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太陽光発電

2011-11-25 17:49:49 | 県議会
 11月25日、久しぶりに県庁に行ってきました。現職時代にお世話になった永富県議(加古郡)、小池県議(神戸市中央区)、藤井県議(神戸市北区)、上野県議(神崎郡)等にも久しぶりにお会いしましたが、皆さん元気に仕事をされていました。
 私は、自然エネルギー発電、特に太陽光発電について、兵庫県の補助制度や取り組みについて調べたいと思い、担当の農政環境部温暖化対策課の職員から説明を聞きに行ってきました。
 前もって連絡していたこともあり、大変詳しく説明をしていただきました。
各家庭の屋根に取り付ける太陽光パネルの設置費用は、現在、1kw当たり、新築で約50万円、既築で約60万円かかるそうです。1軒当たりの電力消費は平均4kwが必要ですから、新築家庭で約200万円、既築家庭で約240万円必要です。
 国の補助は、1kw当たり4万8千円、兵庫県の補助は1kw当たり2万円ですから、1kw当たり6万8千円、4kwですから27万2千円の補助を受けることができます。それに、市町独自の補助制度もあります。多くの市町は、上限10万円ですが、1kw当たり3万円の補助が平均です。
 また、兵庫県は、金利1%で融資額200万円以内、10年以内の償還期間で個人向け特別融資を受けることができます。
 余剰電力買い取り制度により、電力会社は各家庭で余った電力を1kw当たり42円で買い取ることが義務付けられていますから、設備投資費用は掛かりますが、家計の支出を抑え、省エネにもつながります。
 3月11日の東日本大震災を受け、自然エネルギー(風力・地熱・小水力)の見直しが国を挙げて行われています。各家庭での太陽光発電設置への補助も、国の第3次補正にも盛り込まれています。
 兵庫県でも、この補助金を使って太陽光パネルを設置する家庭が急増しているそうです。例年、年間6000件の申し込みだったのが、本年7月15日~11月3日までの3カ月余りで2800件もの申し込みがあったそうです。
 現在、県立施設にも太陽光パネルを順次設置しているそうで、県立学校にも耐震化の工事と合わせ設置できればという事でした。
 太陽光発電について、基礎的なことも教えていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
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3 コメント

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太陽光発電の問題点 (野田メタボどじょう)
2011-11-25 19:40:34
太陽光発電をした電力を電力会社の電気料金よりも高い価格で電力会社に売電することができる。
その差額は電力会社が電気料金に上乗せする。
従って、太陽光発電をしていない人々が負担しなければならない。
その結果、貧しい人々はますます貧しくなる。
その上、国や自治体が税金を使って太陽光発電設備の設置に補助金を出している。
太陽光発電をしない人々はその税負担もしなければならない。
このような、貧乏人にしわ寄せがいくような制度は改めなければならない。
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物事の裏表 (岳人)
2011-11-27 08:05:16
太陽光発電にかかわる本ブログの内容、それに対する投稿者のコメント、何れも大変興味深く読ませていただきました。
ここ何件かのブログのなかで読み応えのある有益な内容、だからこそこうしてブログで紹介されたのだろうと思います。そしてそれに対するコメントですね。
コメントされた方も思慮深い方と察するのが私たち善人の見方です。決して単なる批判ではなく、裏からみればどういうことなのだろう。
政治とはまさに両刃の剣。懐深く、色々な立場からの考えを聴き(ただ聞くのではなく)論議をし、裏付けと確信をもった判断で道筋を示していくこと。
そしてその執行は行政が担う。
いい国、誇れる郷土をひとりひとりが主役となって皆んなで創り上げていくのでしょうね。
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Unknown (東野としひろ)
2011-11-27 08:44:45
コメント、ありがとうございます。
3.11以降「脱原発」が大きな社会潮流と成ってきています。私も、その方向性は正しいと考えています。
しかし、自然エネルギーを含め再生可能なエネルギーは、現段階では日本の電力消費を賄う上では十分ではありません。
日本人の英知で、太陽光発電を含め再生可能エネルギーの開発を進めるべきだと思います。
「野田メタボどじょうさん」が言われる電力料金に跳ね返る段階にまで、太陽光発電が進めばと思います。まだ、電力全体の1%にも達していません。
輸入に頼る石油や石炭等の火力電力に係る燃料費用を考えると、将来的には、太陽光発電の方が低コストになると思います。この点での費用を詳しく調査してみます。

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