前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

参議院予算委員会

2005年01月31日 | Weblog
 参議院予算委員会が開催され、補正予算の審議を行いました。朝の9時より5時まで昼食を挟んでぶっ続けの審議でした。今予算委員会では、「新潟中越地震や台風等の自然災害対策」、「補正予算」に加えて、「郵政民営化の是非」、「政治と金の問題」、「自衛隊のイラク派遣問題」など多くの事柄を議論しています。今日、明日の補正予算の審議では、質問の機会がありませんが、平成17年度予算の審議の際には、数多く質問の機会が出てきそうです。

北九州市議会議員選挙

2005年01月30日 | Weblog
 本日北九州市議会議員選挙の投票日で、即日開票が行われました。民主党公認候補、推薦候補全員の当選を確認してほっとしております。当選された議員の皆さん、本当におめでとうございます。また議員を支えた後援会や選挙事務所の皆さん、お疲れさまでした。

新春の集い

2005年01月29日 | Weblog
 松本龍衆議院議員&福岡県連代表の「新春の集い」に参加しました。総勢二千数百名が参加し会場は熱気に溢れていました。党本部から川端幹事長を参加されておりました。来賓挨拶に機会を頂き、昨年の参議院選挙のお礼をいうことができました。写真は、福岡二区補選民主党公認予定候補の平田正源さんと松本龍衆議院議員です。

規制改革・民間開放

2005年01月28日 | Weblog
 民主党規制改革委員会の勉強会に参加し、総務省より「規制改革・民間開放の推進に関する第一次答申」に関するヒアリングを受けました。一次答申の内容は、「混合診療」の解禁、幼稚園・保育所の一元化、学校の「公設民営化方式」の解禁、ハローワークや社会保険庁の民間開放促進などそれなりに進歩はありますが、いわば厚生労働省、文部科学省などの相対的に省庁の抵抗力が弱いところが中心です。また内容に関しても不十分です。ITや金融、エネルギー政策等で他国に遅れをとらないためにもこの分野での規制緩和が是非とも必要です。特に金融の分野に関しては、規制改革委員会金融部門の主査をしている関係で、関係官庁にヒアリングするなど規制緩和の促進にむけて力を注いで行きたいと思います。
 午後からは、米国商工会議所(ACCJ)の金融関係者との会合を予定しております。海外の事例などを勉強し、日本が国際競争から脱落しないように政府に対して規制改革を促していきたいと思います。

財務省レク

2005年01月27日 | Weblog
 財務省の実務の第一人者より、国債管理政策に関してレクチャーを受けました。国の財政赤字を一身に担っている部署のブレーンからマン・ツー・マンで、国債管理政策の現状や理財局の改革の試みなど教えて頂きました。毎年百数十兆の国債発行をわずか三十人前後で行っていることに対し、担当者の頑張りも評価しつつも、国の命運を期する戦略的な部門には重点的に人と予算を配置すべきであるという印象を持ちました。優れた人材と優れた組織で、もし新規発行の国債の平均金利を0.1%下げることに成功すれば、国としては一年間だけでも1500億円の節約です。100人の増員でこのことが達成できるとしたら、一人15億円の節約。国の予算ももっとメリハリをつけるべきだと思います。
 これまで世界銀行などの国際機関や欧米の政府機関のファイナンス担当者達と仕事をしてきましたが、全員が良く市場のことを勉強していて有能でした。我が国のファイナンス担当者も同様に勤勉で優秀ですが、一つだけ大きな違いがあります。上層部のファイナンスという専門的な分野に対する評価の度合いと担当者の給与水準です。国債管理政策がこれからの10年の我が国の存亡に多大な影響を与える以上、それなりの評価と報酬を惜しむべきではないと思います。

17年度予算案

2005年01月26日 | Weblog
 民主党財政金融部門会議で、財務省および金融庁による17年度予算案の説明がありました。これから頻繁にヒアリングを行い17年度予算の妥当性を検証して行きます。82兆円の予算の内、国債依存度が41.8%です。勿論昨年の同44.6%から改善しているとはいえ、税収の8割に上る借金をして予算を組んでいるという実態は異常といえます。このような状況を続ければ国債の信用力が暴落して、財政赤字をファイナンスすることも困難になるはずです。また政府がいうように2010年台初頭にプライマリーバランスが達成できるか疑問です。
 金融庁関連に関して、預金保険機構の政府保証枠の問題があります。平成16年度、平成17年度とも政府保証枠は、それぞれ59兆円、58兆円とほとんど変わっておりません。一方伊藤金融担当大臣は、銀行の不良債権は半減し、不良債権問題は解決したと主張しております。もしそうなら政府保証枠を大幅に削減すべきです。もしそれができないとすれば、不良債権問題が解決したといえないはずです。
 このように予算の数字を一つ一つ検証していけば、日本の直面する問題が浮き彫りになります。残念なことは、企業の財務諸表に比べて国の財政のディスクロージャーは不十分で、まだまだ隠された問題点が多くあることです。これらを明らかにして、民間企業同様、公的部門のガバナンスを徹底することが国会の重要な役割と言えます。この国会、政府の社外取締役を目指して頑張ろうと思います。


老練な後見人の小言

2005年01月25日 | Weblog
 本日午前10時より参議院本会議が開かれ、民主党江田五月議員と自民党青木幹雄の国会質問がありました。青木議員の質問は、ODA、北朝鮮問題など一通り触れたが、やはり注目されたのは郵政民営化でありました。郵政民営化の詳細に関して一切質問がなく、いわば後援会会長が小泉首相の独善を諫めるために小言を言っているという印象でありました。畳みかけるように同じような内容の事柄が繰り返されました。法案の細かい詳細は、後で密室で詰めるので割愛し、老練な政治家は、国会質問でパフォーマンスだけを演じたようでした。自民党の密室政治の一端を見たような気がしました。

虫食い模様

2005年01月24日 | Weblog
 国会議員になって毎週地元福岡と東京を飛行機で行き来しております。飛行機に乗っている1時間半余りは、じっくり本や新聞を読んだり、仕事の整理をするのに最適な時間です。また飛行機から見る風景も見慣れたものになりました。冬場は、空気が澄んでいるので富士山がとてもきれいです。
 羽田に着陸する前、千葉上空を飛行機が旋回しますが、その時気になることがあります。山間部にいくつもシロアリが食ったような虫食い模様があることです。千葉は、ゴルフ場銀座と呼ばれますが、この様子を上空から見た風景です。日本の豊かな自然が、シロアリに食い荒らされているようで余り好きになれない風景です。

小泉首相施政方針演説

2005年01月23日 | Weblog
 1月21日通常国会が開かれ、小泉首相の施政方針演説を聞きました。全体的に抽象的な表現が多く、官僚が書いた作文を朗読しているという印象を否めないものでした。自分の言葉で話しているのは、郵政民営化の必要性を訴える部分だけでした。声の調子が強くなり、内容的にもかなり具体的かつ詳細な説明になっておりました。郵貯簡保の資金が、350兆円と世界に類を見ない公的金融の現状は異常で、日本の構造変革のためには財政投融資制度と特殊法人改革は是非とも必要です。その意味では郵政改革の必要性は理解できます。
 しかしながら2005年の日本は大きな転換点に来ております。混迷する社会や将来不安、景気回復とはいえない地方経済、対北朝鮮や対中国などとの多くの国際問題、そして1000兆円を超える公的債務など難問は累積しております。このような時の政府の役割は、厳しい現状を国民に分かり易く説明し、いくつかの問題解決のための選択肢を示し、最後は負担を公平に分かちあう政策を実行することです。首相の施政方針演説には、このようなことを聞き取ることができませんでした。

城島町

2005年01月22日 | Weblog
 城島町合併50周年記念に参加しました。城島町は、筑後川下流に位置する城島瓦や酒蔵で有名な人口1万4千人ののどかな町です。この城島町は、2月5日付けで隣の三潴町などとともに久留米市に合併します。合併を機に城島が大きく発展することを期待しつつ、のどかで伝統のある町並みが変わっていくことは少しさびしい気もします。記念行事に参加して、町民の方々の挨拶を聞いてもこのような気持ちが伝わりました。
 現在行政改革や地方分権の強化を背景に、市町村合併が進行しております。21世紀を地方の時代にするために市町村合併等によりそれぞれの特色を持った魅力溢れる地方都市が誕生することを期待します。

通常国会召集

2005年01月21日 | Weblog
 第162回通常国会が本日召集されました。会期は、6月19日までの150日間の予定です。昨年は、度重なる台風や新潟中越地震、スマトラ沖大地震など自然災害が多く発生しました。今国会では、これらの災害対策のための補正予算(総額4兆77百億円)を組む予定です。その後平成17年度の予算、郵政公社民営化法案など150あまりの法案を審議します。国会議員になって初めての通常国会ということもあり、一生懸命勉強し、実績を残したいと思います。

昔の上司の来訪

2005年01月20日 | Weblog
 不動産投資ファンドマネジャー、ウエスト・ヴィレッジ・キャピタル社長番場孝司さんが、国会事務所に来訪されました。番場さんは、20年ほど前東京銀行営業第一部市場課時代の上司で、世界銀行東京事務所出向、東京三菱銀行ワシントン駐在員事務所長、米州投資銀行部長など歴任された方です。東銀時代の昔話、国際金融の動向、国の財政金融問題など多くの話題で話が盛り上がりました。
 番場さんは昨年米州開銀総会に参加された際の会合の中で、ペルー中銀首脳とも話をする機会があったそうです。この首脳は、ペルーの単年度財政赤字がGDPの2%に上るということで非常に悩んでいたということですが、日本の場合財政赤字がGDPの約8%であることを聞き非常に驚いていたということです。あまり笑え得ない話です。これから通常国会が開催されますが、予算委員会委員としてこのことを肝に念じておこうと思います。

財政部門役員会

2005年01月19日 | Weblog
 今週の金曜日から162回通常国会が開催されます。民主党財務金融部門役員会が開催されるので、上京して会議に参加しました。通常国会の重点課題などに関して協議をしていると、いよいよ通常国会が開催されるという実感が湧いてきました。会期は、6月19日までと長丁場になりますが、その間に北九州市議選、福岡二区補選などもあり、またセブンイレブン(年中無休、朝7時から夜11時まで営業)の生活に戻りそうです。昨年の今頃は、まだモルガンスタンレーに勤めておりました。昔の生活が懐かしい気もしますが、好きで選んだ道なので全力で頑張ろうと思います。

北九州市議選

2005年01月18日 | Weblog
 北九州市議会選挙が、1月21日より開始され、30日が投票日です。民主党の公認予定候補全員の当選を期して、全候補の後援会事務所に挨拶に行きました。各後援会事務所とも選挙前の入念な準備に追われ、活気に満ちあふれておりました。参議院選挙は、真夏の選挙で大変でしたが、真冬の選挙はそれ以上に大変です。候補者、後援会の皆様、寒さの中大変とは思いますが、くれぐれも風邪を引かないように体調には注意して、長い選挙戦を乗り切って下さい。

平田正源後援会事務所開き

2005年01月17日 | Weblog
 福岡2区補欠選挙民主党公認予定候補平田正源さんの後援会事務所開きが行われました。平田さんの友人や後援会関係者、民主党、連合関係者が一同に期し、大いに盛り上がりました。チーム「フェアー」が結成され、平田さんとともに「まちかどトークラリー1000」の行動宣言が行われました。私も何度かトークラリーに参加して、冬空の街角で多様でフェアーな社会実現を訴える街頭演説を行いました。寒さで息が白み、また手がかじかみましたが、待ち行く人の良い反応に勇気づけられました。現在街角トークラリーは、158回が終了しました。1000回達成までの道のりは長いですが、4月上旬の達成を目指しております。