FAXで帰幽届

今回、葬儀は近くの葬儀社に頼んだ。

神式の葬儀なので、出雲大社系列の神主さんがやってくれるという。
神職による祭詞奏上のため、

前もって故人の略歴や趣味、功績等を知らせてくれと
FAXが送られてきた。

いろいろと書き込み、帰幽届なるものを
またFAXで送り返した。あて先は、○○国出雲大社　△△（←担当者名）

帰幽届の語感と、FAXがどうもちぐはぐだ。


今、季節の変わり目もあり、
どこも火葬場が混みあっていて、
一週間待ちが多いそうだ。

これから葬儀はどんどん増えるだろうに、
火葬場は、東京のような密集地にはなかなか建てられないという。

今日まで、ドライアイスを毎日入れ替えてもらって
自宅に安置していたが、斎場の保管庫に棺にいれて預ける形になった。

朝１０時に葬儀社の方がみえて、
末期の水をふくませ、身を清めて
白い装束を着せ、見送るつもりだったが

どんなところに預かっていただくのか
見せていただくことになった。（というか、夫が希望したのだ）

近くのＨ斎場の保管庫に８体収容できるのだが、
姑が８体目でここもいっぱい。

たまたま、今日は友引とのことで、会場はがらんとしていた。
まあ、いってみれば定休日のようだ。

通夜や告別式の会場になるところを案内してもらった。
お骨を焼く場所の入り口の白いカーテンが風にふかれてゆれていた。

火葬場の都合で一週間待ちとなったのだが
かえって、のんびりとした時間がもてて、
家族でゆっくりと送ることができそうである。

午後は、おおはるさんの信用金庫の口座の後見事務手続き、
電話で確認して、必要な書類をもっていったのだが
ひとつ書類が抜けていて、結局家までまた取りに帰る。

でも、今日のうちに済ませたかったので
５時過ぎになってもいいといってくれたので
届けて、やっと口座からお金が引き出せるようになった。

でも、その支店で、通帳とはんこでひきだせるだけで、
カードはつかえないのだそうで、けっこうこれも面倒そうだ。


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