走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

市民にとってのセクト主義とは

2009年08月27日 00時01分49秒 | つぶやき
 行政の縦割り的な発想はよくマスコミなどから槍玉に上がります。
 なぜ、そのようなことが発生するのか、最近よく考えます。

 一番単純な発生源は、仕事が好きでない人が今以上に仕事をしたくない場合、さまざまな理屈(屁理屈??)をつけて、まず自分の部署の仕事ではないと説明します。
おそらく、本人は上手に断ったつもりでしょうが、確実にその人の信用はなくなっていると思います。

 次に発生する可能性が高いのは、組織防衛の観点から出てくる場合ではないでしょうか。
これは、今、これを受けると先例となり身動きが取れなくなると予測すると、頑なに理屈を並べます。
これも、本人はじょうずに煙に巻いたと自画自賛し、組織を守ったと、胸を張るのでしょう。
仕事が嫌いな部下が集まっていると、その上司を褒めまくるということになるのでしょうか。
そうなると、この上司はいつしか先のようなタイプに変貌していく可能性があります。
 
 何が言いたいかというと、この中に市民が不在であるということです。
 時代の変化は加速度的に替わってきています。

 大切なことは、市民にとって何が大切かを短時間で「判断」するかだと思います。
これが迅速な対応というものです。
しかし、「短時間に判断する」というのは、いきなりできることではありません。
平素の情報量の保有とそれを選択するセンスを磨いていなければ対応できないと思います。

 ワタミの渡辺社長は、そのコツを上手に整理してくれています。

 その1:ものごとをさまざまな角度から観る

 その2:ものごとの本質を観る

 その3:時間軸を伸ばして観る

 他部署のやり取りの中で、私は特にこのことに注意しながら発言し、行動しているつもりです。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。