走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

映画 「ふたたび」

2011年10月06日 20時24分48秒 | 映画
 週末に借りたレンタルDVDの映画が素敵だったので紹介しよう。
最初は、ハンセン病患者に対する差別撤廃を訴えかける意識啓発映画かと思った。
また、作りつけも予算が少なかったせいか、もう一つのような感じがしたが、財津一郎さんをはじめ、犬塚弘さんなど渋い役者人が脇を固めている。
そして驚いたのは、ナベサダこと渡辺貞夫さんが出演し、久しぶりに彼のサックスを聴く。

 さっそく、ナベサダのCDを引っ張り出して彼の音楽を聴く。
やはり彼は、日本が生んだ世界的なサックス奏者やと再認識した。
秋の夕べには、彼のサックスがええぞなもし...

 ところで、映画のほうのストーリーだがホームページから引用し、紹介させてもらう。

**********************************************************************************************************************

 いつも心にジャズが流れる街、神戸。

 大学生の貴島大翔(21)には、密かに憧れるジャズバンドがあった。

 “COOL JAZZ QUINTETTE” ――

 それは、たった1枚のLP盤を残して忽然と姿を消してしまった幻のバンドである。
 大翔は家に保管されていたコレクションの中に偶然そのLPを見つけ、熱烈なファンになった。

ある日、父・良雄が重い口を開いた。
 亡くなったと伝えていた祖父は生きている。
 ハンセン病療養所から50年ぶりに戻るから、我が家へ引き取ることにした、と。
 大翔には、生まれて初めて会う祖父・健三郎との接し方がわからない。
 頑固一徹。会話もない。
 ところが何の気なしに聴かせた一枚のレコードに、健三郎の表情が一転した。

 「嘘だろ?爺ちゃんが、COOL JAZZ QUINTETTEのトランぺッター?」
 しかし、健三郎は多くを語らなかった。
 そんな健三郎が、黙って家を出た。
 「人生でやり残したことがある。50年前のバンド仲間を探したい」
 巻き込まれるようにして、大翔はこの旅に同行することとなる。

 こうして、急ごしらえの祖父と孫の旅は、かつてのバンドメンバーを訪ねる形で、神戸から京都、そして和歌山へ・・・。
 50年ぶりの再会に戸惑いながら、健三郎の訪問に喜び、泣き、笑い、興奮する友人たち。
 そんな中、一人の女性の存在が明らかになる。
 彼女は、COOL JAZZ QUINTETTEのピアニストで、ハンセン病の健三郎の子供を産んだことで、家族からも子供からも引き離され、一人さびしく死んで行ったのだという。
 健三郎が一番会いたかった人とは、この女性=祖母だったのだ。

 大翔は、この旅を通して祖父から父・良雄を経て、自分へと繋がる家族の絆を知るのだった。
 2人の旅が終わりを迎える時、そこには思いがけないサプライズが待っていた。
 神戸の憧れのジャズクラブ「SONE」で、50年間果たせなかった
 COOL JAZZ QUINTETTEのライブを実現出来ることになったのだ。

 感動のラストステージが、今、幕を開ける――。

**********************************************************************************************************************

 秋の夜長、皆さんも素敵な映画と大人の音楽を聴いてみてはいかがでしょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。