東野としひろ活動NEWS

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ハローワーク西脇へ夏の訪問

2021-08-18 06:13:27 | 産業・労働・雇用
 先日、ハローワーク西脇の小椋所長を訪問し、管内の雇用情勢や国の取り組みについて、話を伺ってきました。



 小椋所長から、雇用調整助成金の特例措置が9月30日まで延長になったことの説明がありました。新型コロナウイルス感染の拡大を受け、播州織関係事業所をはじめ市内の事業所は大きな打撃を受けています。厳しい状況下でも、何とか雇用が守られてきたのは、国からの雇用調整助成金の特例措置の支給によるところが多いと言われています。雇用調整助成金の特例措置が延長になったことは望ましいことですが、一方、何時までも特例措置が続くとは思われません。新しい職種への切り替えを含め、対応が必要だと思われます。
 そのため、産業雇用安定助成金が創設され、その説明を受けました。この制度は、在籍型出向により労働者の雇用を維持する場合に、出向元と出向先の操法の事業主に対し助成するものです。



 ハローワーク西脇管内の有効求人倍率は、令和3年6月分で、1.03倍でした。フルタイムで1.11倍、パートタイムで0.93倍です。兵庫県は0.97倍ですから、西脇管内は高いと言えます。新規求人数1,086人に対し、新規求職申込者555人と少なく、人手不足の状況が続いています。
 また、小椋所長から、来年3月卒業の高校3年生の就職状況について、説明を受けました。高校3年生の就職希望者は1,567名中368名で、7月末現在の求人数は196社830人だそうです。求人数は昨年より増えており、1名あたり約2社強選ぶことができそうです。9月より、就職活動が始まります。
 ハローワーク西脇管内の経済状況はよくありませんが、雇用状況は人手不足の面が大きいようです。
 また、秋に伺いたいと思っています。
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