9月1日(日)の午後、茜が丘複合施設みらいえ多目的ホールで第3回目となる『朗読と墨彩画のコラボレーション』が会場いっぱいの参加者で盛大に開催されました。
『朗読と墨彩画のコラボレーション』は、片岡法子さんの朗読と片岡幸代さんの墨彩画のコラボですが、法子さんの朗読を聞きながら幸代さんが席画で表現していきます。第1部では、宮沢賢治の『オツベルと象』の朗読に合わせ、席画が完成しました。見事な席画だと思いました。法子さんの朗読の声は、お母さんの幸代さんの声とそっくりです。やはり親子だなと思いました。
第2部は、桂福点さんの楽しい創作落語でした。桂福点さんは、視覚障がい者です。音楽療法士に資格も持っておられ、歌も上手な方です。片岡幸代さんの引率で、会場の皆さんの手拍子で、福点さんは舞台に上がられました。福点さんの創作落語は、目の見えない方と耳に聞こえない方とのラインによる楽しいやり取りでした。会場いっぱいの笑いが巻き起こっていました。
第3部は、地元の昔話でした。加美町清水の天神社が、大雨で杉原川に流され、西脇市前島町に流れ着き、前島町で今も大切に祀られているとのお話です。千ケ峰をイメージした席画を見て、さすがだなと感心しました。
第4部は、人権書道「キラキラ書道」の若者2人が、法子さんの朗読(吉川谷の昔話)に合わせ、席書してくれました。芸術性を感じさせる席書でした。
『朗読と墨彩画のコラボレーション』は、今回、ひまわり美術展と共同取り組みでした。地域応援アーティストと障がい者アーティストが協力した作品展であるひまわり美術展との共同の取り組みも、大変良かったと思いました。
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