走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

形を重視するのは、なぜ?

2006年04月05日 23時48分29秒 | その他
新しい職場に替わって3日目。
たくさんの人たちと出会い、新しくバージョンアップした名刺も既に100枚を超えようとしている。
うれしいのは、前の職場で知り合った人たちが尋ねてくれること。
でも、相変わらず席に座っていないので机の上に名刺がそっと置いてあるのを見ると、「申し訳ない」と思ってしまう。
そして、新しい出会い。
当課は41館の公民館本館(分館は400弱ある)と中島総合文化センター、野外活動センター、埋蔵文化会館の所管と松山市公民館連絡協議会とPTA連合会という組織まで所管している。
特に公民館本館は地域の拠点となるもので、そこには公民館主事として職員を配置しており、人事異動期に同様に配置替えを行う。
この異動がなかなか大変で、さまざまなエゴが交錯する。
不満も噴出し、納得がいかない方は、わざわざ出向いてこられて一言ある。
丁重にお話をお聞きし、頭を下げるしかない。
聞いていると、不満といってもいい人材を引き抜かれたことへの不満が多い。
新しい人は、人物がわかっていないから、そういう人への不満は少ない。
しかし、今日、一つだけ気になることがあった。
赴任時の服装である。
出先だと、職員も気が緩む。ついついラフな格好で挨拶に赴く。
そのことをピシャリとやられた。
館長さんたちの経歴を見ると、公務員や銀行員、先生、大企業のOBが大半である。彼らは、いわゆるお堅い職場で働いてきたから、身だしなみについてもきちんとして欲しいということなのだろうかと最初は思った。
だが、そうではなかった。
武道の精神はまず形から入る。
形がきちんと出来ていないものに健全な精神が身につくはずもなく、技術の向上も望めるはずがないということなのである。
なるほどと思った。
私が出来ること、それはまず、自らがきちんとした身だしなみを実践すること。
形は本当に大切なんだと、改めて感じた一日である。

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