toty日記

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スイスミュージックナイト東京

2018-07-29 18:39:07 | 歌・コンサートなど
7月27日夜7時から紀尾井ホールでの、スイスミュージックナイト東京に出かける。

この日は、仕事があり、それも誕生祝と、
フラダンスのボランティアの方がみえるとイベント続きだったので、
あわてて現地にかけつけ、夫と合流、開演2分前の滑り込みだった。

最初に、伊藤啓子さん、ナディア・レースさん、ベニー・ベッチャルトさんの
三人が舞台中央に並び、見事なハーモニーで歌いだす。

三人の歌声が休符に入った時の残響が、
このホールにぴったりのなんともいえない消え方で、

最初のこの一曲で、完全に観衆は引き込まれた(というか私だ!)。
この雰囲気は、今まで味わったことがないほどの絶妙な感じ。


スイスからは

ナディア・レース(ヨーデル歌手、女性)
ベニー・ベッチャルト(ヨーデル)

アンドレアス・ガブリエル(ヴァイオリン)
マルクス・フリュッキガー(スイスアコーディオン)

ファビアン・ミュラー(ヴィロラ/チェロ)
ピルミン・フーバー(コントラバス)

スイス民俗音楽界最高峰の演奏家6名。
前半は、スイスの六人を中心に、時々伊藤さんも加わる。


途中から伊藤啓子率いるアムスレ・クヴァンテットとの
協演

アムスレ・クヴァンテットについては、
以前書いたことがある。(サインをもらってあるのだ!)

後半になって、全員での現代的なアレンジだったり、
もう、即興かと思わすような演奏だったり、

今までのヨーデルのイメージをくつがえされる
でも、それぞれの演奏家が楽しくて楽しくてしょうがないといった風情。


「海」という伊藤さんが、昔住んでいた富岡(福島県双葉郡の原発被災地で
ながらく帰宅困難地域だった場所)の海を見て作った歌。

めったに感想をいうことがなかったご主人もいいと言ってくれたとの
エピソードを話してくれた歌。

それぞれに、感想があったのだが、
曲目だけ書いておく。

第一部
・ガイタベルク ユーツリ
・サフィア ワルツ
・ユーツリとプレディガーのショティッシュ(クレッフェレとともに)
・ツォイエリとワルツ
・チアンドラ
・シシーナ ポルカ
・ヴァリスのワルツ
・グッギルベルグの歌
・ルッチェル ギャロップ

第二部
・ユーツとマズルカ
・春の訪れ
・ギャロップ
・海 (新曲)
・小刻みのヨーデル
・プリシー(ビュッヘルとユーツに続いて)
・ナデシュカ
・ムオッタタールのポルカ
・ニューニクス
・フェレントラー
・オールドボックス

今まで、様々な場面で伊藤啓子さんの関係するコンサートに
触れてきたが(おっかけともいう)、今回つくづく思ったのは

伊藤啓子さんのコンサートを実現する力、
会場をおさえ、共演者の日程をおさえ、

切符をさばき、
司会をつとめ、

楽しい、意義あるコンサートに仕上げた技量は並大抵なものではない。


もちろん、彼女の人柄と実行力と、何よりも音楽に魅了された
沢山の協力者や、ご家族の応援やがあるのだが、

いわゆる音楽プロダクション等の手を借りないで
自分たちの音楽を実現していく実行力に、感服。

そうそう、NIKOさんと会場で会った。
彼女もお友達を6人つれてきたというのだから、大きな貢献者!


会場では、妹さん(スイスではデュオで出演なさっていた)
エンツィアンのメンバー、
ユーブリックの方のご両親、

夫のさそった学生さん、山仲間等々と、
旧交をあたためた。

最後はホールの方に追い出される始末!


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