西脇市岡之山美術館では、アトリエ展の第6弾としてハンペルマンに恋をした『よねざわともみ展』が7月30日~8月18日の会期で開催されています。
ハンペルマンは、ドイツ語で「手足をバタバタする人」という意味の紐仕掛け人形のことです。紐を弾いた瞬間、おもちゃの動きで作者が潜ませたメッセージを受け取ることができます。私も、会場にある作品の紐を恐る恐る引っ張りました。人形の動きを見て驚きと同時に楽しい想いがしてきました。
スカートが揺れるマリリン・モンローやおにぎりから黒縁の猫が顔をみせる作品など、とても楽しく見学することができました。
よねざわともみさんは、三木市生まれバンタンデザイン研究所を卒業後、有馬玩具博物館に勤務されているそうです。「ハンペルマンに触れる人が和んだり、笑顔になる作品を作りたいと。」と話されているそうです。ぜひ、多くの方々にハンペルマンに触れて、その素晴らしさ、楽しさを実感していただきたいと願っています。