走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

親心

2011年04月14日 22時45分01秒 | つぶやき
 十代前半の少年が交通事故にあい、脳死状態に陥ったという。

 ご両親は、勇気ある決断をされた。
 臓器提供という選択である。

 法が改正され、臓器提供できる年齢が引き下げられた初めての症例だという。
ご両親の思い、決断されるまでの苦悩はいかばかりであったことだろう...

他人にはわからない苦しい選択であったに違いない。
脳死で痛みがわからないにしても、早く楽にしてあげたい親心もあっただろう...
臓器だけでも生き続けて欲しいという親心もあっただろう...

 マスコミは十代初めての臓器提供ということで、かなり大きなニュースでとりあげた。

 そっとしておいてあげれなかったのだろうか。
なかには、その是々非々まで街角の人たちにインタビューするところもあったように思う。

 本当にそっとしておいて欲しかった。

 ご両親が、どれほど悲嘆にくれ、どれほど涙を流したことか...

 東日本大震災といい、マスコミには事実を伝える使命があるというのはわかるが、デリカシーは必要ないのだろうか。

 そして、臓器提供を受けられた方には、ぜひ元気になっていただきたい。
 健康には充分に留意され、ぜひ少年の分まで長生きして欲しい。

 少年のご冥福を祈るとともに、生きるチャンスを頂いた方のご健康をお祈りいたします。


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