森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

進化のからくり  現代のダーウィンたちの物語   千葉 聡著

2020年03月02日 | 書籍紹介

カタツムリの千葉せんせの本ですよ

の の上にカタツムリ乗ってます

まずは ダーウィンの進化論から 左巻きのカタツムリを料理する

どうして 左巻きになるのか  以前ヒトが左利きと右利きができるのはなぜかという本を読んだんだけど眉唾なかんじでしたが

このカタツムリの左巻きの話は ややこしいけど とんでもオモシロイ

千葉センセはコミックや映画もお好きのようで でも アニオタではないようで安心いたしましたわ

ともかく イギリスでの 左巻きのカタツムリ(ヒメリンゴマイマイ) 100万匹に1ぴきみつかる での

遺伝をしらべるための お相手(左巻きのカタツムリに限る)探しの 広告

なんと お相手は2匹も見つかるが その2人に相手にされず この2人ができてしまう、、という

しかし問題はここではなく  同じ方向に巻いているカタツムリ同士でないと 交尾できないと思い込んでいたことで、、

小笠原のカタツムリも 解説してありまして  もう一度行きたい小笠原であります

研究の現場での あれこれや 若い研究者の活躍も紹介されており 進化のからくりを解いていく人たちは

時代も 地位も 年齢も 国も超えていくのだなあと うらやましく思ったのです

ちょっとショックだったのは  種が違うと思われていたカワニナ(2種)かたほうが 丸くてぷっくりしていてすみわけをしているようなのに

実は 寄生虫が入っていた方が丸くなっていて 同じ種だったという事実  

最近とみに丸くなって(体形が)きたのは もしや、、大好きなお刺身のせいではあるまいか   半分じょうだんですが

文庫本で 3時間ぐらいで読めます めちゃおもしろいので

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿