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ハローワーク西脇、春の訪問

2024-03-02 06:07:59 | 産業・労働・雇用

 2月27日(火)、ハローワーク西脇の奥村所長を伺い、管内の雇用情勢について説明を聴いてきました。

 奥村所長は、忙しい勤務の中にもかかわらず資料に基づき詳しく説明をしてくれました。令和5年12月分の雇用情勢は、新規求人数1,183人(対前年同月比5.2%増)ですが、月間有効求人数は3,113人(対前年同月比9.7%減)です。新規求職申込件数が、483人(対前年同月比14.5%増)です。管内の企業の倒産が複数あり、雇用保険受給者が138人と前年同月比35.3%の大幅増になっています。有効求人倍率は、1.09(前年同月比0.28減)です。有効求人倍率は、兵庫県全体を少し上回っている状況です。

 管内の職種別求人の状況では、生産工程従事者の求人が169人(15.3%)と少なくなってきており、ものづくりの盛んであった北播磨地域の産業の変化を指摘されていました。一方、介護分野・医療分野の求人の割合が50%近くを占めてきていると話されました。

 雇用保険関係では、受給者決定件数が145件(前年同月比33.0%増)、受給者実人員669人(前年同月比19.3%増)となっています。企業倒産が影響しています。

 奥村所長は、兵庫労働局の資料をもとに、管内の外国人労働者について説明してくれました。県内の外国人労働者数は、57,375人で過去最高だそうです。国別では、ベトナム23,242人(全体の40.5%)、中国8,591人(15.0%)、ネパール4,900人(8.5%)、フィリピン3,964人(6.9%)、インドネシア3,155人(5.5%)、ミヤンマー2,474人(4.3%)です。専門的・技術的分野の在留資格者15,658人(27.3%)、技能実習者13,125人(22.9%)、身分に基づく在留資格=結婚12,516人(21.8%)です。ハローワーク西脇管内には、3,500人の外国人労働者がおり、加古川・明石管内よりも多いです。その内、技能労働者1,424人、専門的・技術的分野の在留資格者1,129人です。管内の工業団地で働いている方が多いようです。

 私が伺った時、ハローワーク西脇には多くの求職者の方が来られていました。職員の皆さんが熱心に聞き取りをされていました。求職者の方に目につきやすいように、月ごとのイベントカレンダーも作成され、掲示も見やすくされているのがよくわかりました。奥村所長のもとで、職員の皆さんが管内の雇用の安定のために頑張っておられるのがよくわかります。物価高騰の中、厳しい生活を余儀なくされている求職者の皆さんと人手不足で困られている企業とを1つでも繋いでいっていただきたいと願っています。

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