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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

てけてけ 歩けば

2012年11月12日 | 自然
歩いていけば いいもん見つかる。
待ち合わせの場所まで 珍しく歩いていきました。
 何かいいもの 落ちてないかなあとか きょろきょろしてたら
 木の上に 何か白いもの

真っ白けの毛虫です。

どっちが前やら後やら 分からないので棒でつついたら白いの少し取れてしまいました!

わあー ごめんなさい。 即 枝に戻しました。

この白頭巾 調べたら アゲハモドキの幼虫のようです。

 親もちょっとブキミだけど 子どもさんもなんか、、、。
 って生き物に偏見やえこひいきはいけません。
    といいながらえこひいきばかりしてるなあ。5分間だけ反省。

隣には イヌマキが赤い実をつけてました。 久しぶりのイヌマキの実です。

もちろん このように黒く熟さないと すっぱいのです。
人通りの多い道なのに 誰も取ってる様子はありません。
  そうだよねえ。今の若いヒトは食べられると知っていても食べないよねえ。

   なんか 面白くない。 と思いながらポケットに詰め込みました。

これからの森は つくれるのか

2012年11月10日 | 森林ボランティア
今日は 豊かな国の森づくり大会でありました。  山香で植林であります。

知事の挨拶やら 森林ボランティア団体の表彰やら
  写真は森林ボランティア団体で受賞された 湯ノ見岳愛育会の上野さんご夫妻
  福岡から大分の山を手入れされてます。遠いところから ありがとうございます。

で、今回植樹するのは なんと ヒノキ

もう ガレキと粘土ばかりのような地面にヒノキの苗を植えました。

これには 訳があるのです。 すぐとなりにダムがあります。

で、このダムはというと

ご覧のように 粘土の上に石を積んで作ったダムです。
この石は 側の山から掘り出してきたもの。 つまり今回植樹する場所から
掘り出したものだそうです。
で、掘り出した場所は もともとヒノキ林だったので 元通りにするのだそうです。
で、石やら粘土の多い場所ということには 納得です。

皆で植えたので またたく間に植樹は終わりました。土壌があんまりだったので
根付くのか 育つのか というのは 様子をみないと分からないかあ??

で、帰り道考えたのは あのダムなら 要らなくなって壊すとき簡単でお金も
あまりかからないだろうな ということです。
作るときも普通のダムよりは安くできるそうです。

熊本では 荒瀬ダムが撤去工事を始めました。でもすごいお金がかかります。
コンクリどっちゃりつぎ込んでますもん。

ダムはムダ というたどっかの知事さんもおりますが
私も不必要な 雇用確保や工事受注のためのダムはイランと思います。

で、このダムが必要か否かという難しいことは分かりませんが
壊すとき 無理なく壊れる(であろう 多分)ダムはいいかなあ とか思います。


昔の森を見てきた

2012年11月08日 | 旅行
11月2日から4日まで、出雲にお出かけ。
「森林と市民を結ぶ全国の集いin神々の国・島根」とかいうやたら長いタイトルの集まりです。

で、出雲空港へ着陸。空港は宍道湖の隣にあって、宍道湖の冬鳥達は飛行機の音なんてどってことないわって カイツブリが潜ったり出たり

岸辺には シジミの殻がいっぱい さすが宍道湖です。殻を標本用に拾いました。
だって近所はマシジミが多くて ヤマトシジミないんだもん。
お土産にシジミの佃煮と味噌汁を買いました。
  シジミ大好き。でも味噌汁には殻ごと付いていて、、、貝拾うこと無かったじゃん。

 シジミの話じゃなくて 森の話。 昔の 縄文の森
昔むかし 3500年も前 大きな杉の林があってな
近くの 三瓶山が 爆発して 土石流やら火砕流(溶岩)が流れてきて
その杉の林は そのまま地面に埋もれてしまった そうです。

 で、現代になりまして、その埋もれた場所は田んぼとなっておりました。
 田んぼを整備してたら でっかい立ったままの木が埋もれていた。埋没林という。

 これをそのまま掘り下げて 博物館にしたのです。三瓶小豆原埋没林公園

この建物の地下が そのまま昔の森
地面の下に ずんすん降りていって 13mも下がったよ。

地下 13.5m よう掘ったもんだ。
横に倒れてるのも 発掘したときのまんま。土石流で流された木です。

切り株も すごく大きいです。 この上の部分は三瓶の博物館にあります。

なんと切り株は とても綺麗で、地上にある木を切ったばかりのようです。
この木を切ったときは 本当に杉の香りがしたそうです。  3500年前のね。

この施設を作るにあたっての経緯やら苦労やら お話聞いてきました。
なんせ こんな建物作るの 初めてなんですから。

でも おかしかったのは 最初発見された時 材として切り出して売られたいた
そうです。それも何100万円とかいう いい値段で!! 
3500年前の 樹齢600年位の杉 この木はどこで何に使われたんでしょう。

  値段がつけられないような貴重な物ですが 今も使えるというのが 素敵です。

碧い海の会  伏せ焼き

2012年11月01日 | 森林ボランティア
先日 森林ボランティア団体の「碧い海の会」の活動に参加してきました。
まずは クイズ このトラックは何でしょう


答えはあとでね。

まずは 伏せ焼き  炭を焼く方法のひとつ


地面に穴を掘って 中でごんごん薪を燃やします。え~くらいにオキになったら

今度は 炭にする 木材を入れます。 ここはきちんと詰めて入れたい のですが
もう けむうて熱くて いろいろできんので 投げ入れ! でも上手でした。

そのあと 穴に鉄板でフタをします。煙もうもうです。
煙が漏れているところに土をかぶせています。土でおおうと煙突から煙が出るようになります。手前の足元のところに換気用の空気穴があります。
で、待つこと2~3日、そこで煙突と空気穴をふさぎます。
さらに 待つこと 4~5日 さめてくると 炭の出来上がり。
  ってこれは聞いた話なので、現場では熟練の技が必要です。
 この技術を持って 碧い海の会のM氏は東北に支援に行かれてます。
 これから寒くなるから 炭は重宝するでしょうね。 すごいことです。

では 最初の答え

ピザを焼くかまどを積んだ トラックでした。 移動式石窯。
なんでも作ってしまうんですねえ。
  もちろん おいしい手作りピザをご馳走になったのです。