森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ   川上和人著

2017年09月19日 | 書籍紹介
近頃人気の 川上和人さんの本です。

タイトル裏切りの 鳥類学者の鳥愛の話から始まります。
小笠原での鳥の調査や 保護 外来種対応など 大変に面白かった。
普通の人は上陸できない島に上がって調査できるのも 鳥類学者だから。
うらやましいなあとは思ったけど 船が着けられないので 手前から泳いで島に行くなんてことは 私には無理ですっ。

前振りの長い話が多くて まあ面白いのですが オートバイの話はいいけどガンダム系は パスです。

鳥の 排泄されたもの中に 生きているカタツムリが見つかったという事には驚きました。
カタツムリ1000kmの旅が 鳥のお腹の中という可能性もあるという事ですから。

外来種駆除の話はここでも 外来種が ほかの外来種の繁殖を抑えてるという事があって やはり難しいところです。

鳥類学者が少ないということが書いてありますが 両生類や爬虫類のほうがもっと少ないわい。
鳥見をする人たちにはたくさんいるけど カエル見に行こうと誘っても 誰も来ない。
ブログにヘビの写真が多すぎるとかいとこに言われるし。

 カエルさんと 雲見をしようかな。