西脇市岡之山美術館では、開館40周年記念のイベントとして、『にしわき横尾忠則コレクションⅣ』が7月28日～12月1日の会期で始まりました。
岡之山美術館は、世界的に有名な地元出身の横尾忠則さんの作品を中心に、「小さくても輝く美術館」として精力的に活動されています。美術館前の公園には、横尾さんの生家にあったカイジカイブキが移植されています。今年で開館40周年記念を迎えます。今回の『にしわき横尾忠則コレクションⅣ』は、記念イベントにふさわしい企画展です。
会場には、「横尾忠則さんにメッセージを送ろう！」のコーナーが設けられていたり、イチオシの作品に投票できるなど、見学者にも参加できるように工夫されていました。
横尾さんの作品は、西脇の街中でよく見かける「Y字路」で有名です。今回の作品展には、市制50周年のポスターや織物祭りのポスターなど懐かしい作品に出会うことができました。また、開館20周年記念の際、瀬戸内寂聴さんを招いての講演会の作品も展示されていました。さらに、横尾さんのご家族（本人、奥様、息子さん、娘さん）を描いた作品も展示されていました。
横尾さんの作品は、斬新的で色彩豊かです。観ている人の心を惹きつけてしまいます。ぜひ、多くの方々に見ていただきたいと思いました。
