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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

神社に下見 

2014年10月14日 | 自然観察会
白鳥神社という所で 自然観察会をするというので 下見に行って参りました。

こじんまりしているけど いいところ。そして名前から分かるように ヤマトタケルを奉ってあります。
で、瓦に彫ってある紋が

立葵  ネットで調べたら 葵の紋はパターンが ものすごくたくさんあるのです。 まあよう考えたなあ。 家康さんも使こうとるし。
でもうひとつ 奥のほうの社は 別の紋

で、なんというか素朴というか 手書きというか これでいいのかというか

しかし お神楽の社にもいっぱい書きこんであるのです。 これはいったい何の柄なのだ。どうもこの神社はこっちの方が本来の紋のようです。

ひなたぼっこしていた セスジスズメに聞いても(体に紋があるので) 知らんふり  だんだん寒くなるのに それどころじゃ無いわよっ

お茶の実をごしごしして 猿の顔だぁ~とかやってみたり   下見って当日子どもたちの相手をせんとわるいので 先に遊んでおくことです。
  (違います! ← 真面目な指導員の声)


 で、どうも気になってしかたがないので 調べてみた。

たぶん これの変形(手書き)バージョンだわ。 オモダカ(水草)
どうして このようになったのか、オリジナルなのか ま、いいか。

家紋は本当に美しいです。 墨一色で表現されているところも。 モチーフに植物や生き物が多いのも良いなあと思う。
我が家のは ミョウガです。食べ物にこだわるのも 物忘れが多いのも家紋のせいであらう。

 
んなことはありません。笑ってごまかそ。

下判田里山観察会 台風直前

2014年10月13日 | 自然観察会
TVのニュースでは 台風上陸間近 といっても今がOKなら 観察会OKです。
下判田の里山は いつもの実りの秋の風景です。

ここの田んぼの稲は毎年 掛け干しするのです。 こうするとお米が美味しいと聞いています。
この お米食べたいなあ。

ツルニンジンの花も咲いてます。  この花に会えるとうれしい。この里山の下判田に咲くことがうれしいのです。
町の人は 山に行かないと山野草に会えないと思っている人が多いのですが、里山を大事に使っていれば
たくさんの花があるのです。
ワレモコウやサイヨウシャジンも咲いています。  
歩いていると ポツポツと雨が落ちだしてきました。 やっぱり台風が近づいているようです。
やや 道路に

ヤマナメクジが どでんと  道路はいかんでしょう と

ひっくり返してみた。したら

身をよじって

元通りになった。 すごい腹筋 あ、どこが腹なのかな。  
   突然の災難にも 素早く対応のヤマナメクジさんでした。ごめんね。

九重の草原

2014年10月12日 | 自然
今年は大分で自然観察指導員講習会を開催します。 場所は九重青少年の家。
下見と打ち合わせに行って来ました。

草原は ステキに秋です。 

草原には リンドウやユウガギク、ウメバチソウ お花畑です。
でもやっぱこのしとでしょ

ニホンアカガエル いっぱいいて 捕まえたり さわり放題!!
ヤマアカガエルもおりましたが ニホンの方がたくさん見つかりました。 ひさしぶりにニホンアカガエルにあえたのでうれしいです。
ぽっちゃりしてますが タゴではありませんよ。

お山の生き物は冬に備えて たくさん食べているのでしょう。 コガネグモもぽっちゃり  ではなくてタマゴを産むのかな。

キアゲハさんは食べるモンが枯れてるんだけど これからどうするの。すぐさなぎになって 寝てくらすのか。

それから こういうカップルも

二人もおんぶしている オンブバッタ。  おかーさん大丈夫?まあよそ様の家庭に口だしすべきではないのでしょう。

それから 

白いヤマラッキョウの花が 一本咲いていました。

鹿の王  ー上橋菜穂子著ー

2014年10月06日 | 書籍紹介
やっと 手に入って 読みました。 大好きな上橋センセの新刊なので 楽しみにして
ちょびちょび読もうと思っていたのですが、  無理っ

上巻も

下巻も あっという間に読了。

今回は 医学がテーマです。 人の体の仕組み 国の組織のこと 生き物の世界の仕組みのこと

  謎解きをしながら 質問されているようです。  んで 主人公二人が おっさんなのよ。(おっさん発言 ここでも!)

 今まで主人公は魅力的な女性だったではないのっ。 まあステキな女性が出てくるのでいいけどね。
 守人シリーズのように 人の営みの匂いや町中にいるときの音まで聞こえてくるような(なんせ文化人類学者でもあられるので)
 部分はへったけど 生き物や人が遺伝や政治的に変わっていくところなど 面白かった。

 才能(ギフト)を持っている人をうらやましいとばかり思っていたけれど、、 やっぱりうらやましいけど、本人はどうなのかなんて
 考えたこと無かったなあ。

 国際アンゼルセン賞受賞後の最新作。今や上橋センセの本は世界中で訳されて読まれているそうです。
 日本人でよかった。最初に原書で読めますもん。

雨が降っても 観察会

2014年10月05日 | 自然観察会
台風18号がやってきてます。雨もぱらついているので、自然観察会。 カッパ着て傘持って出発。
 あ、傘はね折りたたみではなくて 柄のついたの。どこで何が 実っているやもしれませんから。

最初にでてきたのは マイマイカブリ 雨降りなので 稼ぎ時。 寒くなる前にたくさん食べとかんとね。

山栗を見つけて拾って、 さてお次はお目当ての シャシャンボの実。

残念。 まだ青いのです。袋も用意したのに。 和製ブルーベリーは少し早かった様です。 これでジャムを作って見たいと思っているのです。

コカマキリやらカマドウマやら 雨降りでも みなさん 顔見世興行です。次から次に顔を見せてくれます。
で、

カタツムリ でました。 マイマイカブリに見つからないようにね。
コベソマイマイと教えてもらったけど

へその穴が開いてます。 ここがふさがっているのが コベソの名由来と書いてある。さて困った。
ニッポンマイマイかなあ。
どちらも同じマイマイだから良いじゃないってな訳にはいかんのです。 オナジマイマイという名前の別のカタツムリがいるので。

ま、次行こうってのことで 

ヒキガエルさん でました。 雨で薄暗いので つぶらな瞳。可愛いですねえ。
  おヒキに会えて 楽しい観察会でした。