めている。
 日本への影響は、リーマンショック同様円高、株式急落と円、ドル等の外貨の流動性リスクの高まりが最初で、その後に世界的な需要の後退による輸出の不振、国内景気の低迷であろう。
 現在第三次補正予算を議論しているが、政治主導による一層踏み込んだ円高対策および景気対策、特に中小企業対策を検討すべきである。その意味で第三次補正予算の評価として、東日本大震災からの被災地復興予算として十分であるかという点だけではなく、震災による風評被害、電力供給不安、サプライチェーンの変更等による二次被害、三次被害に十分に対処しているかという点に加えて、今回の円高、国際金融危機対応の予算であるかが、ポイントと考えます。

3次補正予算党内議論

2011年09月22日 | Weblog
 今週は、3次補正予算の党内議論に忙殺されています。復興税の議論は税調で、その他税外収入等の議論は政調懇談会で、さらには各省の歳出予算に関しては各部門会議でという枠組みです。私は、税調、政調懇談会、財金部門のそれぞれの役員として、会議を動かす役回りにあります。そのため会議付けの一週間となりました。
 今週財金部門の重点事項の取りまとめと政府との調整は、ほぼ終わりましたが、3次補正の歳入に関わる復興税とその他税外収入の議論は来週へ持ち越しです。月曜日中に議論が収束しないと、3次補正の国会提出時期が遅れることになります。党内で確り議論をして、了承を得ることの大変さが身にしみています。

税制調査会総会

2011年09月21日 | Weblog
第二回目の税制調査会総会が行われて、復興税に関する議論を行いました。第三次補正予算に関連して、予算の規模やその他税外収入に関する議論は、その前に行われた政調懇談会で議論されました。
 政府が公表した復興財源は、その他税外収入が3兆円から5兆円に増え、その分復興増税額が10兆円から8兆円に縮減しています。また復興税の税目としては、法人税、所得税、たばこ税等の組み合わせが候補に上がっており、その中で所得税の上乗せ期間が5年から10年に変更されています。
 今回の政府案は、増税の金額の減額と期間の延長により、景気に与える影響をできるだけ緩和するという工夫がなされていることが特徴です。今日の総会では、民主党参加議員から様々な意見を聞きました。そもそも復興増税に反対する意見、復興税の負担期間をもっと長期にする案等がでました。これから数日で意見を集約して、かつ与野党の3党協議で成案を得て、政府最終案にしていくことが必要です。短時間に集中的な議論とその集約が必要でかなり骨の折れる作業になりそうです。

党政策調査会幹部会打ち合わせ

2011年09月19日 | Weblog
 今日は、休日ですが、国会で財務省等と政調幹部の第三次補正予算に関して打合せをしました。第三次補正予算を10月中旬までに編成を終えるためには、9月中に政府与党及び三党間で合意に達する必要があります。そのため突貫工事で作業を行う必要があります。民主党内の合意形成を来週始めまでには済ませる必要があります。政調の事前審査ということはそれだけ責任があり、また党側が相当コミットする必要があるということです。

民主党税調総会

2011年09月16日 | Weblog
昨日今日と参議院本会議で野田新政権に対する各党の代表質問がありました。その合間をぬって、今日の昼休み時に第一回民主党税制調査会総会が開かれました。総会では、藤井税制調査会長、中野会長代行、海江田筆頭副会長以下の新人事体制が承認されました。私は、税制調査会副会長として、これから一年活動することになります。
 税調総会では、財務省より復興財源の考え方、特に復興税について説明を受け、議員同士で議論を行いました。復興増税に対してアレルギーを示す議員の意見もでましたが、これから東日本大震災の復興を国民全体で分かち合う仕組みを真剣に議論して行きたいと思います。また少し気になるのが、ギリシャ危機の欧州各国への波及です。イタリア、スペイン等南欧各国の国家債務危機に飛び火するようなことが起こると、世界経済にも大きな打撃があります。その場合、日本の景気、復興にも大きな影響がでる恐れがあります。復興増税は、国家債務の健全化という方向で金融市場から評価されるのか、それとも景気の足を引っ張ることになるのか、真剣な議論を行うべきです。その意味で増税による負担の期間が重要となります。
 今日の夕方、前原誠司政調会長、加賀谷健総務部門座長とともに、安住淳財務大臣より政府の復興税の考え方の説明を受けました。消費税を当てる考え方はなくなり、所得税、法人税とその二つにたばこ税をあてる二つの案が提示されました。10年間所得税に復興連帯税(仮称)として付加するという考え方は、目先の景気への影響を最低限に抑えるという配慮があり妥当な気がします。また法人税の付加は、3年ということで、国際競争力を考え短くしているのが特徴です。
 これらの案を基礎に、今後税調総会や財政金融部門でできるだけ多くの与党議員が参加して、与党案として合意形成をして行きたいと思います。

朝食会

2011年09月15日 | Weblog
東京の朝食会を国会近くのホテルで行いました。今回は、ちょうど50回目の会合となりました。特別ゲストとして、桜井充参議院議員・党政策調査会長代理に出席して頂き、野田新政権の取り組みに関して講演して頂きました。

第三次補正

2011年09月14日 | Weblog
 政府与党で第三次補正の本格的検討に係りました。本日の財政金融部門会議では、第三次補正予算に盛り込むべき事項等を議論しました。明日の政策調査会役員会では、各部門から提出された要望事項を議論する予定です。

臨時国会召集、党税調副会長

2011年09月13日 | Weblog
 本日より臨時国会が召集されました。会期は、現在の所未定ですが、野田総理大臣の所信を聞いての代表質問が行われます。臨時国会召集とともに、民主党政策調査会、税制調査会、財政金融部門会議などが一斉に動き出しました。
 今年は、党税調の副会長として活動することになりました。

久留米、福岡勉強会

2011年09月12日 | Weblog
本日の朝、昼と久留米市と福岡市でぞれぞれ情報交流勉強会を行いました。第三次補正予算等の野田政権の当面の課題に加えて、地元の関心である円高・空洞化対策、中小企業対策、アジア経済特区による地域浮揚など約1時間半に渡って議論をしました。両方の会合には、商工会議所幹部、地元企業、農業団体、他諸団体幹部の幅広い層の方々に出席して頂き、地元の声を幅広く吸い上げることが出来ました。
 北部九州には、トヨタ、日産及びその部品供給会社等の自動車産業の集積が進みつつあります。また半導体、機会、鉄鋼などの製造業の工場が多く存在します。急激な円高の進行は、これらの産業にとり大変な痛手になっております。福岡県は、韓国や中国に近いということもあり、工場移転による空洞化の圧力は大変大ききなっております。地元の雇用を守っていくためには、円高対策、法人税減税、FTA、より柔軟な雇用環境の創出などの課題が多くあります。これらの点を真剣に議論する大変有益な勉強会になりました。
 写真は、久留米の勉強会の風景です。

民主党福岡参2支部大会

2011年09月11日 | Weblog
私が総支部代表を務める民主党福岡県参議院第二支部定期大会を行いました。常任幹事会は、月に一度行っておりますが、今日定期大会を行い、支部運営、人事、会計等の承認を頂きました。
 夕方は、きいたかし衆議院議員の政経フォーラムに出席しました。前原民主党政調会長、北橋けんじ北九州市長等多くの参加者に囲まれ、文部科学大臣政務官の就任のお祝いが行なわれました。