走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

部下との対話Ⅱ

2006年06月23日 06時25分29秒 | その他
部下との対話第2弾です。
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 早速、返信いただきありがとうございました。
ぼくの思いとしては地域を突き放したいのではありません。地域がもとめてないものを松山市が押し付け、地域住民はうんざりしているのに、そこを何とか主事が引っ張っていき、松山市が押し付けたものを、かたずけています。
課長も、□□□課の話をしていましたが、このままでは、松山市は地域について、真剣に考えてくれないのでないか?そんな危機感をかんじます。主事が何とかして
いる間は、ただ愚痴をいっているだけとしか、とってもらえないのではないでしょうか。
地域を守るために、一度は突き放すのもどうかと考えています。ぜひ、みんなと議論してみたいです。

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○君へ

 まずは、ありがとう。
 君が地域の視点から物事を発想していることに感謝します。
 私は、はっきりというと、私たちが地域にずっと押し付けることばかりしていたのではないかということに気づかせてくれたことに。
 例えば、事業推進において、本来の目的を達成するというよりも、回数や動員数が事業成果だと勘違いしてこなかっただろうかということです。
 このことは、○君が指摘するとおりだと思います。
 こういったことを今まで誰もいわなかったことじたいがおかしいと思います。
 「学ぶ」ということは、自身に学ぶという姿勢がないかぎり身にならないと思うのであります。
 決して強制して学んでいただくものではありません。
 また、我々の使命は、その学ぶという姿勢を引出す契機づくりではないでしょうか。
 ○君をはじめとする志ある主事のみなさんへのお願いは、事業を拡大するだけが成果ではなく、むしろ地域住民の視点に立って、住民の方々が何を学びたいと思っているのかを的確に把握し、事業の見直しを行って欲しい。
 場合によっては事業の削減であっても、質の高いものになればいいと思います。
 戦後、団塊の世代と言われるベビーブーマーは、「量から質へ」と転換した世代だといわれています。
 そして、来春、その団塊の世代が大量退職し、高齢者の予備軍になります。
 つまり、高齢者マーケットは量から質へと、個人の価値観によって商品やサービスを選択するマーケッターになると言われています。
 こういった中で、行政サービスも例外とは思わないのです。
 私たちは、まったく無縁のように考えている世の中の動き、社会経済情勢に常にアンテナをはり、どこに向かっているのかを見ておく必要があると思います。
 なぜなら、最前線の現場だからであります。
 ともに、がんばりましよう。

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