走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

人のお世話をしても

2007年06月25日 22時21分43秒 | その他
★★☆ 悩み相談

 最近、さまざまな人たちから悩み相談を受ける機会が多くなりました。
特に、地域のお世話をいただいている方の悩みは深刻です。
というのも、人のお世話を一生懸命しているのにも関わらず中傷誹謗を受けることが多くあるからです。
 そして、なによりも、そのことで悩み苦しみ地域活動から遠ざかっていく、本当に残念なことです。

 今日もそのようなケースの方の悩みでした。
見るからに窶(やつ)れ、苦しんでいる様子が誰から見てもすぐにわかるくらい深刻なものでした。
どのようなお話をしていいのか、どのような声をかけていいのかわからないくらいの疲労困憊(ひろうこんぱい)ぶり。

 この方は、人懐こく楽天家で、周囲の人たちを和ませる魅力をもっているにも関わらず、時として、人によっては疎ましく、嫉妬の的になることがあります。
人は弱いもの。
常に、誰かを攻撃し、自分が優位に立つことで自分の存在を鼓舞しようとします。
でも、それって見ようによっては悲しい人のような気がします。
私は、相手の人格を認め、尊重してこそ、自分も高まるものだと思うのです。


★☆☆ 涙の数だけ強くなれる

 その方は、「私は困った人を見るとほっとけない正確なんです。私は、小学校の時に両親を亡くし、弟とおばあちゃんと三人で生きてきました。だから、困っている人がいると見過ごすことができないんです。」

 ずしんときました。
人はそれぞれ歴史をもって生きています。底抜けの明るさの後ろに背負ってきた歴史があります。
私は、かける言葉をさがしましたが見つかりませんでした。
あえて、簡単に「気にすることはありませんよ。私たちは、口だけの人は信用しませんから。毎日、毎日、雨の日も風の日も変わらぬ行動をしている人を信じますから。ははは・・・。」
これだけ言うのが精一杯でした。

 どうかお願いです。
 人のために、善意で行動している人を悪く言うのをやめていただけませんか。
 あなたに良心があるなら。



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