8月18日(日)、令和6年度西脇こども会議がみらいえのビューループで開催されました。今回で3回目となる西脇こども会議ですが、みらいえのビューループで公開で開催されることはとても意義のあることだと感じました。
こども会議の参加者は、小学生から高校生まで12名で、大学生9人がサポーターとして参加してくれました。こども会議のリーダーは、小崎恭弘大阪教育大学教授でした。小崎教授は、保育園勤務、小学校校長、大学教授を務められ、子どもたちの発達段階をよく理解されている先生のように思いました。
小崎教授から、今日のこども会議のねらい(こどものみなさんの想いや意見をちゃんと聞きたい。みなさんは西脇市の大切な仲間です。未来を生きる人たちです。)や今大切に思うこと(笑顔と居場所)、みんなにお願い(楽しんでください。自分を大切にしてください。笑顔を大切にしてください)ということが話されました。
今回の西脇こども会議のテーマは、『~もっと笑顔があふれる西脇にするために~「居たい」「行きたい」「やってみたい」居場所をつくろう!』でした。西脇にどんな居場所があれば、みんなが笑顔になれるかな?と、参加者は4グループに分かれて、大学生のサポート受けながら熱心に話し合っていました。
イラストレーターの奥野さんが、小崎先生の説明や発表を楽しい絵入りの板書を書いてくださいました。即興ですが、的を得た分かりやすい板書で感心しました。
4グループの発表は、小学校低学年、高学年、中学生、高校生と成長の段階で異なっていましたが、みんな話し合った内容を一生懸命に話してくれました。身近に集まれるところをつくること、UFJのような施設をつくりみんなで楽しみたいこと、オープンスペースのある居場所をつくり世代を超えた集まりを持つこと、カフェやプリクラを楽しめる居場所などなど、自由な発想で発表してくれていました。
子どもたちの自由な発想は、私たち大人の気付かないことに気付かせてくれます。その自由な発想を大切にしたいと思っています。そのことが、子どもたちにとっての心地の良い居場所づくりにつながっていくと思うのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます