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2013年に観た映画ベスト5

 小生、映画はDVDで自宅で観ることがほとんどだ。映画館で映画を観るのは賭けである。近くにマナーが悪いヤツがいれば、せっかく安からぬお金を乏しい小遣いから割いて観に来ているのに、ブチ壊しになってしまう。過去に何度かイヤな目にあった。それでも、どうしても映画館の大きなスクリーンで観たい映画もある。昨年は何度か映画館に足を運んだ。
小生が行く映画館は、JR三ノ宮駅前のミント神戸9階のOSシネマズミント。ここは高い所の映画館だから眺めがいい。下りのエレベーターを待っているとき、六甲山がきれいに見える。実はこの写真はそこから撮ったもの。今年の1位と3位はこの映画館で観た。期せずして両方とも3Dで観た。では、2013年に観た映画のベスト5を記す。

1位 ゼロ・グラビティ
 圧倒的な映像力にうちのめされた。ストーリーもシンプルだが観客を飽きさせない。ほとんど、主演女優のサンドラ・ブロックの一人芝居だが主演女優賞モノ。

2位 二十四の瞳
 156分の長尺モノの映画であるが、長さを感じさせない。この長い映画に通底する感情は「怒り」だ。静かな怒りが底に流れる。必見の名画。

3位 パシフィック・リム
 怪獣が好きか。巨大ロボットアニメが好きか。双方とも、あるいはどちらかでもYESならこの映画を観るべし。かっての東宝特撮怪獣映画で育ったムキはぜひ観るべし。

4位 県警対組織暴力 菅原文太が異様なハイテンションで突っ走る。菅原の悪徳暴力デカと川谷拓三のチンピラヤクザの取調室のシーンは必見。粗野で乱暴で滑稽で哀しい傑作。

5位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!モーレツオトナ帝国の逆襲
 「20世紀博」なるイベントが開催される。20世紀。昭和の時代。ノスタルジーに駆られた大人たちが夢中になる。でも、しんちゃんが叫ぶ「21世紀はオラたちが作るんだ。ずるい」20世紀を総括する傑作アニメ。

 次点として、次の2作を記する。
 勇気ある追跡 老境のジョン・ウェインがいい。
 ペーパームーン しっかり者の女の子とお人よしの詐欺師のロードムービー。
 
 

 


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