toty日記

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ヴァイオリン工房見学、そして祈り

2011-12-25 23:08:54 | 歌・コンサートなど
話は前後するが、印象的だったことから。

22日(木)、ヒュッテ・ジャヴェルのコンサートで知り合って以来
何回か伺っている
中澤きみ子さんのサロン・コンサート

最初のご挨拶で、
私の生活をご紹介しますとのことで

最初は、9年目にしてお聞かせできるようになりましたと、
指導をしている弦楽四重奏曲
 ドヴォルザーク第12番「アメリカ」

将来が楽しみな若い人の指導もしていますと
 辻彩奈さんの、ヴィヴァルディの四季から「冬」
 彼女は、来年開催されるメニューインコンテストに参加する予定とのこと
 まだ、中学生ということだが、素晴らしい演奏だった。

中澤さん自身ではモーツァルトシリーズを5年は続けたいと思っているのでと
来年のコンサートに弾く予定の
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調k.301

アンコールでは、アベマリアを
震災に合われた方々の追悼の意味を込めて
皆さん、目をつぶって聴いてくださいとのコメントに
皆、黙祷しながら聴く。これもよかった。



場所は、千駄ヶ谷、4階がコンサート会場で
その上、5階が夫君の中澤宗幸氏のバイオリン工房

サロンコンサートのあと、その工房を見学させていただいた。
コンサート会場にも、見たことのないバイオリンがいくつか
飾られていたが、ヘッドに彫刻が施されていたもの、
弦が二重に張られたもの、
細い胴のものなどがあり、期待に胸がふくらむ。



夫と、よく一緒するHちゃんと、(親子ですかと、何回もきかれた!)
工房を見学する。
我々三人、途切れることなく質問(笑)



工房の若い二人の方に
ニスのこと、
修理の実際のようす
道具のこと、自作の豆のようなカンナや
それぞれの席の左にある引き出しから
ぎっしりつまったナイフやそれらへのこだわり
いろいろ教えてもらう。

日本にバイオリン工房が200ぐらいあって
東京には、50ぐらいあること。

彼らは、バイオリンを作ることもできるが
修理は人の作ったものを治すので、よけい技術がいること。

ストラディヴァリウスはここにはなくて、
金庫にはいっていること。

おまけに、マンモスの顎の化石など
中澤さんのお宝までみせてもらう。





年代測定の話や、珪化木の話を夫やHちゃんが始めると
中澤さんも興味津々。

ジャヴェル以来のお話の続き。
中澤さんもお話が面白く、いつまでも話が続きそうだったが
他のお客様もあることで、引き上げる。

コンサートのあと、チーズの鑑評騎士(←!)坪内二郎さんの選んだ
チーズとワインが提供され、素敵なクリスマスコンサートでした。





ああ! ため息!


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