森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

これからの森は つくれるのか

2012年11月10日 | 森林ボランティア
今日は 豊かな国の森づくり大会でありました。  山香で植林であります。

知事の挨拶やら 森林ボランティア団体の表彰やら
  写真は森林ボランティア団体で受賞された 湯ノ見岳愛育会の上野さんご夫妻
  福岡から大分の山を手入れされてます。遠いところから ありがとうございます。

で、今回植樹するのは なんと ヒノキ

もう ガレキと粘土ばかりのような地面にヒノキの苗を植えました。

これには 訳があるのです。 すぐとなりにダムがあります。

で、このダムはというと

ご覧のように 粘土の上に石を積んで作ったダムです。
この石は 側の山から掘り出してきたもの。 つまり今回植樹する場所から
掘り出したものだそうです。
で、掘り出した場所は もともとヒノキ林だったので 元通りにするのだそうです。
で、石やら粘土の多い場所ということには 納得です。

皆で植えたので またたく間に植樹は終わりました。土壌があんまりだったので
根付くのか 育つのか というのは 様子をみないと分からないかあ??

で、帰り道考えたのは あのダムなら 要らなくなって壊すとき簡単でお金も
あまりかからないだろうな ということです。
作るときも普通のダムよりは安くできるそうです。

熊本では 荒瀬ダムが撤去工事を始めました。でもすごいお金がかかります。
コンクリどっちゃりつぎ込んでますもん。

ダムはムダ というたどっかの知事さんもおりますが
私も不必要な 雇用確保や工事受注のためのダムはイランと思います。

で、このダムが必要か否かという難しいことは分かりませんが
壊すとき 無理なく壊れる(であろう 多分)ダムはいいかなあ とか思います。