走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

「変化」を妨げるとは

2013年03月07日 23時27分27秒 | つぶやき

 プレジデント2013.2.18号に成毛 眞さんの話が掲載されていたので一部抜粋して紹介しよう。

 一つの書物や思想には、成功するためのノウハウが書かれているわけではないということです。
 それを基準に物事を判断し、進めようとしているのだとしたら、成功するのは難しいと思います。

 その理由はいくつかありますが、まず挙げられるのが、「判断を間違えやすい」ということです。
 ある思想や理論は、もしかすると、過去においてはその瞬間、正しかったとしても、次の瞬間には時代遅れになっているかもしれません。

 世の中は常に変化しています。

 また、ビジネスにとって最も大事な「変化すること」を忘れてしまうということも問題です。
 特に、成長している業界においては、仕事を進めるうえで一番大事なのが、世の中や市場の変化に応じて、自分自身の考えを素早く変えていくということです。

 しかし、ある理論にこだわるようになると、何かを始める前に、やるべきか、やめるべきかという判断を下そうとするようになります。
 そうした判断は、決めるだけでも、時間がかかります。
 データを集めて、整理分析し、比較検討して、議論する必要があるからです。
 そして上司の了解を取らなくてはいけません。
 そうしている間にも、マーケットは変わっていきます。

 そのうえ、それだけ時間をかけて得られる答えは、先に述べたように、すでに時代遅れになっている可能性があります。
 また、人や組織はいったん時間をかけて下した判断に拘束されがちですから、さらに新たな変化をするということに対して、億劫になってしまいます。
 こういったことが、「変化」を妨げるのです。


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