近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

沖縄の歴史・文化 沖縄の特徴・“もう一面の沖縄”海外雄飛!

2008年05月12日 | 歴史
沖縄が琉球王府時代に、朝鮮・中国・東南アジア諸国と広く貿易をしていた。
琉球王府は外国に目を向けて広い視野を養っていたと云える。
今日、沖縄出身の人たちの活躍には目を見張るものがある。芸能人として活躍している人たちも多い。

沖縄県の人口は、平成20年3月現在わずか137万人弱だが、外国に住み活躍している沖縄人が130万人もいるそうだ。沖縄人の歴史はユダヤ人に似ている。

ユダヤ人の場合、本国イスラエルに住んでいる人たち以上に多くの人々がアメリカなど外国に住み活躍している。
世界で活躍する沖縄人は、まさに日本のユダヤ人といったところだ。



写真は、沖縄国頭郡金武町に所在する、海外移住の父・“當山久三”の銅像。

ハワイには沖縄から移民してきた祖先を持つ人たちが約20,000人もいる。
沖縄からの本格的な移民は、1900年ハワイへ旅立った26人の集団移民が始まり。

かれらは自分たちのことを“日系人”とは呼ばず“沖縄人”と紹介するらしい。それだけ自分たち先祖の歴史や文化を大切に後世へ残そうとする姿勢が窺える。



写真は、ハワイに残るハワイ出雲大社。

沖縄県とハワイ州は産業構造・自然環境などの類似点や、多くの沖縄県出身者らが在住していることから、1985年に“姉妹都市”提携を結んだ。

当時の沖縄の暮らしは貧しく、南海の孤島で、土地が狭く、天然資源不足・自然災害などが、沖縄の人々を夢大きい海外へと導く理由になったと考えられる。

出稼ぎ・金儲けなど経済的な理由のほか、徴兵忌避・県内の過剰人口抑制・移民先からの送金などを期待した、移民政策が外国移住を後押しした。





写真は、ブラジルへ出航する100年前の神戸港及び2007年のブラジル移住記念カーニバルの様子。

現在、日本人移民の大部分は北米および中南米に在住するが、中でも日本人移民の最大の集団は、2008年4月28日に100周年の節目を迎えた南米ブラジルで、日系人は約150万人と推定されている。



写真は、ボリビアへ出航する移民団。

日本人移民とその子孫はペルー・アルゼンチン・ボリビアなど南米に数多く移住・定住し、現在では北米在住者よりも数が多く、南米在住日系人は外国在住全日系人の60%以上を占めると推定されている。

特に沖縄県出身の移民が圧倒的に多いと云う。琉球王府時代から培い・育んだ海外進出マインドが、南北アメリカ・東南アジアなどに130万人もの先祖を残す結果を導いたと云える。


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