走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

野田総理の所信表明について

2011年09月14日 19時28分29秒 | つぶやき
 昨日の野田総理の所信表明がわかりづらいと例によってマスコミが酷評していたが、しっかりと読めば箇所によっては共感し、希望のもてる内容だと感じた。
 特に前文の箇所は、私たち公に奉職するものとして常にもっておかなければならない心構えのようなものだと感じたので紹介しよう。

 この国難のただ中を生きる私たちが、決して、忘れてはならないものがあります。
 それは、大震災の絶望の中で示された日本人の気高き精神です。
 南三陸町の防災職員として、住民に高台への避難を呼び掛け続けた遠藤未希さん。
 防災庁舎の無線機から流れる彼女の声に、勇気づけられ、救われた命が数多くありました。
 恐怖に声を震わせながらも、最後まで呼び掛けをやめなかった彼女は、津波に飲まれ、帰らぬ人となりました。
 生きておられれば、今月、結婚式を迎えるはずでした。
 被災地の至るところで、自らの命さえ顧みず、使命感を貫き、他者をいたわる人間同士の深い絆がありました。
 彼女たちが身をもって示した、危機の中で「公」に尽くす覚悟。
 そして、互いに助け合いながら、寡黙に困難を耐えた数多くの被災者の方々。
 日本人として生きていく「誇り」と明日への「希望」が、ここに見出せるのではないでしょうか。


 ジョンFケネディは、就任演説で「私に何をするかを求めるのではなく、私たちが何をするかを考えて欲しい」と言いましたが、私たちも総理大臣だけに求めるだけでなく、私たちはこうするから、これを支援して欲しいという思いをもち始めようではありませんか...


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