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議員研修会「インボイス制度について」

2023-07-18 05:11:48 | 市議会活動

 7月5日(水)、西脇市議会では、インボイス制度を学ぶ議員研修会が行われました。西脇税務署の多田賢明氏を講師に招いての研修会でした。

 

 今回の議員研修会は、兵庫県商工団体連合会から『インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に送付することを求める陳情書』が出されたこともあり、本年10月実施予定のインボイス制度について全議員で学ぼうと計画されました。

 多田氏は、「適格請求書等保存方式の概要-インボイス制度の理解のために-」と銘打たれた資料を基に説明されました。まず、消費者⇒小売業⇒卸売業⇒生産者・税務署の表をもとに、消費者が支払った消費税がどう流れていくのか、どの部分でいくら支払うのかを説明してくれました。私自身、消費税について分かっているようでわかっていない部分が多々あったことを再認識しました。

 そして、今回のインボイス制度の導入のいきさつ、内容について説明がありました。インボイス制度は、国が消費税を正確に徴収するための制度で、基本的にすべての事業者が税務署に適格請求書発行事業者の登録をしておくことが必要となってきます。そのため、小さな個人事業主の方であっても取引の関係(元受け・下請け等)を考えると、登録業者にならざるを得ない側面があるようです。

 多田氏の講演の後、質疑の中で、ある議員から「シルバー人材センターで働いている方であっても、個人事業主として登録業者になっておかないといけないようで困っているがどうか?」という意見が出されました。明確な回答はありませんでしたが、インボイス制度の持つ問題点が指摘されたように受け取りました。

 陳情審査は、総務産業常任委員会で行われるのですが、私も傍聴しようと思っています。

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