皆さんは、写真の花を知っていますか。
和名 イカダカズラ
科名 オシロイバナ科
花期 5~10月
原産地南米
特徴 南の国の熱帯花の代表。
花に見える部分は本当は苞(ほう)で、3個の苞で形成されています。
中にある白い部分が花。苞の色は赤、桃、橙、黄、白などいろいろ。
そう、「ブーゲンビリア」という花です。
私は、この花を死んだ父に教えてもらいました。
父は、戦争時代、南方にいたそうですが、その時の透けるような海、どこまでも続く青い青い空、それに色鮮やかな紫と桃色が混ざり合った苞(ほう)が、印象深かったと話していました。
戦争の話をしなかった父が戦争時代のことで話してくれたのは、この花と、ある中尉の話でした。(このことは、別で書きましょう。)
おそらく、父は、惨たらしく、悲惨な戦場とは裏腹に、見たことのない南国の美しさのギャップが、この花をより印象づけたのかもしれません。
そういえば、小さい頃、私が何気なく言った、「戦争のない時代に生まれてよかった。」という一言に、目を細めながら、すごく喜んだ父の笑顔を今も覚えています。
和名 イカダカズラ
科名 オシロイバナ科
花期 5~10月
原産地南米
特徴 南の国の熱帯花の代表。
花に見える部分は本当は苞(ほう)で、3個の苞で形成されています。
中にある白い部分が花。苞の色は赤、桃、橙、黄、白などいろいろ。
そう、「ブーゲンビリア」という花です。
私は、この花を死んだ父に教えてもらいました。
父は、戦争時代、南方にいたそうですが、その時の透けるような海、どこまでも続く青い青い空、それに色鮮やかな紫と桃色が混ざり合った苞(ほう)が、印象深かったと話していました。
戦争の話をしなかった父が戦争時代のことで話してくれたのは、この花と、ある中尉の話でした。(このことは、別で書きましょう。)
おそらく、父は、惨たらしく、悲惨な戦場とは裏腹に、見たことのない南国の美しさのギャップが、この花をより印象づけたのかもしれません。
そういえば、小さい頃、私が何気なく言った、「戦争のない時代に生まれてよかった。」という一言に、目を細めながら、すごく喜んだ父の笑顔を今も覚えています。