東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

能登半島地震被災地の現状

2024-07-05 06:07:34 | プライベート

 7月1日(月)、能登半島地震が発災して半年が過ぎました。私たちは宿泊していた志賀町のいこいの村能登半島で、地元の新聞を読みました。『復興の実感ない7割』『避難者なお2288人』『元の誌に住みたい割(輪島・珠洲の仮設入居者)』との見出しの報道でした。私たちも、輪島や能登島でお会いした仮設入居者の皆さんから、新聞報道通りのことを聞きました。

 輪島市へ行く途中の道路がまだまだ整備されていませんでした。道路は隆起したところが多くあり、充分注意しないと事故を起こしそうでした。のと里山海道は、輪島方面にはどうにか通行できますが、反対車線は通行できません。志賀町役場周辺の道路は、隆起していて通行止めの所もありました。倒壊した家屋もそのまま放置されており、胸が痛みました。輪島方面の海岸線は隆起したところが多くあり、漁港として復活できるか疑問に思いました。

 被災者の方から、倒壊しかかった家屋から家財を引き出したいが誰も助けてくれない。ボランティアの派遣はできないと行政から言われているので、どうすればいいのかわからないと話されていました。被災者の方々も、万博に建設会社や資材が取られて、復旧工事が遅れていると話されていました。日本の国を挙げて、復旧工事・復興に何よりも取り組むべきだと考えます。被災地の高校生も熱いメッセージを送っています。次世代に残すため、能登半島地震からの復興を成し遂げるべきです。そして、仮設住宅の建設や様々な被災者支援は、現場の声を大切にし、被災者に寄り添ったものにしていただきたいと強く思いました。

 発災後、半年が過ぎましたが厳しい被災者の状況です。私自身も、息長く、自分ができることを力いっぱいの支援を続けたいと思います。

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