前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

「不都合な真実」の最新情報

2014年09月30日 | Weblog

 ノーベル平和賞受賞のアル・ゴア元米国副大統領が、ダボス議連の会合で講演されました。急遽決まった講演でしたが、多くの国会議員が参加しました。

 地球温暖化に関して最新の状況報告が行われました。地球温暖化は、海水温度の上昇、台風や集中豪雨等での被害の激化、陸地の砂漠化等不都合な自然現象を発生させます。最近の異常気象による世界中の災害の増加事例の報告だけではなく、風力発電、太陽光発電など再生可能エネルギーの大幅な増加など明るい材料も報告されました。地球温暖化の原因や温暖化現象の是非を議論する段階は遠く過ぎ去り、現段階は具体的にCO2を減らすために具体的施策を世界中で実行するべき時であると実感しました。

 プロジェクターを使い、分かりやすくかつ説得力のあるプレゼンでした。


臨時国会開会

2014年09月29日 | Weblog

  本日臨時国会が招集され、新しい委員会所属が決まりました。新しい所属委員会は、財政金融委員会、予算委員会、原子力問題特別委員会です。私の後任の経済産業常任委員長には、同じ会派の吉川さおり参議院議員が就任することとなりました。吉川新経済産業常任委員長には、就任のお祝いを申し上げたいと思います。

  私は、経済産業委員会から財政金融委員会に戻り、野党筆頭理事に就任する予定です。財政金融委員会には、参議院議員になり8年間所属しており、筆頭理事は三度目になります。与党筆頭理事から野党筆頭理事ということで、大分スタンスが変わってくると思いますが、財務省、金融庁、日本銀行の行政に関して、国家と国民生活の視点から是々非々の委員会運営を行って行きたいと思います。

 これまで一年間は常任委員長ということで、参議院の委員会での質問はできませんでしたので、財政、金融、経済問題を中心に政府に質問したいことが山積しております。財政金融委員会、予算委委員会を中心にしっかりと質問していきたいと思います。また先の通常国会に提出して審議未了で廃案になった「インターネット配信に対する消費税の不平等是正法案」を早速今国会に提出したいと思います。また質問主意書で問題提議をしたビットコインの法的位置付け等を状況如何ではもう一度政府に確認したいと思います。その他、多国籍企業の課税問題、厚生年金基金、GPIFの運用のあり方、金融行政、電力ビッグバン等引き続き注視して行きたいと思います。

 


全国一般労組定期大会

2014年09月27日 | Weblog

  昨日の自治労福岡県本部定期大会に続き、本日は自治労全国一般福岡地方労組定期大会が開催され、多くの民主党議員や他関係議員が招待されました。大会では、安倍政権のアベノミクスや労働者保護ルール改悪に対する批判の意見が多く表明されました。特に中小企業の労働者や派遣労働者にとり、賃金が上がらない環境で円安による物価上昇、税金や保険料値上げなどで実質賃金が下がっていることは深刻な状況と言えます。アベノミクスにより格差が拡大していることに危機感があふれていました。

 これから各産別労働組合やその構成組合であるそれぞれの労働組合での定期大会が増えて来ます。平日は、国会が開かれているので出席はかないませんが、週末はこれらの定期大会への訪問の機会が大変多くなります。


街宣活動

2014年09月26日 | Weblog

  今日は、民主党福岡第5総支部と合同で街頭演説を行いました。民主党福岡県連では、各総支部に毎月一回街宣活動するように求めております。衆議院総支部でまだ代表が決まっていない総支部の場合、弁士が不足することがあり、出来るだけそのような総支部と共同で街宣活動を行うように努めています。写真は、西鉄二日市駅前で原竹県議他福岡5区の皆さんとの街頭演説の風景です。

 朝の街頭演説を終えて、飯塚市で行われている自治労県本部定期大会に出席し、県連代表として挨拶を行いました。この他、支援者回りや民主党県連臨時常任幹事会などをこなしました。来週月曜日から臨時国会が始まりますので、また平日は国会活動、週末のみ地元活動という日程に戻ります。


連合福岡統一行動

2014年09月25日 | Weblog

 福岡市天神で開かれた連合福岡による「労働者保護ルール改悪阻止全国統一行動」に民主党県連代表として参加しました。安倍政権による派遣法改悪や労働法制改悪に対して、連合では全国横断リレーを企画しています。この日は、全国の都道府県連合組織で統一行動が行われました。

 天神で街頭演説を行い、福岡市民に対して労働法制改悪反対を訴えた後、近くの会場に移動して連合組合員相手の集会を行いました。高島連合福岡会長、そして民主党県連代表として私が挨拶した後、ビデオで連合本部の東京会場とつないで、古賀連合本部会長や海江田民主党代表の挨拶を聞きました。

 いよいよ来週の月曜日29日より、臨時国会が召集されます。労働法制改悪阻止の議論が国会の場で本格化します。先の国会で廃案となった労働者派遣法改悪の法案が再度国会に提出されるとのことです。ワーク・ライフ・バランスの改善や生活の底上げなどを行うため、しっかり議論をしていきたいと思います。



第六区総支部設立大会

2014年09月20日 | Weblog

  民主党福岡第六区支部設立・臨時大会が開催されました。同区は、古賀一成前衆議院議員が長く総支部長を務めていましたが、勇退されました。まだ後任の衆議院候補は決まっていませんが、今後の衆議院解散総選挙や来る統一地方選挙に備えるために、新しく総支部を発足させました。県連代表である私が、臨時支部長、中村県議会議員が支部長代行兼幹事長に就任しました。

 福岡第六区では、来年の四月に県議会選挙と久留米市議会選挙を控えており、現職の中村県議、古賀久留米市議の再選を確実にするとともに、新人の擁立が課題となっています。本日の臨時大会では、集まった多くの党員・サポーターの間でこのことを確認するとともに、集団的自衛権の閣議決定、特定秘密保護法等安倍政権の暴走を止めるために民主党の再強化を求める意見がでました。


東京朝食会

2014年09月19日 | Weblog

 朝食会をホテルニューオータニで開催しました。司会の堀内さん、開会の挨拶を頂いた木越さんとは、銀行員どうしの縁で支援を頂いでいます。二人とも企業の専務、副会長という立場で日々忙しい生活を送られていますが、早朝の勉強会に出席していただきました。また閉会の挨拶は、逢見UAゼンセン会長より頂きました。

 今回の勉強会では、「日本の稼ぐ力研究会」での議論をもとにして、日本の当面の課題を議論しました。また関連して来年度の税制改正、金融政策などの議論を行いました。人口動態の高齢化や生産人口の減少に対して、どのように社会保障財源を捻出していくか、また経済成長を図っていくかは、政治が直面する最大の問題です。さらに中国や韓国等の企業との競争激化と途上国の経済成長による資源の需要の増加で、輸入価格指数に対する輸出価格指数の比率である日本の交易条件は悪化しています。その中で日本の家電、自動車に代表される輸出企業の競争力を高める政策が必要となっています。このような問題意識で勉強会を進めて行きました。

 次回の朝食会では、臨時国会が開催されており、その議論をベースにテーマを設定する予定です。

 



国会議員研修会

2014年09月16日 | Weblog

  民主党国会議員研修会が、岩手県盛岡市で開催されました。その冒頭で、両院議員総会が開催され、新執行部が承認されました。岡田代表代行、枝野幹事長が新しく執行部に加わり、党内の結束が一層強固になった印象です。

 安倍政権の誕生以来、与党の数にものを言わせる政治手法に国会での論戦は必ずしも芳しいものではありません。新執行部は、29日から開かれる臨時国会において野党第一党として論戦をリードしていくことが期待されています。安倍政権は、多様な価値や少数派の意見を無視する傾向にあります。私ども民主党は、穏健な保守から革新陣営まで多様な価値観を代弁しており、安倍政権の国家主義的一辺倒な価値観に対峙していきたいと思います。


電機連合福岡地協定期大会

2014年09月14日 | Weblog

 電機連合福岡地協定期大会に民主党福岡県連代表として出席させていただきました。福岡県内には、地元に本社を置く安川電機を始め、三菱電機、パナソニック、日立などの工場や事業所が多く存在しております。本日の地協定期大会には、労働組合の代表者が参加して、これから一年の活動方針や執行部人事の決定がなされました。

 電機産業は、長く自動車と並ぶ輸出産業として日本に外貨をもたらしてきました。近年は、グルーバル化による国際的な生産の水平分業並びに韓国、台湾、中国等の新興国における電機産業の競争力の上昇により、日本のモノづくりの代表格の一つであった電機産業は苦戦を強いられてきました。しかし労使一体となった経営努力や円安により今年の業績は大きく改善しております。その中で今年の春闘では賃金上昇をしっかりと獲得できた所もありましたが、中小企業においてはまだまだ厳しい状況でした。さらには、ワーク・ライフ・バランスの実現もまだ不十分という状況です。これらの問題に対して、労働組合と政治が協力し合って、働く者、生活者の地位と暮らしの向上を図っていきたいと思います。

 


党県連常幹・選対会議等

2014年09月13日 | Weblog

 月例の民主党県連常任幹事会が開催され、その後統一地方自治体選挙選挙対策会議が行われました。福岡県では、11月の福岡市長選挙、来年2月には北九州市長選挙が行われる予定です。両政令指定都市のトップを決める選挙に対する取り組みは県連として重要な課題です。また来年の四月には、福岡県知事選挙、県議会選挙、福岡市議会選挙、その他市町村議員選挙が行われますが、地域主権を実現していくために確りと取り組んでいくことを確認しています。

 これから半年間は、統一地方選挙で地元での活動が更に増えることが予想されます。一方来週16日、17日岩手県盛岡市で民主党衆参国会議員研修がありますが、その会場で両院議員総会され党人事が決定される予定です。また新しい委員会や部門の所属が決まると思われます。まだどの委員会の所属するかはわかりませんが、党本部や参議院委員会での仕事と県連代表として地元での選挙対応との両立を行っていくことが求められます。

 夜は、久留米市で高校の卒業生との会食に参加しました。地元の有力企業、商工会議所関係者、市役所幹部などが集まりましたが、食事が進むと自然と久留米市中心部の再開発や地方再生、地域活性化の話になります。構想の幾つかが実現できることを期待しまします。

 


久留米・福岡勉強会、情報労連定期大会等

2014年09月08日 | Weblog

 土曜日の北九州市での情報交流勉強会に続き、今日は久留米で朝食勉強会、福岡市で昼食勉強会を行いました。それぞれ1時間半の勉強会では、永田町政局に加えて、社会保障改革の方向性、グローバル化・IT化の世界経済と企業行動などをテーマに報告を行い、活発な意見交換を行いました。企業・団体の幹部を中心に多くの人に参加していただき感謝します。

 写真は、昼食勉強会終了後、情報労連福岡支部の定期大会に民主党県連代表として出席して、来賓あいさつをしているところです。9月に入り、これから労働組合や各種団体の定期大会が多くなってきます。可能な限り出席して、地元の要望や各種団体の制度要求などをしっかり把握して、国会での活動に役立てたいと思います。


北九州勉強会

2014年09月06日 | Weblog

  北九州市小倉駅近くのホテルで、北九州地区情報交流勉強会を開催しました。北九州の商工、社会保障・医療団体の役員、企業の幹部等の約20名の参加者に、土曜日の午前中に集まっていただきました。北九州地区の勉強会は、東京や福岡の勉強会より大分遅れて開始しましたが、それでも今回で15回を数えます。隔月で行っている勉強会ですが、7月が10周年記念のパーティがあり開催しなかった関係で4か月振りの勉強会となりましたので、通常国会終盤以降の国政の報告や次の臨時国会で議論すべきことがらを報告し、質疑応答しました。

 またものづくりの町である北九州が、世界経済のグローバル化やIT化によりどのように変わっていくかの議論も行いました。衣料品、靴などから、最近は家電に至るまで設計企画、部品・材料製造、組み立て、販売、アフターサービス毎にグローバルな水平分業を行うようになってきています。そのため製造業の製造、組立拠点が中国、東南アジアに移転して国内では、研究開発、マーケティング、本社管理部門等に集約されつつあります。このような状況では、ものづくり拠点であった北九州市の影響も甚大でありますが、大企業、中小企業を問わずブランド力を持つ製造企業が多く存在するために、企業の海外展開を応戦する戦力も行政の商工業戦略の一つであるとの議論を行いました。ロボット技術、環境、水資源などの先端分野で国や市の後押しで、企業のグローバル化を応援することもなすべき戦力でしょう。

 このように地域の代表的人々と国や地域の課題を議論することは大変有意義です。これらの議論を整理し、関係省庁は関連する部門会議、委員会で確りと議論を続けて行き、制度政策の決定にも影響を及ぼして行きたいと思います。


ミニ集会

2014年09月02日 | Weblog

 安倍政権の特徴として、国会開催期間をなるべく短くするという傾向があります。参議院選挙があった昨年なら通常国会と秋の臨時国会の間が長くなるのは分りますが、今年は通常国会の延長がなされず、また秋の臨時国会の開催の見通しする立っていない状況です。必然的に長い国会の夏休みとなりますが、その間「田の草取りをする。」のも国会議員の仕事です。地元を回り、支援者、後援会との交流を強固にして、選挙に備えるという意味です。勿論、それより重要なことは、地元の実情や要望に通じて、国会活動に活かすということです。

 写真は、宅地建物取引業協会久留米支部の皆さんとの意見交換の様子です。私の事務所ではミニ集会と呼んで、少人数との突っ込んだ議論を県内各地で数多く行っております。各種団体、地域の皆さんと1時間半ほど時間をかけて意見交換をします。あらかじめ議題を確認して、関係法律、政策など予め資料を10ページほど準備しての議論となりますので、私にとっても事前勉強、本番での意見交換、その後国会に戻って関係省庁との意見交換、関係部門会議での議論と相当勉強になります。

 今日の勉強会では、①インターネット時代における不動産仲介業のあり方、特に双方代理制度やエージェントの各種機能と不動産仲介手数料の意味、②少子高齢化、人口減少時代における地方不動産市場の変化と都市計画、地域活性化のあり方、 ③人口老齢化時代におけるリバースモーゲージ制度の確立の条件など、多岐にわたるテーマを議論しました。1時間半の予定の時間を超えて、白熱した議論がなされました。今日の議論の一部を国会に持ち帰り、関係省庁と意見交換をして、政策の議論にしたいと思います。

 最後になりますが、インターネット時代になり、不動産市場が大きく変わっていくことが予想されます。日本でも不動産売買情報が簡単に手に入る時代になっていくことが予想されます。特に米国の場合には、ネットで多くの不動産情報を手に入れることができ、不動産エージェントの役割が大きく変わっています。例えば、米国西海岸シアトルの不動産市場を調べたいとすれば、一業者のネット trulia.com をクリックするだけで多くの物件が探すことができます。不動産の流通市場が透明化すれば、高齢者が自分の家を担保に生活費を借りて老後をより豊かに送ることができるリバースモーゲージローン市場も活性化することが予想されます。

 一方で、日本の宅地建物仲介制度の利便性や安心感を維持することも考えるべきです。特にどこの駅前にもある不動産会社は地方の代表的な中小企業です。地域の商工業を守っていくため適切は保護育成も考えるテーマです。今日のミニ集会では、短い時間でしたが、様々な論点を整理することができ、大変有意義なミニ集会となりました。