民主党決算行政監視調査会特別会計作業チームで、財務省管轄6特別会計のヒアリングを行いました。国は大量の借金をしている一方、個別の特別会計を見えていると相当程度余剰金を抱えている所も多く、まさに「母屋でかゆをすすりながら離れですき焼きを食べている。」という実態も垣間見えました。
例えば、財政融資資金特別会計に関しては、金利変動準備金という名目で24兆円の剰余金を持っております。担当課長は、ALM管理を行い、資産と負債のデュレーションギャップが1年未満になっていることを誇りつつ、将来の金利上昇のため総資産の10%のリザーブを積む必要があるということを平気で主張していました。金利が十数%まで跳ね上がることを想定しているのであればともかく、本当にALMのことが分かっているのか、疑問です。今の金融環境であれば、完全に資産・負債をマッチングすることは簡単で、10%の剰余金はほとんど不要になり24兆円まるまる一般会計会計に返すことが可能です。
金利準備金とか、ALMとか難しい言葉で世間をごまかし、すき焼きの後に雑炊を食べ、これは肉入り「かゆ」だから問題ないと主張しているように聞こえます。特別会計の問題の一つがこの辺にも垣間見えます。
例えば、財政融資資金特別会計に関しては、金利変動準備金という名目で24兆円の剰余金を持っております。担当課長は、ALM管理を行い、資産と負債のデュレーションギャップが1年未満になっていることを誇りつつ、将来の金利上昇のため総資産の10%のリザーブを積む必要があるということを平気で主張していました。金利が十数%まで跳ね上がることを想定しているのであればともかく、本当にALMのことが分かっているのか、疑問です。今の金融環境であれば、完全に資産・負債をマッチングすることは簡単で、10%の剰余金はほとんど不要になり24兆円まるまる一般会計会計に返すことが可能です。
金利準備金とか、ALMとか難しい言葉で世間をごまかし、すき焼きの後に雑炊を食べ、これは肉入り「かゆ」だから問題ないと主張しているように聞こえます。特別会計の問題の一つがこの辺にも垣間見えます。