11月22日・23日の2日間、西脇ロイヤルホテルを会場に播州織フェア2023が盛大に開催されました。播州織フェアは、播州織素材展という呼び名で、東京や神戸等で開催されてきましたが、今回産地西脇での11年ぶりの地元開催でした。
産地の「音」「匂い」「空気」そしてものづくりへの「想い」を体感いただこうと、22日は工場見学を開催しました。染色は東播染工㈱、製織は遠孫織布(株)、加工は播州織工業協同組合と、3つのファクトリーを巡りながら播州織の背景を楽しんでもらおうという企画です。
西脇ロイヤルホテルの会場では、「播州織歴史コーナー」「テキスタイル展示」「生地・製品販売」など、産地開催ならではの魅力たっぷりに発信されていました。
「播州織の歴史写真展」は、230年にもおよぶ長い歴史を誇る播州織。昔の工場の貴重な写真も数多く残されています。今回、産元商社さんが提供してくださったモノクロ写真が展示されていました。
「テキスタイル展示」「生地・製品販売」は、産元をはじめ織物工場から、様々な生地が出展されていました。日頃、なかなか目にする機会も、手にするチャンスも少ない素材たちが、300点以上ラインナップされていました。さすが、播州織産地ならではの取組だと感心しました。
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