森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

下判田の里山観察会

2010年09月13日 | 自然観察会
 大分市の東、下判田で観察会を始めて、はや8年。毎月観察会してるのに毎回発見が
あります。自然は奥が深い。   なんちて、実はどんどん変化している部分も
あるのです。見かけなくなった生物やら でてくるようになった生物。
きちんと調査すれば 形が見えてきます。

環境省の肝いりで調査している「モニタリングサイト1000」コアサイトの久住畜産試験場が口蹄疫の影響で今年度は立ち入り禁止になり、調査も中止になりました。今後再開できるか目処は立っていません。
となると、里山モニ1000で調査しているここの下判田が、大分県では唯一の鳥・植物・カエルの調査地となります。

で、ひさしぶりにOさんが行っている植物調査に同行しました。

ミズオオバコの花が咲いています。ここ2~3年姿が見えなくて、無くなったと
がっかりしていたのですが、今年元気に咲いているのを見つけました。
これは けっこう珍しい部類に入る植物です。

トウバナ 名前がはっきり決められなくて あちこち図鑑を見て決定

で、もうなんか動くモンがいれば そっちに興味が行って 役に立たないアシストです。

トゲナナフシ  ごっついけど 草食系

木の幹に作ってある トックリバチの巣に 穴が開いてます。

切ってみたら あきやの跡が。 穴がいくつか開いているのは、穴の数だけ
卵が孵ったのでしょうか?  兄弟で住んでいたのかしらん。


空が 高いです。 やっと 秋の気配です。