走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

今日は何の日?

2013年05月09日 21時55分09秒 | おもしろい

 皆さんは今日が何の日か知っていますか?

 知らない?

 今日は、5月9日なので「ゴックン」の日なのだそうです。
 実は、昨夜、高知県馬路村の職員の人たちと友達になり教わりました。

 驚いたことに、「これ、見たことあります?」と出されたのが下のドリンク写真です。

  

 まぎれもない「ゴックン」です。

 常に持ち歩いているという、このプロ意識には脱帽です。

 そこで、「なぜ、ゴックンはブレイクしたんでしょうね?」と質問すると、

 「もともと柚子を加工して売るには、ポン酢くらいしか思いつかなかったんです。
  そこでドリンクにしたらということで生まれたのがゴックンです。
  でも、片田舎で生まれたドリンクをどうやって売ったらいいかわからない。
  スーパーにおいてもらおうにも、どうやっていいかわからない。
  そこで考えたのが、『外堀大作戦』です。
  商品をどこにも置かないうちにバンバン、テレビCMを流したんです。
  そうしたら、消費者からスーパーに問い合わせが来て、そこから問い合わせが
  きたのです。
  そうすると、生産が追い付かないから相手もそんなに売れているなら、ぜひ
  置かせてほしいとなったんです」

 「それは、誰が思いついたんですか?」

 「当時のJAの組合長です。それからが大変です。みんな巻き込まれちゃって」

 「うれしい悲鳴ですよね」

 「確かにそうなんです。もともとうちのJAは変わっていて農薬・肥料を売らないというので有名だったんです。」

 「へぇ~、それで(経営が)成り立つんですか?」

 「はい、今のJAはほとんど金融部門で食べています。なら、農薬・肥料を売るのをやめて安心安全な農産物を消費者に届けようということになったんです」

 「へぇ~、自然栽培を一番反対するのはJAかと思いました。すみません。」

 「勘違いしてもらっては困るんですが、いかにおいしいものを安心安全に届けるか、その一念なんです。」

 「へぇ~、当たり前のことがとっても新鮮に聞こえますね。」

 初対面だというのに、またまた打ち解けてしまい、高知県馬路村に友達ができてしまいました。

 そして、今日帰りに「ゴックン」を買って帰って、ゴックンしました。