toty日記

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地震の一日

2011-03-11 22:19:02 | 日常のあれこれ
今日はグループホームで制作したお雛さまなどの作品を
野方のWIZギャラリーに見にいく行事があった。

普通に歩くと15分ほどの道を、30分ほどかけ、
車椅子3台と、手押し車2台の利用者さん10名と一緒に、
職員4名、家族1名ででかけた。

みなで作ったウサギのお雛様が
会場の真ん中の一番目立つところに飾ってあったので

それを中心に、みんなで集合写真を撮っているときに、
地震がきた。

みんなが肩をよせあうように集まったところだったので
頭を手でかばいながら、低い姿勢で、ゆれに備えた。

みんな、輪になっていたので声をかけあい、
でも、いつまで続くのかと不安になりながらも
大丈夫? 頭をかばって!などと、言い合った。

数分に感じたゆれがおさまっても、
館内放送が流れ、この建物は、安全ですから
今は外には出ないでください。

とのことで、様子をみていた。

出かける前、今日は行きたくないという二人を
なだめすかして、一緒につれてきて、
全員が一緒でよかった。

もし二手に別れていたら、
それぞれの職員の連絡もとれず、少人数では不安も増して
気分がここまで安定しなかっただろう。

合間に、飾りにお供えしてあった「金平糖」を
ちょっと失礼しますと、手にとり

Aさんが、2~3粒ずつ皆の口に放り込み、
用意したお茶をくばって、ほっと一息。

会場にいた主催者の方や、他の参加者にも「金平糖」を
くばって、しばし、会場がなごむ。

何回かの余震のあと、
一番安全そうな道を検討し、
頃合いを見計らって、帰ることに。

2階の会場に、来る時はエレベーターを使ったのだが
地震後で、それは使用禁止になっていて、

隣接する郵便局の職員に相談したら
ビルの警備員の方々が
車椅子の三人を、3人がかりでおろしてくださった。

帰りの道では、いつにない人数の人が通りのあちこちにいて
我々の通るのを、みていてくれる。

物がおちてきそうな商店街はさけて、線路際の道を歩く。
こんな時でも、パチンコ店は満員で、
世の中は、いろんな人がいるね~と、職員同士で話しながら。

帰り着いて、ほっとしたものの
夜勤予定の職員からは、交通手段がないので
いつつくかわからない、

また、日勤で相模原まで帰る職員は、
帰れそうもないので、泊まろうかとの話。

職員のシフトも、自転車で通える人に残ってもらってと
やりくりが大変。

そういえば、窓からお隣の家を見たら
屋根瓦がかなりくずれおち、
雨が降ったら、雨漏りしそうなのを発見。

たぶん、住んでいる方は、気づいてないだろうと
お知らせにいって、こちらの窓からみてもらう。

一応、これからのことを確認して帰ることに。

でも、交通手段が皆無のようなので
Aさんを自宅まで送る。

新青梅街道は、都心に向けてはそうは混んでなかったが、
反対側は、びくとも動かない渋滞。

そして、歩道を仕事帰りの人たちが黙々と歩く。

これが目白通り、明治通りと激しくなり
歩道から人があふれ出し、車道にも人がいっぱい歩いている状態。

よく、避難のシュミレーションとかやっていたけど
現実になっちゃったねと、Aさんと話しながら。

山吹にも寄って、様子を聞いたら、
今夜夜勤の5人のうち、まだ一人が到着してない
それが、なんとmetalくんだそうで、

居所がわかれば、拾いにいくのに、携帯は何の役にもたたず。

帰りは裏道を通ってきたら、幹線道路の渋滞はうそのように
すいていて、いつもと同じ時間で帰宅。

一人で車に乗っていて、
誰か知っている人がいたら、乗せてあげたいと思ったものの
電話は通じないので、残念。

舅は、本日歯医者にいったあと、
新宿で食事をし、買い物をすまして
タクシーで家に向かったところ、

家から30メートルほどのところで
急にあたりの家々から人が飛び出てきて
異様に感じて、空を見たら電線が大きく揺れていて
地震と知ったそうだ。

タクシーでほとんど家の近くまできていて
大事にいたらず、よかった。

我が家の書類や、食器が一部瓦解していたが
舅にいわせれば、
いつもとそうは変ってないよとのこと。

夫は、仕事先で泊まることになったと連絡あり。

地震の一日だった。


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