走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

父兄参観

2008年04月28日 00時45分03秒 | その他
 働くパパはカッコイイ

 今日始めて、公民館事業に家内を連れて行きました。
 年間を通じて、土日の行事が目白押しで家内には留守番だけをさせ、帰れば「疲れた、疲れた。」と食事をするか、寝るだけの繰り返しでした。
当然家内からは、「よお寝るねぇ。」とか、「何か話すことないん?」などと不平不満の声。
「私は、疲れとんよ。」と心に叫ぶが、声を発して言うことはなく、家内にとっては本当につまらない夫婦生活ではなかったかと気づきました。

 そして、先週、家内の方から「私も公民館行事見に行こうかな?」と呟かれた。
私は、「今度の日曜日、いっしょに行ってみる?」と聞き返した。
「そうね、行ってみようかしら。」
商談成立であります。

 そして、今日、時間より早く着いたので石手川ダムまで足を伸ばし、日向ぼっこをしながら、久しぶりにさまざまな話をしました。
柄になく、つい本音がぽろり。
「本当に苦労かけたなあ。」
「あら、何言ってんだか。過去形でなく進行形よ。でも、あなたが頑固で負けず嫌いなのは誰よりもよく知っているから、ここまでやってきたんだから、最後まで好きにしたら。」
「俺って不器用かな?」
「そうね、器用か不器用かと聴かれたら、不器用ねえ。」
「やっぱり」
「でも、いいんじゃない。今までどおり、一生懸命なら。」

 そして、筍狩りのイベントでは、久しぶりに歩きました。
かなりの急勾配でしたが、太陽の日差しと竹林の涼しい風が季節を運んでくれ、久しぶりに家内の笑顔を見たような気がします。


 公民館主事の宿命として、土日の行事が多いために家族サービスがおろそかになります。
特に小さなお子さんをお持ちの公民館主事にとっては、これはかなり辛い試練です。
なかには、お父さんになつかなくなった子どもさんもいるようです。
それでも、彼等は黙々と仕事をしてくれます。
 今日家内を同伴したのは、部下たちにもご家族を積極的に自分の仕事場に参観に来てもらってはどうかと思うのです。
何かのCMではないですが、「働くパパの背中はカッコイイ」と思うのです。
100万遍のしつけの言葉より、汗をかきながらがんばるパパや夫の背中を家族にもっともっと見せた方が、心に伝わると思いませんか。

 本当に君たちはかっこいいですよ。

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